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あきやさん講演会(幻冬舎4回目)に会場参加しました

あきやさん、内容の濃い講演会をありがとうございました。ファッション教室に参加してまだ間もない私ですが、今回の講演会で新たな気付きを得られました。

「似合う」「好き」「なりたい」の理解

これまでも繰り返しあきやさんが「似合う」「好き」「なりたい」をキーワードとして使われてきましたが、今回のご講演でその意味するところが私にはわかりやすくなりました。

「なりたい」は哲学、美学、痛みを伴ってでも骨に刻みたい言葉。能動の願望。
「好き」は理性ではなく、本能的、直感的なもの。
「似合う」は事実。素質。自分が持っている良いところ。

イメコンさんやショップスタッフさんが私に選んでくれた「似合う」服は、素敵なんだけど着ていると「そわそわ」してしまう。「事実」だけを見せられても心がついていけず、買っても着なくなっていました。

「似合う」「好き」の服だと自分の心も落ち着き、何度も着ました。でも方向性が定まっていなかったので、いろいろなジャンルの服がクローゼットにあって雑然としていました。直感的な「好き」ばかりだったので理性で整理できていなかった状態です。

「なりたい」を意識するようになって自分のファッションに求める「美学」みたいなものが定まりました。自分が着たい服のイメージが明確になり、断服も出来ました。まだ「骨に刻みたい」言葉には出会えていませんが、本のワークなどを通してワードを探してみます。


自分にとっての「チキン野郎」のようなNGワード

以前に自分のファッションの承認欲求について考えた時に気付いたのですが、「小娘」ではないかなぁ。軽んじられるのが嫌。40歳にもなってフランスで「マドモワゼル」と言われた時もキレそうになった。その年ならいくら若く見えるアジア人でも「マダム」と呼ばれて当たり前だから、「お嬢ちゃん」と呼ばれたのと同等。50代になってそんなこと言われることが無くなったのは幸いです。


言語化したファッション理論

あきやさんのnoteで左目の視力を失ってしまった悲しいエピソードは存じ上げていましたが、そのためにニュアンスカラーの違いが見分けられなくなり、百貨店勤務が難しくなった経緯を今回聞いて、胸が痛くなりました。それでもファッションを諦めきれずに現在の「言語化したファッション理論」に取り組み、心から入っていくファッション理論を打ち立てられたことに感動しました。私を含め、たくさんの方がファッション迷子から救われていることは間違いありません。

その他の私見 会場を見ていて気付いたこと

自分は闇属性・夜属性なんだと初めて気付きました。黒が好き。ジュエリーが好き。ロングスカートが好き。悪役好きではないけど、まるでディズニーヴィランズのようです。JJF教室の同期が全員黒モード系だったので、あきやさんファンはモード系が多いと勘違いしていました。幻冬舎の講演会場は圧倒的に光属性・昼属性の方が多くて、闇が好きな真正モグラの私は眩しさに目がくらみました。あきやさんは「巨木」なのだから昼属性の方が多いのも当然ですよね。

私には演歌バッグと高い自己評価靴はいらないかも?

ガールズの皆さんが愛しそうに演歌バッグを見つめたり撫でたりしているのを見て、うんうん、と一緒に微笑んでおりました。お靴もいろいろ素敵。

では、羨ましいかというと、私は今の自分の自己紹介バッグと自己評価靴(どちらもハイブランドではない)が大好きなので、当分はこのまま心の蜜月期間を楽しもうと思うことが出来ました。

私の場合、外見ばかりに捕らわれると、着飾っている割に中身が薄い人間に見えてしまうのではないかという恐怖があります。かといって外見を置き去りにして中身で勝負できるほどの自信もない。そんな私には日常生活において外見と中身のすり合わせ作業が大切なのだと感じました。

外見も内面もちょっと背伸びするくらいで、自分の美学にあったものが丁度よい。やり過ぎると「そわそわ」してしまう自分がいます。

試着も行ってますし、ハイブランドの素晴らしさを知らないわけではないです。また、譲り受けた定番のハイブランドバッグを持っているので、ここぞという時だけ出動させてハレの日の気分を高めています。

本のワークで選んだ3冊

表紙とタイトルだけで「似合う」「好き」「なりたい」を選び、No.1を決める練習をしましょうとのことで選んだものです。

「似合う」

「好き」

「なりたい」

どれも表紙とタイトルだけで選んだのですが、最後の「なりたい」のコミックを読み始めてみたら、学生時代の自分のようにクソ真面目な女の子がファッションや恋に踏み込んでいく物語で、「あらまぁ、本当に学生時代の私の憧れみたいな漫画だわ」と思っています。

それぞれの本を読んで自分にとってのキーワードを探してみます。

以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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