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重賞で見るサラブレッド血統支配率 説明

 お久しぶりです、mokomoko競馬です。

 今回は『重賞で見るサラブレッド血統支配率』という企画を考えたので、その説明をしていきたいと思います。

はじめに

 競馬はブラッドスポーツと呼ばれ、サラブレッドは17世紀に始祖が生まれてから21世紀に渡って血を絶やすことなく繁栄しています。
 時代とともに競馬が世界中で開催されるようになり、現在では国によって繁栄しているサラブレッドの系統が異なり、各国の競馬場・コース形態などによって特色がみられます。

 そこで日本ではどの系統が発展しているかを調べるため『重賞で見るサラブレッド血統支配率』と題して、日本のJRA平地重賞と地方交流重賞から系統別の血統支配率を割り出します。系統支配率という名前ですが、産駒の多さや賞金ではなく、重賞における影響力という切り口で見ていきたいと思います。

ルール説明

  1. JRA平地重賞と地方交流重賞のレースに私の独断でポイントをつける

  2. サラブレッドの系統別に分ける(サラブレッド系統分類 参照)、比率の多い系統はより詳しく分類する

  3. その系統がどれだけ繁栄しているかを、獲得したレースポイントを集計することで調査・分類する

元となっている系統分類はこちらから。

ポイント一覧

3点
牡牝混合GⅠ
2.5点
牡牝混合JpnⅠ
2点
牡牝混合GⅠ2着、牝馬限定GⅠ、牡牝混合GⅡ
1.5点
牡牝混合JpnⅡ、牝馬限定JpnⅠ
1点
牡牝混合GⅠ3着、牝馬限定GⅠ2着、牝馬限定GⅡ、牡牝混合JpnⅠ2着、牡牝混合GⅢ、牡牝混合JpnⅢ、牝馬限定JpnⅡ
0.5点
牝馬限定GⅠ3着、牡牝混合JpnⅠ3着、牝馬限定JpnⅠ2着、牝馬限定GⅢ、牝馬限定JpnⅢ

※後ろに着が書いていないものは1着

《補足》「もっと八大競争のポイントは高い」「この重賞のポイントが高すぎる」と思われる方もいるかもしれませんがグレード別で機械的にポイントをつけているので、その辺りはご了承ください。
 また、牝馬限定の重賞のポイントが低いと思われるかもしれませんが、現役牡馬の種牡馬としての価値を考慮に入れて評価しているので、牝馬の重賞自体の価値が低いと思っている訳ではありません。

最後に

 今回はサラブレッドの血統支配率の説明をしました。これからの調査の前にいちいち説明を入れると長くなるのでこちらにまとめました。また、名前も長いので『Throughbred Pedigree Domination-rate seen in Grade race』の頭文字を取ってTPDGと略そうと思います(英語はあまり得意ではないので翻訳を使っています)。次回は23年の1~3月のTPDGを調査しようと思います。

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