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【うさぎ】我が家の可愛いうさこは保護うさぎ⑤

突如、私は里親からうさぎの親子(7匹)の世話係に就任した。

調べてみて、思った。
うさぎの子育て情報が、あまりない…
あっても、なんとな〜くで、具体的なことが少ないと感じた。
うさぎ界の「たまひよ」がなく、頼れる綱がない。非常に、心許ない。
見かけた情報には、ネガティブなモノが目立った。
ブリーダー以外の子育て成功率がそんなに高くない、などなど…
現に、同じ時期に保護され、先に里子へいった子も出産したものの、子達の半分は亡くなった。
と保護団体の担当さんから伝え聞いていた。
そもそも小さい子だったり、うまく育たない子もいるだろう。赤ちゃんという生き物は弱く、尊く、奇跡の塊なのだと、しみじみ思った。

そして子育て中のママは、警戒心が強く、危険と判断したら、育児放棄する可能性が高かった。
まだ2週間の関係性の私達。
信頼関係があるのか否か、不明だった。
信用もないと育児放棄の原因に繋がりやすく、7匹の生命の危機となり、私がミルクで育てるしかなくなる。
だが、やり遂げる自信がなかっったし、人工保育の難しさが立ちはだかる。

でも、子うさぎが亡くなる姿は見たくなかった。
数ヶ月前におばあちゃんうさぎを見送ったばかり。まだ、動物霊園と関わりたくはなかった。

散々悩んだ結果、ママうさぎに育児に専念して貰い、放棄されないように私は務めると、決めた。
子うさぎは、限定された期間しかないし、出産から子育てなんてなかなか経験出来ない体験。
可愛いが、失敗も許されない。
ここから、私の「ママうさぎへのストレスフリー計画」が始まった。

今思うと、気合い入りすぎていたと思う。もう少し、子うさぎと遊べばよかったと後悔する点もある。
でも、いい経験は出来たと自負している。

誕生当日の写真。
のちに、ベージュ系3匹と焦げ茶1匹。ここに映っていないのが3匹居る。

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