第1章④選ばれた!市民とそれを応援するプラットホームSENBOKU TRIALその10〜遊びがニュータウンをアップデートする編
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第1章④選ばれた!市民とそれを応援するプラットホームSENBOKU TRIALその10〜遊びがニュータウンをアップデートする編

宝楽@泉北のまちと暮らしを考える財団

Hello,Note!
毎週金曜日にお届けする泉北ニュータウン物語。ゆるくときに隔週になりつつ更新しております。
一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団 の代表をつとめる宝楽と申します。

泉北ニュータウン物語の全体像はこちらから

ここ数回は2018年1月に公募が行われた50周年を実施するにあたり市民とそれを応援するプラットホームSENBOKU TRIAL(市民委員)は、11名が選ばれた事例とその後の取り組みを紹介しています。

SENBOKU TRIALとは

50周年から51年目へ、そしてその先の未来へつなぐため、泉北を面白くする市民企画プロジェクト「SENBOKU TRIAL」。「SENBOKU TRIAL」とは公募で選ばれた市民提案の暮らしのアイデアを、市民と泉北に関わる企業・自治体等がパートナーになって実現するプロジェクトです。これから、まちのあちこちで動きだすTRIALを応援し、参加し、みんなで泉北ニュータウンを楽しむきっかけとして、泉北ニュータウンまちびらき50周年事業の一環で実施されました。

ダンボールを使った “むれ”あそび 「あそびでつなげる“ひとつむぎ”」

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仕事や子育ての中で、チームで動くおもしろさと難しさを発見。みんなで遊ぶ「むれあそび」を広げる小林 晶子さんのプロジェクトをご紹介します。

50周年当時のプロジェクトは、こちら

ダンボールを使った “むれ”あそび 「あそびでつなげる“ひとつむぎ”」プロジェクトの小林晶子です。 私たちは、駅前広場や公園に、数百個のダンボールを積み上げて、大きなオブジェをつくります。 そこでは、子どもも大人も夢中になって、「なにをつくろうか?」「どうやって遊ぼうか??」を考えて、つくって、あそんで、こわして、片づける・・・シンプルだから楽しい、「むれあそび」を行います。 それは、子どもがもともともっている、楽しむチカラをのばすイベントです。 また、いっしょに楽しんでくれるおとなの参加も、大歓迎です。 私は、泉北のまちが、「あそび」を通じて、子どもと子ども、子どもと大人、大人と大人がつながり、笑顔があふれ、くらしを楽しむまちにしたいと思っています。 大人こそ、創造性あふれる子どもたちから、刺激をもらえます。

です。

あそびでつなげる“ひとつむぎ”とは?

小林さんが「ひとつむぎ」をはじめたきっかけには、以前、PTAの活動をしていたときに感じたモヤモヤがありました。

小林さん PTAって本来は、地域の誰かとつながる、良いきっかけの場なんですよね。でも今の世の中じゃ、つながりを義務感と捉えてしまい、そもそも関わることを敬遠したり、せっかく関わってもお互いの気持ちがすれ違ったりしがち。それって、もったいないことだなと思っていました。
そんな時、PTAの活動のなかで、単純な作業こそ、みんなで取り掛かっているうちに一致団結して、面白くなることがあると気付いたんです。普段の暮らしでも、たとえばゴミ拾いなど、親子だけでするより、子どものお友達やママ仲間を集めて大勢でするほうが、すごく楽しい。
そこに遊びの要素を加えると、なおさら楽しくて。終わったあとの達成感も強い。友人と一緒にあれこれ試しているうちに「こんなふうに遊びを通じて、もっとたくさんの人たちの気持ちをつなげられないだろうか?」というアイデアが生まれたんです。
greens.jpの記事より
https://greenz.jp/2018/03/16/senboku_kobayashi_kaminuma/

そこから小林さんは持ち前のリーダーシップと人懐っこさを発揮し、「こんなことしようと思うんやけど、面白そうやと思わへん?」と、PTAのつながりや近隣に住む友人・知人など、どんどん周囲を巻き込んでいきます。

最初に行ったのは「サンタ帽をかぶってみんなでゴミ拾いをする」という企画。その名の通りの、とても単純な活動でしたが、なんと30人が集まる結果に。このとき改めて「みんなでやると、こんなにおもしろいんだ!」と強く実感したことから、やがて「ダンボールつみき」へと広がっていきます。

サンタ帽をかぶるだけでこれだけの人が集まるなら、もっとおもしろいことをしようと思いついたのがダンボールのつみきです。

ダンボール箱をもらってきたらそんなにお金もかからないし、それを家族でやったら絶対に途中で投げ出してしまうやろうから嫌ですけど、知らない人も集めて大人数になったらできるんちゃう? って思って始められました。

知り合いのおじさんに相談をしたところ、おじさんがダンボールを引っ越し屋さんから集めてきてくれたので、今度は、そのダンボールに色を塗ってみようと。ダンボールを組み立てて、色塗りをして遊びましょうっていうのが、ひとつむぎのダンボール遊びの最初でした

50周年ではどんな活動を?

小林さんを筆頭にひとつむぎさんは、SEMBOKUTRIALのメンバーを横に繋ぎまくりました。

駅前広場や公園で数百個のダンボールを積み上げて大きなオブジェをつくる「ダンボールつみき」をしたり、チョークで地面に壮大な落書きをする「メガらくがき」をしたり。聞くだけでワクワクするような”むれ”遊びで、たくさんの人をつないで、紡いで、、、、

駅前広場で巨大落書き?その名もメガ落書き

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駅前広場で「落書き」?しかも、みんなで?

みんなで巨大地上絵を完成させようと8/26に開催されました。

子供も大人も無心になってらくがきし、水をまいてモップでシュッシュ!お片づけまでも楽しんで頂けたようです。

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落書きって、ワクワクするけど、でも「ちょっと悪いこと」なイメージしませんか?

それを「公式」に開始した、このメガ落書き

子どもたちの思い出にのこったこと、間違いありません。

ダンボールの森

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ひとつむぎさんといえば、ダンボール迷路を子どもたちが構想を考え、子どもも大人も協力しあい、そして遊び、片付けまでみんなでする。

いやー最高です。

夏の様な暑い日差しが照りつける9月30日、ちびっ子達の熱気あふれる熱いイベントが、茶山台団地にて開催されました。キュートなパンダ柄がをさらに気分を盛り上げる、約300個ものダンボールを使った、大人と子供が一緒になって楽しめる、その名も【ダンボールわっくわく大作戦】

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チームに分かれます。作戦を考えるチーム、ダンボールを組み立てるチーム、ルートを決めるチームなど…
3回目となる今回は、初の試みとして、ダンボールのトンネルを作り、それを道筋を立てて並べて行く、子供達にとっては少し難しいミッション!

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それぞれのチームが相談しながら作業を進めます。と言っても、1歳の赤ちゃんから小学校5年生のお兄ちゃんまで年齢も性別も様々な子供達に、それを見守ったり助けたりする大人達も入り混じった、言わば小さなコミュニティがそこにはありました。子供のアイデアを手伝う大人や、大人の指示に耳を傾ける子供。子供達も最初は戸惑いながらも、だんだん自発的に動ける子が多くなります

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最近は、家でも外でもゲームばかりしている子供達が多い中、こうして自分達で考え、仲間と協力し、一つのことをやり遂げる機会が少なくなっているのでは無いでしょうか。初対面の人達と話し合って、共に汗をかき、懸命に考え、それが形になる達成感は”気持ちいい”という言葉がぴったり!

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黙々と作業していた前半から一転、作品が出来上がっていくと次第に、大人も子供も垣根なく、あちこちで一体感が生まれているのを感じました。茶山台団地に大規模なトンネルが完成した時の感動はひとしお!歓喜しながら全員でくぐり抜ける時の楽しさったら♪

沢山遊んだ後は、それで終わりではありません。普段なら面倒な後片付けも、皆でやればあっという間。これまたキャーキャーと楽しみながら作業が進みます。驚いた事に、ガムテープを回収して回る、可愛い「テープ屋さん」まで現れて、子供達の発想の豊かさに心熱くなるものがありました。

子どもが自己選択自己決定するまち

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子どもたちは、できること増えると、次のチャレンジを見つけます。

今は、定期的にできることを積み重ねています。

例えば、ブツブツ交換のマーケットなどを定期的に開催しています。

ひとつむぎのその先に

高校生メンバーと一緒に「ビッグバン こども劇団酸素デザイン」の活動報告書編集を手掛けたりしています。

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当の子どもたちは、鬼(のような)プロジェクト と名づけ、夏休み明けから学業の合間にコツコツ積み重ねてきました。

確実に育った子どもたちは何かをえて動き出しています。

自己選択自己決定を大切にする

私達が、「自分らしいな」って感じつ瞬間は、私は「自己選択・自己決定」がある状態だと思います。

私達は日々、ご飯何食べるから、人生の決断まで毎日、選択の連続です。

でもいろなシステムが整うと、判断しなくてもよくなります。

だからこそ、練習しておかないと始まらない。

まちづくりって、「まち」を「つくる」ことなんですが

主語を足せば

(住民が自己選択自己決定して、)「まち」を「つくる」こと

ですよね。

まちをつくるってたいへんな¥ことですが、何より暮らしている住民が、毎日なにかしら「選択」できる余地があり、毎日ちょっとづつ変化できることがあるかだと思うのです。

それを地でいく、ひとつむぎの活動は何にも代えがたい練習の連続ですし、その練習の積み重ねが未来を作ることにつながるんですよね。

ということで、ひとつむぎさんの活動リスペクト

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ということで長期連載の様相を呈してきました、本連載。

市民のチャレンジとその後の連鎖をご紹介してきました。

ここまで出てきたキーワードを次回で整理しながら

ニュータウンのアップデートしている様子を紹介してきました。

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本連載は、一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団が地域情報をコーディネートしながらお届けしています。

過去の記事はこちらから。


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宝楽@泉北のまちと暮らしを考える財団
市民の力で地域の課題解決を実現していくために地域内での資金循環を行う機関として、泉北ニュータウンまちびらき50周年を機にさまざまな取り組みを経て、主に30,40代が中心となり設立したコミュニティ財団。