マッチングアプリで出会ったすごい人〜結婚願望強過ぎ男子の圧力〜
今回は、マッチングアプリで出会ったすごい人についてお話ししたいと思います。
私は現在30歳、そろそろ結婚に繋がるような出会いがあれば良いなあと考え始めていました。
職場は女性ばかりで、これと言った出会いは期待できそうになかったので、思い切ってマッチングアプリに登録してみたんです。
まさか、あんな出会いが待っているとは…ぜひ、気軽な気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
結婚願望強すぎ男子の第一印象は結婚について前向きで真面目な人
マッチングアプリに登録してしばらく経ったころ、出会ったのが例の男性でした。
やり取りを初めた男性の最初の印象は、〈結婚に前向きで真面目な人〉と言う感じでした。
仕事もいわゆる、お堅い仕事に入る部類で、趣味は読書と美術館巡り、そして旅行と言う、真面目を絵に描いたような人でした。
ちょっと真面目過ぎるかなあとも思いましたが、優しい感じの人だったのと趣味も合いそうだったので、やり取りを続けることにしました。
しばらくマッチングアプリ上でやり取りをした後、LINEを交換しました。
LINEを交換してしばらく経った頃、男性からLINE電話をしたいと言われたので、初めて電話で話すことになりました。
やはり、電話となると私は緊張してちょっとドキドキしてしまいました。
それは、相手も同じだったのか、最初の一声から緊張感が伝わってきました。
まずは、お互いに自己紹介をして会話を始めました。
男性にまず聞かれたのが、「結婚願望はありますか?」と言うことでした。
もちろん、そろそろ結婚したいなあと考えていたので、「はい、あります。子どももほしいなあと思いますし」と言った感じで答えると、男性のテンションが一気に上がったのです。
エンジンがかかったのが、電話越しでも伝わってくるほどでした。
男性は、「そうなんですね!それは良かったです!僕も子供が大好きなので!」と言った後、小一時間、いかに自分が子供が好きなのかから始まり、姪っ子の話から姪っ子に対する熱い思いを語ってきたんです。
そのあまりの熱い語り口調に私は少々圧倒されましたが、話は面白く、私自身、子供が大好きなので楽しく会話することができました。
この時はまだ、私は、男性の結婚に対する執念に気がついてはいませんでした。
初めてのデートで告白!彼の結婚に対する思いとは?
その後も、LINEでのメッセージのやり取りや電話を続けて、一ヶ月が経った頃、男性からデートに誘われました。
私は不定休の仕事をしていたので、土日休みの男性と休みを合わせるのが難しい旨を伝えると、男性は有給があるので私の休みに合わせてくれるとのことでした。
それを聞いて、「あ、私に会いたいと強く思ってくれてるんだなあ」と何だか嬉しく感じました。
その後、男性が私の休みに合わせて有給を取ってくれ、初めてのデートをすることになりました。
私と男性は、それぞれ違う地域に住んでいたため、距離がありました。
しかし、男性が車で二時間近くかけて会いに来てくれました。
男性と初めて会った印象は、思っていた通りの真面目で誠実そうな人と言った感じでした。
その日は、男性の車でドライブしながら水族館に行ったり、食事をしたりと楽しい時間を過ごすことができました。
そうして、私を家に送り届けてくれている車内で、「結婚を前提に付き合ってください」と告白されたのです。
男性は、LINEでのやり取りや今日実際にあってみて、気が合いそうだと感じたことや可愛い女性だと思ったことなどを話してくれました。
正直、私も嬉しく感じましたし、良い人そうだと思いましたが、今日初めて会ったばかりだったので、その旨を伝え、「友達から始めませんか?」と言いました。
すると男性は、少々がっかりした様子で、そろそろ着きそうだった私の家を通り過ぎてしまったのです。
私が戸惑っていると、「もう少しドライブしてもいいですか?」と聞いてきたので、私はOKしました。
その後、私の家周辺の道を三周くらいグルグル回り、自分が誰でもいいから結婚したいと思っているわけではないこと、結婚したらきちんと家事も協力すること、子育ては積極的に参加したいと思っていることなど、結婚に対する熱い思いを語り続けたのです。
私は少々圧倒されながらも、その日は折れずに、もうしばらく考えさせてほしい旨を伝えて、その日はお別れしました。
正直、最後の家の周辺を三周したことで、軽い疲労感に見舞われました。
もう無理!私が男性と関わるのをやめた理由
その後も、男性とは連絡を取り続け、もう一度デートをしてほしいと言われたため、会うことになりました。
丁度、私が土曜日に休みが取れたので、その日に会うことになりました。
男性がまた、私の住んでいる地域まで来てくれてデートをすることになりました。
その日は、美術館と有名な神社を巡ることにしました。
美術館に向かう車内で、男性が真剣な面持ちで、「実は、東京への転勤が決まったのでついて来てほしい」と言ったんです。
私は、「え?何?転勤?私がついて行く?」と言った感じで頭のなかではてなマークが回ってしまいました。
よくよく話を聞くと、彼の勤務先の統括団体が東京にあるらしく、そこに二年間の派遣が決まったとのことでした。
そのため、一緒に私について来てほしいとのことでした。
しかし、まだ付き合ってもおらず、私も仕事をしているし、何でいきなりそう言う考えに至ったのかイマイチ理解できませんでした。
そのため、まだ付き合ってもおらず、私も仕事をしているため、難しいと答えました。
すると、男性は路肩に車を停め、いきなり自分が住む予定の自宅の間取りをタブレットで見せ、広さも十分にあるし、私のことは養うから心配いらないと言ってきたのです。
私は、男性のあまりの自分勝手さに呆れ、一緒についてはいけないと伝えました。
すると、それでも男性は粘るのです。
そして、私の両親にもきちんと理解してもらえるように話をするからと言い始めたのです。
「いやいや、両親が理解する以前に、私があなたの考えが理解できないわ」と心のなかで思ったと同時に、「この男性と関わるのはやめよう」と心に誓いました。
その日は、何だかんだではぐらかし、無事デートを終え、その後、私は男性と連絡を取ることをやめたのです。
まとめ
この男性との出会いと関わりを通じて、私は〈結婚したいが故に周りが見えなくなる人の恐ろしさ〉を身を持って感じました。
自分の願望が強くなり過ぎると人は、周りが見えなくなると同時に、信じられないくらい自分勝手になってしまうものなのかもかもしれません。
きっと本来の男性は、真面目で優しい人なのだと思います。
しかし、結婚願望に囚われてしまい、周りが見えなくなってしまったのでしょう。
これは、誰にでも起こり得ることだと、自分自身に言い聞かせ、気をつけようと心に誓いました。
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