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人間の脳は対応してない【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳

こんにちは。ちえです。
詳しいプロフィールはこちらです。

今回は、スマホ脳です。


・気づき1.脳の特性上逃れられない。

「ついつい触りたくなるのはなぜ?」

無意識のうちにスマホを触っていた時、
ふと考えました。

「いいね!ついてないかな?」
「メール来てないかな?」

大体スマホを開けるきっかけは、
新着のお知らせがないか知りたいだけでした。

SNSの投稿がバズったときは別として、
そんなに頻繁に見ても
新しい通知はないよね…と発見。

「その時間無駄だよね?」と
虚しくなりました。

メールを実際に読んでるときより
着信音が鳴ったときのほうが、
ドーパミンが出てたそうです。

「何かあるかも?」というワクワク感で、
無意識に触ってるかもしれません。

・気づき2.インプット型の使い方

Facebookの○○はたったの9%。

この文章を見て「嘘でしょ?」と衝撃。
それは…。

アクティブユーザーです。

実際に投稿したり、
コメントで交流したり、
議論したりしている人を定義。

90%以上の人はただ見てるだけだそうです。

樺沢紫苑先生の書籍やYouTubeで
よく触れられていますが、
0.1%の情報発信者と
大多数の情報受信者という構図そのまま。

ただ見てるだけの人は、
SNSで精神状態が悪化しやすいと
示唆されていました。

情報発信者になるのは、
心身の健康を守ることにも繋がるようです。

・気づき3.集中力の尊さ

人間の脳が注意を散漫にする
特性があるのに驚きました。

何かに集中し過ぎると、
ライオンなどに襲われそうになってるのに
気づかないという事態が発生。

生き延びるために進化した特性ですが、
スマホが更に注意を散漫にするのに
拍車をかけてるなぁと感じました。

AIで消える仕事はたくさんあります。
そんな中、
残ると言われる仕事で必要なものは集中力。

それなのに、集中力を維持するのが
より一層難しい社会になったのが
皮肉と感じました。

・Todo1.特性を自覚する

人間の脳は、常に新しいものが好き、
「かもしれない」が大好き、
これらを自覚しようと思います。

スマホを触りたくなったら、
「何か新しいものがある「かもしれない」と
思ってない?」
と自分自身に問いかけます。

・Todo2.インプット→アウトプットへ切り替える

樺沢先生の影響で、
「私は情報発信者として生きる」と決意。

現時点で、
何万人も読者やフォロワーさんがいる
インフルエンサーの方の足元にも及びません。

それでも、情報発信をすることで、
人との交流が生まれるし、
自分も勉強になるので、
影響力の強弱は関係ないと実感してます。

「これから情報受信者に回ったら、
仕事がなくなるし、
生活できなくなるかも」と危機感。

お金だけでなく、
健康にまで関わるのに衝撃を受けました。

・Todo3.集中できる仕組みを作る。

私が資格試験の勉強中に
お世話になった数々の先生方が
口酸っぱく言っていたことがあります。

それは…。

「勉強中はスマホをオフ」
「目につくところに置かない」

集中力を奪うものを排除しましょうと
おっしゃってました。

私はYouTubeで聴いたり、
PDFファイルを開いて問題を解いたり、
スマホを活用することが多かったです。

対策としては、
通知をオフにしてました。

気の散る原因になるアプリを
1ページ目に置かないのも
一つの手です。

今でもブログ書いてるときに通知が来ると
鬱陶しく感じます。

○感想

こちらの本を読んだきっかけは、
感想文の女王つくしはるかさん
こちらツィートです。

ブレインメンタル強化大全と
News Dietは読んでましたが、
こちらだけは未読でした。

スマホの危険性を解いてる本は他にもあるけど、
「それができれば苦労しないわ!」と
突っ込みたくなる内容。

こちらは、人間の脳の作りや特性から
「人間の脳が
スマホに対応するのは難しくない?」と
問題提起してます。

「使ったらダメ」と一言も言っていません。

どの本もすごく為になり、
情報の洪水に溺れて
お疲れ気味な人にはうってつけの選書です。

情報の洪水はこれからも続きそうですが、
乗り越えられそうな気がします。
ありがとうございます。







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