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DQライバルズ民向けオートチェスのすすめ
0.はじめに
皆さんこんにちは。ロビンそんと申します。私は現在「オートチェス」というゲームにハマっております。とても楽しくやりこみがいのあるゲームで、是非このゲームをより多くの方に遊んでみて頂きたいという思いで今回記事を執筆させて頂きました。また、私は「ドラクエライバルズ」(以下:ライバルズ)というゲームもリリース開始時からプレイしており、ライバルズをきっかけに交流をしている方が多いです。そこでオートチェスとライバルズと比較する文章を盛り込み、ライバルズプレイヤーへよりアピールできる内容を意識しております。
私のオートチェスの実力ですが、「キング」ランクにギリギリいけるかなというレベルです。キングランクはライバルズでいうところの「レジェンド」ランクに相当していると思います。そしてオートチェスにはキングの上に「クイーン」というランクがあり、こちらはライバルズでいうところのランキングボード入りに相当していると考えております。クイーンランクにはいつか到達できたらいいな~という気持ちで、試合を楽しむことを第一にプレイしております。では早速下記より内容に入りたいと思います。
※思いのほか文章が長くなってしまったため、サクッと読まれたい方は目次②~⑥は省略してお読み頂ければと思います。①がざっくりとしたゲーム説明、②~⑥はより踏み込んだゲーム説明、⑦以降がPRとなります。
1.オートチェスってどんなゲーム?
オートチェスは基本8名で行うゲームです。自分以外の7名全員が敵プレイヤーとなります。プレイヤーは毎ラウンド支給されるお金(単位は正確には``$``表記のようですが一般的に``G``を用いられることが多いです)を使って自分の部隊を準備し、敵プレイヤーと戦います。その戦いで負けてしまったプレイヤーは戦闘で生き残った敵駒の数などを参照し、それに基づいてライフポイントにダメージを受けます。戦闘後は次のラウンドに移行し、再び準備→戦闘を行います。これを繰り返し、最後まで自分のライフを守り切ったプレイヤーの勝ちとなります。ざっくりいうと、お金をやりくりして強い部隊をつくり、敵プレイヤーの部隊を倒して最後まで生き残るゲームです。
2.各ラウンドの流れ
ラウンドについてもう少し詳しく説明します。各ラウンドは準備パートと戦闘パートがセットになっています。ラウンドが開始するとまずは準備パートが始まります。準備パートでは
・駒を購入する、駒を売る
・駒を盤面に配置する、すでに配置している駒の配置を変える
・駒にアイテムをもたせる
・プレイヤーレベルをあげる
などといった行動が可能です。駒の購入とレベルあげにはお金がかかります。また、ショップに並んでいる駒はお金を払って入れ替えることが可能です(通称「ガチャ」などと呼ばれます)。各プレイヤーは所持金と相談しながら必要な駒を買ったり、配置したりして戦闘の準備をします。レベルを上げると盤面に並べられる駒の数が増えたり、価値の高い駒がショップに並びやすくなります。準備パート開始から一定時間が経過すると準備パート終了、戦闘パートに移行します。
戦闘パートに入ると自分を除くプレイヤーの中から選ばれた1名の部隊と、自分の部隊との戦闘が始まります。戦闘開始後はプレイヤーの技術介入要素はなく、配置した駒同士が自動的に戦ってくれます。応援しながらその戦いの様子を見守りましょう。少し慣れてきたら、戦闘時は敵がどんな駒を集めているか、どんな方向に進んでいきそうかなど多くの情報を得るチャンスになります。そこで得た情報をもとに、自分の部隊をどう編成していくかを改めて考えましょう。
※一応、準備パートでも敵プレイヤーの情報は確認可能です。
戦闘パートが終わると次ラウンドに移行、再び準備パート→戦闘パートとなります。この流れを繰り返していきます。
3.駒について
ショップで購入できる駒にはそれぞれHP、攻撃力、攻撃速度、攻撃射程、防御力、固有スキルなどが設定されています。駒1体の値段は1G~5G、基本的には値段の高い駒であるほどステータスが高かったり、強力なスキルを持っていたりします。
画像は1Gの「セイウチボクサー」という駒です。威圧感たっぷりだけど、どこかかわいげがあります。オートチェス界のトドマン的存在です。攻撃射程は1マス、見た目通りの近接攻撃ユニットです。スキルは北海神拳、敵駒1体に強力なアッパーをお見舞いして通常攻撃の3倍のダメージと1秒間行動不能状態にさせます。前衛で敵駒をせき止め、殴り続けるのが主な仕事になります。
こちらは2Gの「光羽のアーチャー」という駒です。脚が良いですよね、脚が。え、胸?とまあそれはさておきこちらは先ほどのセイウチボクサーと比べると体力は低めに設定されていますが、攻撃射程が4マスと長く、攻撃速度も速い駒になります。スキルもランダム性はありますが、ダメージやスタン時間がセイウチボクサーのスキルより強く設定されています。他の味方でうまく相手の前衛をせきとめることができれば、遠距離からチクチクとダメージを出し続けることが可能です。
おいおいまたセイウチ、、、と思った方、よくご覧になってみてください。何かオーラのようなものを纏っていますね。実は同じ駒を3体購入すると、その駒をランクアップさせることができるのです。画像はランク2のセイウチボクサーです。HP、攻撃力、スキルが強化されています。
オートチェスでは現在のレベルに応じて盤面に並べられる駒の数に限りがあります。戦闘を有利にするためには、この限られた枠のなかでなるべく強い編成を作る必要があります。その際、ランクアップした駒を並べることで枠の消費を抑えながら部隊を強化することができるのです。盤面に並べられる駒が最大3つの場合、ランク1の駒を3体並べるよりランク2の駒1体+ランク1の駒2体の編成の方が基本的には勝ちやすくなります。
また、ランク2の同じ駒を3つ集めるとランク3にランクアップさせることができ、さらに強力な駒になります。
紹介しきれませんが、他にも多くの種類の駒が存在します。現在ランクマッチで使用可能な駒は約70種類です。
4.駒のシナジーについて
駒はあらかじめ設定されたHPなどのステータス、スキルのほかに種族とジョブという設定を持っています。この同じ種族を持った駒を必要数以上、または同じジョブを持つ駒を必要数以上集めると「シナジー」が発動します。必要数は発動させるシナジーによって変わります。例えば、上であげたセイウチボクサーは「ビースト」という種族と「ウォリアー」というジョブが設定されています。
種族ビーストを持つ駒を2種類並べると、画像の②の文章、味方駒全員の攻撃力を10%上昇させるシナジーが発動します。ここで一つ注意したいのが、2体ではなく2種類並べるという点です。例として、セイウチボクサーを2体並べてもビーストシナジーは発動しません。セイウチボクサーと、セイウチボクサー以外の種族ビーストを持つ駒が必要になります。
シナジーには段階があります。種族ビーストを持つ駒を4種類並べた場合、画像の④の文章、味方駒全員の攻撃力30%上昇という効果へパワーアップします。さらに6種類並べることに成功した場合、シナジーはよりパワーアップします。
ジョブシナジーも種族シナジーと同様、必要数以上の該当駒を並べた際に発動し、自分の部隊をパワーアップさせてくれます。ウォリアーシナジーは味方ウォリアーの防御力をあげてくれる効果になります。
5.シナジーを組み合わせる
上で紹介した駒のランクアップとシナジーを駆使して、プレイヤーは強い部隊編成を目指していきます。やみくもに好きな駒を購入せず、どんな形にしていくのかをイメージしながらショップに並んでいる駒を購入、盤面への配置を考えていくことが戦闘を有利に運ぶ為に重要です。ここではより実戦的にシナジーを組み合わせた例を紹介します。
敵駒の防御力を下げる「アンデッド」シナジー、味方のハンタージョブを持つ駒の攻撃力を強化する「ハンター」シナジーを組み合わせた構成です。敵駒へのダメージが格段に上昇する攻撃的な部隊になります。敵駒をハチの巣にしてやりましょう。
敵駒の攻撃を一定確率で回避するようになる「ウィングス」シナジーと、味方アサシンの攻撃が一定確率でクリティカル攻撃になる「アサシン」シナジーを組み合わせた構成です。強力なクリティカル攻撃をだす一方で基本的に撃たれ弱く設定されているアサシン駒ですが、ウィングスシナジーによってひらりひらりと攻撃を避けながら攻撃し続けるようになります。まさに「蝶のように舞い蜂のように刺す」華麗な部隊と化して戦ってくれます。
各駒は対戦中に使用できる総数が決まっており、その総数は他プレイヤーと共有となります。そのため、多くのプレイヤーが集めている駒はショップに並びにくくなります。つまり、人気シナジーは競合となり手が進みにくくなります。この辺りの駆け引きもかなり深いです。
どのシナジーを組み合わて部隊を編成しようかな・・と思考を張り巡らせている時間は、カードゲームでどんなデッキにしようかな、どんなコンボを取り入れようかなと考えたり、麻雀でどんな役に進もうかなと考える時間と似ていると私は思います。これらのゲームにふれたことがある方、これらのゲームがお好きな方はシナジーについてイメージしやすかったり、オートチェスも楽しいと感じられる可能性が高いと思います。
6.強い部隊を作るためにとにかくお金が必要
プレイヤーは毎ラウンド開始時にお金を支給されますが、このとき一定以上のお金をすでに所持していれば「利子」収入を追加でもらえます。利子収入は、ラウンド開始時の所持金の10の位の数値分になります。例えば所持金が10G~19Gであれば1G、20G~29Gであれば2Gとなります。利子収入は最大5Gまでとなります。よって所持金が50Gを超えている場合、そこからどれだけ所持金が増えても利子は5G固定です。
無計画にお金を使ったプレイヤーと、利子を活用したプレイヤーとでは使えるお金の総額に差がつきます。このゲームでは駒を買うにもレベルアップして並べる駒の数を増やすにもお金が必要です。お金をたくさん持っている、使えるプレイヤーほど有利に試合を運ぶことができます。
ただし、温存していてばかりでは毎ラウンドの戦闘に勝てずに自分のライフがどんどん減っていってしまいます。また、利子ボーナスの他に連勝ボーナス(一定数連勝すると得られる収入)、連敗ボーナス(一定数連敗すると得られる収入)といった収入もあります。ライフ温存と連勝ボーナスを狙って早い段階でお金をかけるのか、ライフを犠牲にして利子収入や連敗ボーナスを得ることでお金を温存しつつ勝負所で一気に投資して盤面を強くするのか、この辺りの判断や駆け引きが難しくもあり楽しくもあります。
長くなってしまいましたが、ここまでがオートチェスとは一体どんなゲームなのかについての説明となります。
改めまして、お金をやりくりして駒のランクアップやシナジーを活用しつつ強い部隊を作り敵プレイヤーを倒す!最後まで生き残る!これがオートチェスです。
7.オートチェスはこんな方にオススメ!
・頭を使ったゲームが好きな方
とにかく頭を使います。上では詳しく述べませんでしたが他にも駒の配置やアイテム、お金をかけるタイミングなど考えるべきところは非常に多いです。しかしその分勝利したときの達成感は大きく、やりがいがあります。
・お金をかけずにゲームを楽しみたい方
課金要素はスキン(見た目等の変更)が主です。課金しないと使用できない駒がある、駒の強さに差が出るなどといったことはございません。そのため、課金行為がゲームの勝敗には全く関わってきません。ゲームをインストールするだけでオートチェスというゲームを100%楽しむことが可能です。
・1位をとらなくても満足できる方
8名で行うゲームだけあって1位をとることは他のゲームよりも難しいと思います。自分も他の7名も真剣ですからね。しかしこのゲーム、3位以内に入れば勝利です。もちろん1位はとりたいところですが、相性や完成度の兼ね合いで厳しいという展開もあります。そのような試合でも、今回は1位の構成には勝てそうにないけど2位を目指そう!などといったプランを組むことも可能です。そう考えると勝利することへのハードルがぐっと下がり、気楽に戦える気がしませんか?
・麻雀のお好きな方
シナジーを作る行為と麻雀の役を作る行為はかなり似ていると思います。敵プレイヤーの動向を観察しながら自分の部隊を整えていく点も麻雀に通じる部分があるかと思います。
8.オートチェスのここがダメ!
・ルールが難しい
上で紹介した以外に、試合を有利に運ぶためには覚えなくてはいけないことや細かい法則が多数あります。ある程度把握できるまで、よくわからないままに負けて試合が終わってしまうという方が多いかもしれません。
・駒のデザインに癖がある
こちらは人によって好みがあるかと思いますが、私は万人受けするデザインではないと思っています。私自身オートチェスを始めた頃は、デザインはイマイチ・・・でもゲーム性がとても楽しい!と我慢してプレイしていました。ただ、今では一周回って大好きです。セイウチかわいいよセイウチ。
・1試合に時間がかかる
自分が脱落するタイミングにもよりますが、1試合の所要時間は30~40分になると思います。その為ちょっとした休憩時間にプレイできない点がネックです。
・プレイ人口が少ない
日本人のプレイ人口が決して多くはありません。(こんなことを言っておきながらアクティブユーザーの実数は把握できていません。申し訳ございません。)しかし海外プレイヤーがかなり多く、マッチングに関しては全く問題ないです。むしろグローバルに対戦ゲームを楽しむことができるという捉え方もできると思います。
9.ドラクエライバルズとの比較
私はサービス開始時からドラクエライバルズ(以下:ライバルズ)をプレイしております。そのライバルズと比較して、オートチェスの魅力について述べていきます。まず前提として、どちらもプレイヤーの実力がしっかり試合に反映されるゲームだと思います。なおかつどちらも時に運要素が勝敗に絡むゲームであると思います。この運要素による勝敗のブレは、数試合レベルの短期的な期間で見ればライバルズの方が大きいと感じています。
ライバルズの試合では、不利を取り返すチャンスがオートチェスに比べると少ないと感じます。2~3ターン、最悪1ターンで取り返せなければ敗北に直結してしまうケースもあると思います。(単純にオートチェスより試合時間が短いので当然といえば当然なのですが・・)仮に1ターン不利を返せなかったことで負けてしまった場合、その試合はプレイヤーにとっては良いゲーム体験とはなりにくいと思います。〇〇されただけで負けじゃん!とつい嘆きたくなる試合です。またOTK(ワンターンキル?)や特殊勝利よって負けてしまうケースも人によっては良いゲーム体験ではなくなってしまうかと思います。
オートチェスの場合、俗にいう上振れによって敵プレイヤーが序盤でかなり強い編成を作り、自分が不利な状況に置かれていたとしても、そのプレイヤーとの戦闘は数ラウンドに1度です。戦闘で負けてしまっても次にそのプレイヤーと対戦するまでに間隔が空きますし、次に戦うその時までにしっかりと準備をすればいいのです。いまは自分の部隊が弱くても、自分の方がお金をうまく温存できている場合には、後々自分の方がお金を多く使えてより強い編成になる、といったケースも多々あります。数ターンの不利や現状の目に見える勢力差に一喜一憂せず、長期的な戦いを楽しめるのがオートチェスの醍醐味です。
しかしながらライバルズも素晴らしいゲームです。運要素は時にゲームを楽しむ上での良いスパイスにもなると思います。また、オートチェスの駒が約70種類であるのに対し、ライバルズは数えきれないほどのカードがあります。試合をせずにデッキを考えているだけでも楽しいという方も多いはずです。またキャラや演出は言わずもがなですね。ドラクエ最高です。オートチェスと比較して短期的な運要素によるブレが大きいとは述べましたが、試行回数を重ねれば最終的に実力のある方が上の順位となる、実力がしっかりと反映されるゲームであると感じています。
10.ライバルズ民向けのオートチェス用Discordもございます
上の説明などを読んで興味が出た、やってみたいという方、ぜひ一度プレイしてみてください!始めるにしても単独では心細い、誰かとワイワイプレイしてみたいという方、ライバルズプレイヤー向けのDiscordサーバーもございます。
雑談・情報共有のほか、不定期でDiscord参加メンバーで日程を調整して通話を交えながら対戦(通称:チェス会)を行っています。(むしろこのチェス会がメインです)日々オートチェスに励んでいる方から普段まったくプレイしていないながらもこのチェス会時のみプレイされるという方まで、幅広い層の方が参加されております。新しいコミュニティへ入る際、何か共通の話題があると心強い方は多いと思います。こちらに所属している方々はみなライバルズを遊んでいる、遊んだことのある方ばかりです。同じようにライバルズをプレイされている方でしたら、親近感を持って加入頂けるのではないしょうか。Discordへの参加を希望される方いらっしゃいましたら、ロビンそん(Twitter ID:@yuppiboh)までお気軽にご連絡ください。
今回私が説明したのはオートチェスのさわりの部分であり、オートチェスを全くプレイされたことのない方へ向けて書いたつもりです。純粋なオートチェスのDiscordやより実践的な戦術を詳しく記載した記事なども有識者の方々が作成されております。もっと詳しくオートチェスについての知識を得たい方はそちらも是非ご確認いただければと思います。
この記事を読んでオートチェスに興味を持ってくださる方が増えてくれると嬉しいです。最後まで読んでいただけた方、本当にありがとうございました。よきゲームライフを!!
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