自分で決められる大人になりたい

【 ラブの相談室 第2回 】

アルパカパパさんへ

人生は、選択の積み重ねです。
お昼ごはんにラーメンを食べるか、うどんを食べるか？
仕事が終わって、家まで歩いて帰るか？ バス？ 地下鉄？ タクシー？ どんな手段で帰るか？
好きな人が二人いて、どちらの人と結婚するか？
アルパカパパさんも、日常的なことから人生が大きく変化するようなことまで、たくさんの選択をしてこられたと思います。
その選択の先に今があり、未来につながっています。一つ一つ自分で決めたことだからこそ自信が持てたり、頑張れたり。たとえその選択がミスだったかなと感じたとしても、その時点から意味があると思った行動でカバーしていく。そんなふうにしながら自分で決めたことを肯定していけるといいですよね。

これは、私が物事を決めるときのコツです。

・心がワクワクするほうに決める
・簡単な選択の練習をする（お昼ごはんになにを食べるか？ どの洋服を着るか？ など）
・決められないときには、いろいろな方に相談してアドバイスを求め、最終的には自分で決める
・今すぐ決めなくていいことは、無理して決めない
・自分で決めたことに自信を持つ

参考になればと願っています。

余談ですが、これは子育てのなかで心がけたことです。自分で経験や体験をしてみて、そのなかから自分でやりたいことを決めて、決めたことに対してやり遂げるということを積み重ねてきました。
私の娘は小学校を受験しましたが、その小学校にウサギ小屋があり「ウサギがいる小学校に行きたい」ということを自分で決めて頑張りました。娘は一生懸命に頑張り、無事合格しました。小学校では飼育委員になり、ウサギのお世話をして赤ちゃんウサギが産まれたり貴重な体験を経て、今は大学の農学部で勉強しています。
誰かが私の人生を生きてくれるわけでもなく、娘の人生を私が生きるわけでもありません。サポートはできるけれど自分で選択して決断するチカラを身につけてほしいと願いながら、成長を見守っています。

私がこれまでの人生で一番悩んで選択したことは、娘を一人で産み育てるという決断です。そのときのエピソードも、今度ゆっくりお伝えできたらと思います。 

ラブより