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第1章50周年を迎えた泉北ニュータウンからはじまるきっかけ

Hello,Note!

毎週金曜日にお届けする泉北ニュータウン物語。

こちらのマガジンへいいね!ありがとうございます。
チャレンジが生まれる連鎖を起こし、ニュータウン革命を泉北から起こして、日本一チャレンジできるまち、泉北をつくりたい!とはじまった一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団からお届けします。

出会う、つながる、歩み出す ニュータウン50周年事業

泉北ニュータウンは2017年にまちびらき50周年を迎えました。

50年前に生まれた泉北ニュータウンは、様々な暮らしを育んできました。
このまちに移り住んだたくさんの人たちと、このまちで生まれ育った人たちの夢や希望をかたちにしながら、駅前や緑道などとともに、豊かな景色も生まれてきました。
暮らしのそばには、森や公園が広がり、健やかな四季を感じとることができます。まちの周囲には田畑が広がり、食と暮らしが密接につながった、自然と人がともに生きる生活風土が今も続いています。
誕生50年を祝って集い、泉北のまちを楽しみ、これからの泉北の50年を想い、未来を語り合う1年が始まりました。

50周年を祝うために集まる企業や組織の多さ

泉北ニュータウンまちびらき50周年事業にご協賛いただいた皆様がいてのまちびらき50周年事業でした。

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筆者は、この50周年事業の事務局をつとめたNPO法人SEINに所属しさまざまな50周年の記念に立ち会いました。

通常のまちびらき記念式典は、公式にホールに功労者や関係者が一同に会して岩井を行う式典や記念誌が一般的です。しかし、泉北ニュータウンの記念事業は一風変わっていました。その様子をおとどけします。

記念事業コンセプトが「出会う、つながる、歩み出す」

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50周年を迎える街ではありますが、さまざまな取り組み、多様な市民の暮らし、企業の努力も集まりでまちは形成されています。

そういう意味では、これまで交わらない方々のつながる工夫が必要でした。

このコンセプト設計にいたるまでに協賛団体のみなさんと、泉北の資源発掘やブレストを繰り返し設計されてきました。

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50周年を実施するにあたり、各企業が提供できる資源、ポテンシャルを出し合い、煮詰める作業が繰り返されました。

その中で見いだされた泉北ニュータウンのポテンシャル、それは大きく4つでした

①泉ケ丘駅前をはじめとした駅前エリア
②ニュータウン周辺部や里山などの緑の資源
③緑道や公園などのパブリックスペース
④公的賃貸住宅とその敷地エリア
⑤泉北ニュータウンの知名度を高める情報発信

に注目するプロジェクトが実行委員会の事業として走りました。

それは

SENBOKU TRIAL と呼ばれる
50周年をお祝いし、まちの未来を泉北のmなさんと一緒に考えたいと思い「泉北ニュータウンまちびらき50周年事業準備委員会」を設立し、新たなまちの魅力をつくる担い手として市民からアイデアと実行力を持つ公募委員を募ることでした
詳細は今後、本稿で紹介しますが下記URL参照ください
http://senbokunewtown50th.com/project/

その時のチラシ

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新たなまちの形成にはプラットフォームが必要だった

まちびらき事業実施時に、関係者が重視したのは、
1)シンポジウム等の50周年の機運醸成と、継続的なエリア価値の向上
2)公共空間等の活用と、市民が企画し、継続して実施できるまちづくり事業の創出
3)南区内の行政・自治会・NPO・ライブタウン会議等のイベントとの連携

という、行政だけでもない、企業だけでもない、自治会だけでもない、市民だけでもない、継続して実施できるまちづくり事業をいかに生み出すか!?ということでした。

そこで、SENBOKU TRIALが始まりました。

チャレンジする人を応援することを重視する

これまでの常識に縛られず、新しいイノベーション(改革)を生み出すには、一見非常識に見える人材から学びが深まることは、歴史が証明しています。

特殊相対性理論および一般相対性理論をよに問うたアインシュタインは、物理学に明け暮れる環境を、スイス特許庁に3級技術専門職(審査官)として就職するなかで編み出しました。
きっと、研究と結果を追い求める生真面目な取り組みだったのでしょう。

2007年にiPhoneを生み、世界をこの13年で変化させた名経営者。

まだデスクトップPCが常識のなかで、「ネットに繋がりいつもポケットに入っている汎用コンピューターをうみだす」とその時代うしろゆびさされて、笑われてもおかしくない偉業を成し遂げたわけです。

実はそのあと2017−18にどんどん、泉北の発明者がうまれるなんて、、、、だれが想像したことでしょう。

なぜ、市民感覚を行政のメインイベントに求めたか?

暮らしの中に眠る、泉北のポテンシャルを引き出すには、生活者の目線は欠かせません。
ただ、企業も市民も、まだ一緒に組んで何か、新しい事業をうみだすことになれていない段階では、なかなか組みにくいです。
そこで実行委員会では、市民のアイデアを募り、そのアイデアを企業がバックアップすることで、事業を生み出し、その事業を次の50年のニュータウンを実感できる事業にしようということではじまりました。

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提案書の資料ですが、一緒に組んで事業を行うことを協働と呼びます。

この協働の実感を体験する2年間のまちびらき50周年事業の元ネタがこの図です。

資源をもつ企業にも、市民にも、地域のすでに活動する組織にもヒアリングを行いポテンシャルを見出し、そのポテンシャルを磨く実行委員会として結成し、定期的な対話(ワークショップ)を通じて事業をねって実行をつくるワーキンググループが生まれました。

この詳細は今後解説しますが、その結果が、、、

50周年事業が終わっても市民も企業担当者も対話を継続している

図1

50周年事業でうまれたさまざまな可能性を、止めたくないと実行委員会のメンバーが任意で今も、対話を繰り返し、定例的に次のチャレンジをふかぼりしています。

その場は「WONDER SENBOKU推進会議」と呼ばれています。

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50周年事業は、まちびらき50周年を祝うための目的にしたがったチームでした。事業を通じ、互いに出会って話し合い つながっていく仕事帰りの第三の場を持ちながら、互いに貢献し合う関係が次の可能性を生み出すことに市民も企業も気づきました。

そして今も、泉北ニュータウンの成長が今も続いています。

まずは街を感じ
気づいたら街とつながって
自分らしい豊かな暮らしをすること

企業だから、、、とか
市民だから、、、とか
チャレンジしていない、、、、とかではなく
まちの次を感じるタイミングに出会えているか、それがまさに問われている。

問われたプロセスを経験した結果が生まれています。

泉北ニュータウン物語、第一章が始まりました。
毎週金曜の更新を楽しみにしてください。

私達は、こんなまちづくりの可能性を模索する、一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団です。

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