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【うさぎ】我が家の可愛いうさこは保護うさぎ①

その子は、2020年に我が家のうさぎになった。
長年連れ添ったばあちゃんうさぎを月に見送ってから、2ヶ月。
某所のうさぎ譲渡会に参加したのが、きっかけだった。

おばあちゃんうさぎの喪があけた頃。
ネットで、里親募集を漁り始める。次の子は、保護うさぎにする。
いや、むしろ今後は保護動物だけにしようと心に決めていた。
これまでの、飼育経験が活かして、幸せになってもらおうと思ったから。

たまたま近場の譲渡会を見つけたので向かってみた。
これといって、うさぎさんに対しての要望はなく、どんな子でも良かった。ビビリさんでも、お転婆さんでも。

私は、ここで現在私が飼っている超ビビリで激甘えん坊なギャルママと出会った。

譲渡会には、子うさぎが数匹に大人な子一匹。しかも、大人な子は体格が大きい。これまで飼った子達の中でも断トツ1位の大きさ。
選択基準もなく、「私と縁がある子〜」ぐらいの曖昧なイメージなので、どの子でもよかった。その為、悩んだ。

悩んだ末、会場内を一歩引いて、他の参加者さん達を見渡した。子うさぎ側に人の流れは集まって居る。
子うさぎなら、まだ引き取り手は出てくるだろう。
だが、一匹だけ大きい子は、人の流れが止まりにくかった。

行く宛がなく、ボランティアさんに預かられている居心地はどうだろうか…
同情…とも言える。
それでも、私はこの会場で出会ったのが運命と思い、その大きい子の里親になることを決めた。
意外とすんなり譲渡が決まって拍子抜けだった。希望を出したのは、私だけだったと聞いている。

譲渡会から一週間後、その子は仮名から一生涯の名を得る。
その間、私は受け入れ準備に奔走し、出費の日々を過ごしたのだが。

そして、新たなうさぎ飼い経験をしていくことになることをまだ、知らなかった。

我が家に来たてのギャルママ。

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