「本好きの下剋上」レッサーくん同乗者まとめ②
こんにちは!「本好きの下剋上」のレッサーくんに同乗したキャラクターをを巡るシリーズ、第2回目です。自己満足度100%でお送りします。
あくまで、「本好きの下剋上」好きな、一読者が作中で読み取れる範囲での情報ですので、間違いや勘違いなどはご容赦くださいませ!
第1回目はこちらの記事です。ご興味あれば、こちらの記事もご一読ください。
前回の記事では、小説3部Ⅱまでにレッサーくんに乗ったキャラクターまで紹介しました。今回は小説3部Ⅲからスタートです。
◇貴族になり初めての冬。
📝3部ⅢP.101 エラ、ロジーナ 奉納式のため神殿へ戻る
奉納式のため、城から神殿に戻るとき。フェルディナンドとダームエルの騎獣を追いかける形で、雪空の中移動。助手席にブリギッテ。
ロジーナからお褒めのお言葉、いただきました。城で過ごす間に何度も熱を出して寝込んだローゼマインはリヒャルダに重ね着の玉ねぎ状態。この時、全身鎧は魔獣具の一種なので、防寒や耐火の機能がついていることを知りました。
◇冬の主の討伐のとき
📝3部ⅢP.126 ダームエル シュネティルム討伐
フェルディナンドの命を受けて、ダームエルがローゼマインが余計なことをしないように監視!
ブリギッテに聞いていた通り、乗り心地は良い模様。このときはただの同僚ですね。
◇教材の販売会
📝3部ⅢP.160 ベンノ、マルク、レオン、フリッツ 本の販売会のため、城へ
トランプ、カルタ、絵本を100づつ用意して、神殿から城へ移動です。フェルディナンドは「本気でギルベルタ商会のものを乗せるのか?」と怪訝なお顔でした。
ブリギッテ、フランも一緒です。城では、領主一族の使う出入り口に商人を連れて行ったことで、ノルベルトを困惑させてしまいました。フェルディナンドのフォローが有難い。
◇春の祈念式、ハッセへ
📝3部ⅢP204 ハッセへ。ザーム、ユストクス(フラン、ブリギッテと一緒)
ハッセは祈念式を行わず、罰を与えるためでした。貴族の常識を強烈に知ったエピソードです。ユストクスはメダルが入った箱の管理者だからとごり押しして、レッサーくんに乗り込み、大はしゃぎ!質問に質問を重ねるユストクスに、嫌気がさしたローゼマインは、
強気発言のローゼマインにも全然動じないユストクスの好奇心。核心を突く質問が投げかけられました。姫様呼びはリヒャルダとユストクス親子だけ。変態気質たっぷりなユストクスは大好きです♡
◇春の素材採取
📝3部ⅢP.257 モニカは初かな。女神の水浴場へ
フリュートレーネの夜に、ライレーネの蜜を採取するため、女神の水浴場へ向かうときです。ロジーナ、二コラ、モニカ、エラの女性陣とフランは全員レッサーくんです。女神様のイタズラなのか、幻想的で不思議な夜でしたね。
◇製紙業を広めるためイルクナーへ
📝3部Ⅳ P.196 ルッツ、ダミアン、フーゴ、灰色4名 イルクナーへ
いよいよ大型バスサイズのレッサーくんです。見送りに来ていたフリーダもびっくり。
ご本人の自覚がないだけで、常に規格外なローゼマインなのです。
レッサーくんの乗り込んだのは、ブリギッテ、フラン、ギル、モニカ、フーゴ、灰色神官4名(セリム、ノルト、バルツ、フォルク)、プランタン商会のベンノ、ルッツ、ダミアン。大所帯ですね。この頃にはギルベルタ商会から独立して、プランタン商会になっています。そして、フーゴは春の中頃に専属になって初めての遠出です。ダームエルが騎獣で先導して出発しました。
◇いよいよ神官長が!
📝3部Ⅳ P.232 フェ様、エック兄 ローエンベルク山で車中泊
とうとう、この時がきました!初めてフェルディナンドがレッサーくんに乗り込みます。
フェルディナンドは相変わらずの塩対応ですね。次の日、リーズファルケの卵を採取するため、ローエンベルク山で車中泊です。メンバーはローゼマイン、フェルディナンド、エックハルト、ダームエル、ブリギッテの5名!
◇手押しポンプを城へ献上
📝3部Ⅳ P.264 ザック、鍛冶協会会長、ほか鍛冶職人 城へ、手押しポンプ献上
ポンプが大きく馬車では運びにくいのでレッサーくんを使いましょう。と言うローゼマインにフェルディナンドは、
完全に諦めモードというか、この頃には神官長も自分の荷物をちゃっかりレッサーくんに載せています。基本的に神官長は効率重視ですからね。便利な物は使いますよ。
3部までの同乗者まとめ
3部はここまでです。キリがいいので、3部を通しで初めてレッサーくんに同乗したキャラクターをまとめておきます。
◇3部Ⅱ
ブリギッテ(護衛騎士)
フラン、ギル、二コラ(神殿の側仕え)
ノーラ、トール、リック、マルテ(ハッセの孤児)
◇3部Ⅲ
エラ、ロジーナ(神殿の側仕え)
ダームエル(護衛騎士)
ベンノ、マルク、レオン、フリッツ(商人、神殿の側仕え)
ザーム、ユストクス(神殿の側仕え、フェルディナンドの側近)
モニカ(神殿の側仕え)
◇3部Ⅳ
ルッツ、ダミアン、フーゴ、灰色4名(商人、神殿の側仕え)
フェルディナンド、エックハルト
ザック、鍛冶協会会長、ほか鍛冶職人(職人)
ローゼマインを取り巻く、ほとんどの方々がレッサーくん経験者となっています。参考まで?ワタシがワタシのために作っている、巻ごとの登場人物の相関図みたいなものをここでお披露目。
男性不信で孤児院から出られないヴィルマ以外の神殿の側仕え、未成年のため貴族街から出られないコルネリウス、アンゲリカ以外の護衛騎士はレッサーくん経験済!フェルディナンド、エックハルト、ユストクスも乗りました!プランタン商会の商人組、職人ではザックが経験者ですね。
そういえば、アンゲリカは3部Ⅴのシャルロッテ救出時にレッサーくんに飛び乗ります。これは乗車とは言えないのでノーカウントですが、レッサーくんは戦いにも利用できると証明されてしまいました(汗)
ここまでの感想
3部は舞台が貴族階級になり、生活の中に魔術具があり、魔法がある環境になりました。ぐぐっとファンタジー色が上がります。ファンタジーは大好物!こういう風に段階を経て、ローゼマインから見える世界が変わっていく、広がっていくのが、この作品の凄さだと思うのです。少しづつ情報を小出しにしつつ、布石をたくさん散りばめてありますから、本当に原作者の香月先生は天才か!と思うわけです。ここまでもこれからも伏線が張り巡らされていて、まさにシュピンネの糸状態です。伏線についてはまた別の記事で書きたいなぁ。
さてはて、レッサーくんを追っていくだけでも、ローゼマインの非常識で規格外なことが伝わりますねぇ。もともと異世界人(異世界で過ごした記憶持ち)ですから、見ているものも見え方も違うのは当然なのです。ローゼマインのギュンター譲りの猪突猛進な性格も相まって、本人は非常識なんてなんのその、まわりの人をどんどん巻き込んでいく様が痛快なのです。大型バスを乗り回す貴族ですからね。本当にぶっ飛んでます。面白いです。
また長くなったので、いったんおしまいです。
時の女神ドレッファングーアの円滑な糸紡ぎをお祈りしています。
最後までお読みくださり、ありがとう存じます。
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