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十勝石を探しに行こう!

子どもの頃、よく父は自然の中に連れて行ってくれました。
自然の楽しさも自然の怖さも、父に教えてもらいました。

私の子どもが小さい頃も父が自然の中に連れて行ってくれて、遊びました。

川で遊んでいて、寒くなったら「石の上に寝てみろ〜!あったかいぞー!」
と。岩で暖を取ったり、釣った魚をふきの葉で包んで蒸し焼きにしたり、
アニメのように木を削り串ざしにして焼いたり。

川を渡る時、浅くても流れの強いところはくるぶしぐらいの深さでも流されてしまうこと。触ってはいけない葉っぱのこと。などなどたくさん教えてもらいました。

そして、子どもが大きくなってから、自然の中で遊ぶことはなくなっていました。
けれど、最近、十勝石をまた探しに行きたいな。。。と思ってはいましたが、
ずっと父が連れて行ってくれていたため、何処で拾っていたか場所がわからない。。。
何処の河原にでもあるものではないのは知っている。。。
数年前に父が亡くなってしまったため、石拾いは諦めていました。


けれど、石拾いたい!!!!!!

旦那ちゃんに「十勝石拾いに行きたい」と言ってみたところ、
「い〜ねぇ〜」と!!もしかして!拾える場所知ってるの?!!!!
もう、そこから私は「十勝石をまた拾える!!!!」の嬉しいモードスイッチがONになってもうワクワクが止まらない!!週末に行こう!!ってことで、早速昨日行ってきました!!!!

って、今更ですが、みなさん「十勝石」はご存じでしょうか?
北海道では何処でみつかっても「十勝石」と呼ばれる石はあの黒くて素敵な「黒曜石」のことです!!綺麗ですよね。

いざ!!河原へ!!!
現場に到着すると、旦那ちゃんが「あった。あ、ここにも。ほら」とすぐに次々と見つけていく。「えーーーーーっ?!そんなに早く?!」
負けてられない!!と血が騒ぎますꉂ꒰笑꒱

大きさは小さいけれど、たくさんの十勝石がある場所で、もう楽しくて!

十勝石

川に着くまでにもうこんなに。

すると、旦那ちゃん川で石を濡らしていまして。
すると、虹色の十勝石かどうか調べている。とのこと。え?????どーゆーこと?!虹色?!
私は赤い十勝石は知っていて、それを見つけると赤いやつ!とテンションを上げていたのですが虹色があると?!
これもまた、先日、本を読んでいたら虹色の十勝石の話が出てきていたものの、おとぎ話程度にしか思っていなかったのに。ほんとにあるの?!とまたまたテンション上がりまして。調べると、玲瓏(れいろう)と呼ばれているものらしく。そのなかでも稀に虹色のものがあると!

色々旦那ちゃんの話を聞いていると、私はその玲瓏と呼ばれるレアな石は、十勝石になりきれなかった十勝石だと思っていて捨てていたやつ!!

なぜなら、私は十勝石=黒くてビカビカしてるやつと思っていたので、その玲瓏は白っぽいので当時の私にはその素晴らしさに気づくことはできなかったんだなー

右が玲瓏

昨日は大きいものは見つけられなかったけど、小さい玲瓏は見つけることが出来ました。わかりますか?右が玲瓏ですが、白っぽいのが。
これが大きいものは年輪のように白い輪が広がりその中で虹色になっているものもあるそうで。

虹色に光っていた十勝石

点で光っているのがわかりますか?これ、太陽の光を浴びて肉眼で見ると虹色に光ってます!
これは感動しました!そして、肉眼の精度ってすごいな。と思いましたꉂ꒰笑꒱
どんな綺麗な写真よりも、やっぱり肉眼で見るものには敵わないんだろうな…と

こんな十勝石の楽しみ方があるなんて!!まだまだ知らないことがたくさんあるもんです。

紅十勝石

紅いものも見つけましたよ!

そろそろ帰ろうか〜と、車まで歩いていると、目に飛び込んでくる十勝石。
もう、十勝石レーダーがオンになってるもんだから、拾ってしまう私。拾うと水につけて虹色か確かめたくなる旦那ちゃん。何度川に戻ったことかꉂ꒰爆꒱

もーきりがない!!
下向くの禁止令を発動させ、なんとか車まで辿り着きましたꉂ꒰ꉂ꒰笑꒱꒱
十勝石は表面を磨くと黒く光ります。
昔の人は磨いてナイフや鏃にしていたぐらい。
素敵だな〜好きだな〜を満喫した休日でした!!


おまけ
十勝石どーこだ!!
こんな感じのを見つけて拾って歩きます!

初級?!
わかるかな〜
ちょっと難しいかな?!

でわ!!また次回〜




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