大学時代の恩師の最後の授業を聞きに、15年ぶりに大学に行ってきた話
すっかり更新が滞っていましたが、これは書いておきたいなぁと思ったことがあったので11カ月ぶりにnoteを書いております。
2022年3月5日。大学時代の恩師・岸志津江先生の「定年退職をお祝いする会」に行ってきました。
大学2・3年の時に岸先生の「広告プランニング」というゼミに入っていて、社会人になってからもゼミでの経験は確実に活きているなぁと思いながら、気が付けばもう15年も社会人をやっています。
そもそも東京経済大学（東経大）は滑り止めのつもりで受けていて、行くつもりはなかったのですが…結果的に東経大しか受からず、浪人するか迷ったけれど一刻も早く東京に行きたくて入った大学でして。
なので、入学してから今までなんとなくモヤモヤしているところがあったのですが、15年ぶりに岸先生の授業を受けて『東経大に行って良かったなぁ』と心から思えました。
今の会社に入社するときに卒業証明書が必要になり、久々に大学のホームページを見たときに「そういえば岸先生はお元気にされているかなぁ」と思ってちょっと調べてみたら、なんと副学長になられていてびっくり…！
そして先日は第41回「東京広告協会 白川忍賞」を受賞されたりと、本当に凄すぎる先生で。
”女性なのに”という表現は、今時あまりするものではないかもしれませんが、先生の年代で考えると本当にすごいなぁと改めて思いました。
（今日初めて知ったのですが、岸先生は私が卒業した「流通マーケティング学科」ができたときから24年間、東経大にいらっしゃったそうです。マジで知らなかった…）
久々にお目にかかりましたが、変わらず本当にステキでかっこいい、在学中からずっと私の憧れの女性です。
今日の「定年退職をお祝いする会」も、一緒に行く人がいなかったので現地に行ったところで一人だな…と思いつつ「きっと行かないと後悔するし、先生にお会いしたい！」と思って行ったのですが、やっぱり行って良かったです。
結果的にゼミの後輩が声をかけてくれて、会の前に久々に国分寺でランチをしながらいろいろ話ができてありがたかった…！
久々に呼ばれて思い出しましたが、私の大学時代のニックネームは『ねえさん』でした笑笑
（ベーコンチーズバーガー：940円 美味しかった…！）
こんなお店があるなんて知らなかったー！と思って調べたところ、2007年6月からお店がある模様（食べログ情報）なので、2007年卒の私はギリギリかぶっていませんでしたｗ
会場で声をかけてくれた後輩がいたり、先生が私のことを覚えていてくださって嬉しかったし、先生に今の会社とごはん旅の名刺をお渡しできたので良かったです。
コロナ禍の中、「定年退職をお祝いする会」をリアルでも参加できるように調整いただいた大学の方、この会の幹事をしてくださった皆さまには本当に感謝です。ありがとうございました。
ありがたいことに、これまで働いている中で”学歴”が壁になることを感じずにここまできていますが、正直今でも学歴コンプレックスが一切なくなったわけではありません。
でも、東経大に入って、岸先生の授業を受けてゼミにも入ることができて、友人やゼミの同期・後輩にも恵まれたことを考えると、19年前にこの大学に入ることを選択してよかったなと思います。
なので、高校生活がしんどくてどうしても東京に行きたくて、いい大学に行こうと思って頑張って勉強していたのに失敗してしまった自分に「その選択は正しいし、楽しい未来が待ってるよ」と言ってあげたいです。
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昨年、岸先生が携わっている書籍が発売されたとのことで、授業中に早速購入したので(笑)しっかり読みたいと思います。
私自身、広告を生業にしたことはないのですが、先生の授業で学んだ「広告を見てから、どのような心理的反応があって、どのような行動につながるのか」という考え方は、サービスやメディア、コミュニティに置き換えても根本的な考え方は一緒だったのではないかと思っています。
4月でなんと社会人16年目。今の会社ではまだ下っ端ですが、会社によってはもうお局ポジションでもおかしくないですよね(笑)
日々の忙しさに忙殺されて、目の前のことに目を奪われがちですがインプットの時間は無理矢理にでも確保しないとな。（自戒）
あとやっぱり、何かを決めるときは「自分の頭で考えて、自分で決める」というのはやはり大事だなたと改めて感じたので、これからもこのポリシーは持ち続けたいです。
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