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経営者として仕事を拡大できる人と、そうできない人の、一番大きな差

経営者になりたい人、なっている人が多い今、経営者って何?
頑張っているけれどなかなか拡大しない理由って何?

私自身がこれまで、事業をやりながら、あらゆる経営者を観察しながら、そして、公務員なのに経営者資質を持っている人はどこにそれを使っているか、まで、自分自身が疑問に思って突き詰めてきたことの、まとめ、のようなものを書きます。

書きたかった事です。ようやく平たい言葉で言語化することができました。
全て合わせて14000文字程度です。
もし聞きたいことがあれば、追記していきます。教えてください。

難しそうですが、かなり噛み砕いて書いています。また、多くの人にとっては必要がない情報に見えるかもしれません。ですが問題解決というのは、問題そのものに向き合っても解決に至らず、問題の外側を見ることで解決の糸口が見えてくるものなので、もしかしたらこの記事は、あなたがこの世で、どこまで自分を表現して仕事をしていくのか、について、見通しが立つかもしれません。

何より私がそうでしたし、私自身、仕事が永遠のテーマなんですよね。


今の世の中、経営者になる人が増えています。
自分を生きようというあの流れですね。そして副業然り、どうやら誰も自分のお金の面倒を見てくれないぞ、という感覚が現実として一般化してきて

不思議なもんですね、起業すら、誰かがやっていれば、自分もやれると思って実際にこれほど多くの人が始めることができるのですから。
洋服を真似して買う程度の話じゃないのにね。
私が起業した頃(20年前)は、おそらく多くの人にとってネット起業は、イメージすらできない話だったと思います。でも今は「起業した」と聞いても誰も驚かない。投資もそう。私のまわりでも、うちの息子(21歳)ですらやっています。

そして、起業している人が多いけれど、実は、だれかの下で働く方がずっと向いている、という人の方が圧倒的に多いなと思って見ています。
今の時流と違って聞こえるかもしれませんが、私の結論はそうです。
誰かの下で働くというのは、一番コスパが良いんですよ。
小さく起業するのが、実は一番大変です。
やるなら実業(事業拡大して億単位稼ぐ)レベルまでいくのが良いです。

ただし向き不向きがあります。

今、どこかで働いていて、人間関係や、お給料、会社の待遇の悪さで悩んでいる方は、誰かの下で働くのが良いと言われても、とてもそう思えないと思います。
そんな状況が嫌で起業する人もいる。
で、それを少しずつ大きくしていって、拡大していく。していかなくても良いけれど、大きくなるかもしれない、そんなイメージでしょうか?
しかしおそらくそれはちょっと違います。

◎  だれかの下で働くことと
◎  小さく起業すること
◎  事業を大きくすること

この3つは段階の話ではなく、そもそもメンタリティーが全く違います。
やっていくうちに必要な資質が育っていく場合がありますが、持っている性格も大きく作用します。

それでは本編です。

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