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現実逃走日記 2021.11.7

ウコンの力はそこそこ効いた。あれだけ飲んだら、もーっと酔っ払ってもおかしくないのに、思ったより残らなかった。もちろん、頭痛だったり、足の痛みはあるんですが。シンプルにはしゃぎすぎたからな。

とはいえ、今日は今日でとってもはしゃぐ日。ここ最近の趣味といえば、もう数年近く「謎解き」がぶっちぎりトップを走っている。そんな謎解きに、いつものメンバーで興じる1日だったのだけれど、改めて、なぜ謎解きに行くか、その理由を再確認できたような気がする。
3つほど謎解きをしたのだけれど、最後にプレイしたT umbleweedの「IMMORTAL」という公演で、それを強く実感できた。

この公演、なんと210分もの超大作でして、その時間たっぷり4人1チームで謎に挑むわけですが、本当に凄かった。
謎解き公演というのは、ネタバレに非常にシビアなので、何がどう凄かったかは詳しく語れないのだけれど、この超長いプレイ時間があっという間に感じる、様々な角度の面白さが、細部まで徹底された演出と、スタッフによる圧倒的なホスピタリティによって実現されていた。素晴らしすぎた。よくここまでのことが実現できる。思いついてもやれない。

そんな公演を通して、謎解きに行く理由は、「興奮」を求めているのだと、個人的には思い出すことができた。
もちろん、パズルが面白い、とか、普通じゃできない体験をするのが面白い、とか、びっくり箱のような仕掛けが面白い、とか、細かい謎解きの楽しみは沢山あるのだけど、結局は「うおー!」と脳みそからアドレナリンがドバドバ出るような興奮を求めているんだな、だから謎解きがやめられないんだな、と思い出せた。
そして、その興奮は、大抵「未知」と出会わないと得られない。謎解きには、まだまだ新たな興奮が眠っているはず。そう信じて、今日もまた、新たな謎解きに挑んでしまうのだろう。

にしても、本当に面白かったので、帰り道でも、「ああ、あそこがよかったな」とか色々反芻してしまった。
この公演と、よだかのレコード「原点」が、今のところ、今年初演だと興奮TOP2だなあ。

母校の芸術祭で、めちゃくちゃいい感じのステッカーが売られていたので、思わず購入。もう買えないらしい。もったいなー。こういうの凄く好きです。

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