見出し画像

愛のエネルギー。

今日は、ちょっと息子の話になりますが、「愛って凄い」と改めて実感したお話です。

長男は小学校5年生からバスケットを初め、現在高校3年生。
高校に入ってから怪我が多くなり松葉杖が相棒になっていることも多くꉂ꒰笑꒱
なんとか乗り越えてきたのですが、今回大きな怪我をしてしまい、3年生は11月が引退となりますが、ひと足先に今回の大会で引退することを決意しました。

まだリハビリをしている状態で、引退を決めていたので、もうユニフォームを着ることは諦めていたのですが、顧問の先生より「選抜選手にも選ばれていた選手でしたが、怪我が続き思うようにプレイできなく心残りもあるかと思います。もしよければ最後はユニフォームを着てコート上で終わるのはどうでしょうか?思いっきり出来なかったとしても、ユニフォームを着てコートを軽く走るだけでもどうでしょうか?可能であればシュートも打てれば。」と話をいただき、最後にコートに立つチャンスをいただきました。
とてもありがたいお話でした。

毎日頑張って練習している仲間を差し置いて、最後だからとユニフォームを着るのは申し訳ないという息子の気持ちもありましたが、それで文句を言う仲間ではないとの話もしていただいたようで、最後にコートに立つことになりました。

そして最後の試合。試合残り時間約3分。怪我の状態から見ても3分走り切れれば上等。
息子が呼ばれいよいよコート上へ。
コートへ出ると、仲間が息子の名前を叫んで歓声があがりました。凄く暖かい歓声。それだけで私は涙が溢れてきました。

バスケットって結構激しいんですよね。
(初めて高校の試合を見た時にはラグビーか?!と思いましたꉂ꒰笑꒱)
そのため、外からスリーを狙う作戦をチームメイトとたてていたようで。

息子には高校に入ってからずっとペアで練習をしていた相棒がいました。
最後にコートに立てることが決まってからも一生懸命サポートしてくれていました。
本当にありがたい。

息子はコートに出ましたが、相棒の彼はまだベンチ。
その彼にとっても息子と試合に出れるのは最後。残り時間が少なくなりましたが、願いが通じ、選手交代!相棒の彼もコートへ!!他の仲間も息子と試合に出るのは最後です。そんなみんなの気持ちが頂点に達します。

ゴール下からのスローイン。そこから必死に仲間が守ったボールが相棒の彼の手に渡ります。ドリブルで駆け抜け、息子の手にボールが渡ります。
そして、、、

みんなで繋いだスリー


見事に綺麗にスッとゴールに吸い込まれるように決まりました。

これだけでも見ている側は感動だったのですが、試合が終わり、息子が言っていました。

「あのパスを受け取った瞬間『愛』を受け取ったって思ったんだよね。今までのバスケ人生の中であんなに丁寧なパスは受け取ったことない。愛がのってて受け取った瞬間鳥肌が立って絶対入ると思った」と。

パスを受け取ってシュートを打つ短時間でそんなことを感じてたなんて。

愛って言われると、どうしても難しく考えてしまいがちですが、こーゆーことなんだよなと。
純粋な気持ち。相手を思う気持ち。純粋な愛。愛のエネルギーを、何かに込めて相手に渡せることも出来ちゃう。そして、ちゃんとそれは感じることができる。凄いな。素敵だな。と、愛の素晴らしさを改めて感じました。

愛で繋がれる仲間に出会えて息子は幸せ者です♡
そんな姿を見られて私もとっても幸せ♡

試合後に、みんなで泣きながらとった笑顔の集合写真は宝物だね♡

では、また次回。
したっけねぇ~♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?