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2023年のあとがき。

今年も終わりますね。
個人的にはいくつか致命的なクラッシュは起こしつつも、なんとか新年を迎えられそうなので良かったです。

実は、凄く大きな転換を迎えた一年でした。
これまでなんだかんだ会社員としてやってきましたが、またフリーランスに戻りました。
キッカケとしては、凄くやりたい仕事のオファーがきた事と、「もしかして俺もうフリーでやってもそれなりに稼げるんじゃね?」と気づいた事です。
結果、ありがたいことに、毎月それなりに仕事をもらって、それなりに稼げるようになってきました。
これまでは出会えなかった新しい人との出会いもあり、色々と仕事の幅も広がりました。

一時期追い込みすぎてぶっ倒れたりもしましたが、来年は適度に面白いことに関われるよう、走り切りたいなと思ってます。
もちろん、生活していくには「手ぐせでこなす」仕事もきっちりやっていかないといけないんですが、自分がこの仕事を志したときの気持ちに嘘をつきたくないな、と。
なんでこんな普通の人が選ばないような、生活リズムもずれまくるような、映像制作の仕事をしているか、って、やっぱり自分がテレビ大好きで、テレビ見てバカみたいに笑ってたから、に尽きるんですよね。
そんな当時の自分を裏切りたくないんです。

こんなことを、今更就活生のESみたいに思い直したのは、結局、熱量や愛のこもったコンテンツしか、これからは勝てない時代になるんじゃないかな、と強く感じた年だからです。

昨年の時点でも感じていた「コンテンツが多すぎる」問題は、今年に来ていよいよ極まった感があり、もうまともに暮らしていたら追いきれない物量です。
自分が元々追っていたものか、自分の仲のいい閉じたコミュニティで流行っていたものしか、ちょっと新しいコンテンツは追えなくなってきました。
こうなると、いよいよ異物と接触するような、刺激的な瞬間が少なくなってくるわけで。
加齢による追いつけなさと、シンプルに物量が加速する時代のダブルパンチで、昔自分がバカにしていたような、新しいものを知らない大人になりつつありました。
そんな中でも、色んな壁を貫いて接触して感動するコンテンツって、結局熱のあるクリエイティブのものというか、みんなが「面白い」に向かって作ってるものだったな、と振り返ってみると感じたのです。

顕著な例、今年の水曜日のダウンタウン。
見ている側を常に驚かすような、刺激に溢れかえっていたように思います。
思わず、「あれ見た?」といいたくなる説が多かった。凄かった。今年は特に。

ショートの切り抜きなどが横行し、薄利多売なコンテンツが増える中でも、やっぱり、きちんとおもろいものは勝つんだなと感じました。

ってことで頑張ります。
あと、ヒゲダンの新曲「SOULSOUP」がめちゃくちゃこの年の瀬に刺さりました。

曲も「Move on up」意識で最高だし、あと歌詞がめちゃくちゃ良くて。
ボーカルの藤原さんに起こったことを踏まえて読むと、よりグッとくるというか、ラストの方とか泣けてくるんですよね。

続く暮らしふとした時煮詰まる悩みや悲しみを

そこら中ぶちまけてしまいたくなるような時でこそ

止めるな匙続け渇き全ての未来に乾杯を

Official髭男ism「SOULSOUP」

ここ、ホントすごいなって。是非みなさん聴いてください。

それでは来年も張り切っていきましょう。
今年もお世話になりました。お疲れ様でした。

あ、石川澪ちゃんが本当に可愛すぎる。

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