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牽引前の注意事項

実際に牽引するときに、いろいろ気を付けないといけない事が有りますので紹介します。


ヒッチカプラーの構造と注意点

ヒッチカプラーとヒッチボールを連結する時に、注意しないと外れてしまう事が有ります。

ヒッチカプラーのロックレバーを上に上げると、内部のストッパーが開いて、連結の付け外しが出来る様になります。

ロックレバー
ストッパーとヒッチボール

正常な状態では、ストッパーがボールを抱え込む様に嵌まります。

ストッパーに当たる位置からボールを入れてしまうと上手く嵌まらず、ヒッチカプラーが載っかってるだけの状態になります。

ストッパーに当たるヒッチボール

きっちり嵌まって無くても、見た目は大丈夫に見えますが、振動で簡単に外れてるので、とても危険な状態になります。

ボールを嵌めてレバーをロックしたら、ヒッチカプラーを持ち上げてみて、しっかり嵌まってるか確認しましょう。


ピンの取り付け

ボールがきっちり嵌まったら、ピンをつけて完全に外れないようにします。

抜け防止のピン
Rピンで抜け防止

Rピンを差して抜け防止するのですが、私は盗難と悪戯防止にダイヤル式の鍵を付けてます。

鍵で悪戯防止


電装コネクターの接続

トレーラーの電装系をヘッド車と接続するコネクタ(カプラー、ソケット等色んな呼び方が有ります)
個人的には電装系はコネクターがしっくりきますね。

接続時の注意点は、地面を引きずらない事と、抜けない位置まで差し込む事です。

電装コネクタ

ヘッド車側のコネクターには蓋が付いてます。
蓋を開けて接続しますが、蓋の一部に凸部が有り、トレーラー側コネクターの凸部と上手く合わさり、抜けるのを防止してます。


安全チェーン取り付け

連結が外れてしまった場合の最後の綱が安全チェーンです。
2本有るので必ず付けましょう。

安全チェーン

ボールマウントの上でも下でも通せますが、チェーンが下を通っていると、ヒッチカプラーの連結が外れた時に地面に接触する確率が下がるので、下を通す方が良いようです。

以上が連結前の注意事項となります。
しっかり点検して、安全にトレーラーライフを楽しみましょう。


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