毒物劇物取扱者試験の勉強

ここでは、毒物劇物取扱者試験についてまとめました。

・試験問題、合格基準

各都道府県ごとに試験問題は異なる。合格基準も異なる。
都道府県によっては独自の問題ではなく、東北地方などは合同で実施している。合同でやる場合は、合格基準は都道府県で統一される。
**********************************************************************************東京都で一般で試験を受ける場合、試験問題は2時間。
筆記試験は50問(マークシート4択)2点×50問=100点
実地試験は25問(マークシート4択)4点×25問=100点
実地試験は実技のように実際に行うものではない。
合格基準は筆記・実地それぞれで50%以上、かつ合計で60%以上
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試験問題は持ち帰ることができ、解答まで親切に各都道府県で公開されている場合があるから、それを見た方が早い。

・試験問題の内容

東京都では、筆記試験と実地試験とに分かれている。
筆記試験は毒物及び劇物取締法の条文の穴埋め、法に則り正しいものを選ぶものといった「法令」20問
pH、中和、生成・燃焼熱、電気分解、炎色反応といった「基礎化学」15問
毒物及び劇物の性質や用途、取扱いを問う「毒劇物の性質」15問
実地試験は毒物及び劇物の性質、用途、取扱い、廃棄方法などを問う「実地」25問
である。

・勉強のやり方

他の資格試験と同様、参考書で知識を身に着けてから、問題演習を行う。
私の場合は、試験問題をひたすら解いて知識を身に着けた。
得点源となるのは、「法令」と「基礎化学」これはどの県でも大体同じような内容が問われる。特に「法令」に関しては、全国の過去問を解くことで克服しておきたい。「基礎化学」は理系出身者なら聞いたことあるような内容であるが、化学が苦手だった人には難しいかもしれない。
「毒劇物の性質」と「実地」は同じ内容が問われるから実質40問は毒物及び劇物の問題が出題される。1つの物質に関して、
固体なのか、液体なのか、気体なのか
色は何色なのか
毒物なのか、劇物なのか(毒物の場合、特定毒物なのか)
化学式は何か(官能基は最低限知っておく)
使用用途は何か
廃棄する方法は何か
を覚えてなければならない。毒物及び劇物の数だけあり、とても大変。
これらに関しては単語帳を作り、1つずつ覚えていった。多すぎる。

・試験問題へのリンク

手っ取り早く、過去問を解きまくる方法はアリ。
【北海道/東北地方】
北海道 東北6県合同(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)
【関東地方】
茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県(ページ下部試験結果のページから)
 千葉県 東京都 神奈川県
【中部地方】
新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県
 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
【近畿地方】
三重県 関西広域連合(滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、徳島)
 奈良県
【中国地方】5県は同じ問題です。
鳥取県 島根県 岡山県 広島県(行政情報提供システムの書名に「毒物劇物取扱者試験」を入力する) 山口県
【四国地方】
徳島県(関西広域連合) 香川県 愛媛県 高知県
【九州地方】8件は同じ問題です。
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

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