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新聞滅亡へのプロセス 追記

「新聞滅亡へのプロセス」は、いったん6回で終わりにし、別の題名とテーマで次のブログを書く予定にしていた。

 しかし、この2週間に「新聞滅亡へのプロセス」のテーマと関連するユーチューブ動画がアップされた。そこで「追記」を書き、3本の動画を紹介しようと思いたった。

 4月5日から5月12日までに、6本のブログを書いたが、ビューワー数は1000、スキは130に迫っている。あれだけ長い文章にアクセスいただいていることに、正直、驚いている。

 筆者がSNS上で、繋がりを持つ人は、300人。外国の人が多く、日本人は100人あまり。メディア関係は10人程度に過ぎない。筆者にとって1000ビューという数字は、予想をはるかに超えている。

 時間があれば、下記3本の動画を視聴していただきたい。そして、その後に「新聞滅亡へのプロセス」を再読いただければ大変ありがたい、と考えた。 (すぐに視聴いただけるように、下にURLをはりつけた)

 5月3日に「国境なき記者団」(本部パリ)が発表した2024年の「世界報道の自由度ランキング」で、調査対象180か国・地域の中で、日本は70位となり、前年の68位から2つランクを落とした。主要7か国(G7)で相変わらず最下位であり、3氏がユーチューブに動画を挙げるきっかけとなった。

 時系列で紹介する。まず、田中均・元外務審議官の動画。

1週間を斬る(2024.5.16)日本の報道の自由度はなぜ低い? (youtube.com)


 次に、泉房穂・元明石市長・弁護士の5月18日「いずみチャンネル」。【泉房穂が日本の闇に初めて斬り込む】のシリーズで、「緊急提言!マスコミの政治部は解体せよ!」。
https://www.youtube.com/watch?v=vz5HHx1LLww

 そして、5月20日古賀茂明・元通産相経済産業政策課長・元内閣審議官・元テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーターの動画。
「DMMオンラインサロン 古賀茂明TV2024年5月号PART1」
『何故日本のマスコミは権力に弱いのか こんなに自由な日本が報道の自由度ランキングで70位になるわけ』日本の記者はジャーナリストである前に会社員、記者クラブで談合し取材先に迎合して生活を守る特権階級だ! (youtube.com)


「クロ現」内部告発番組への雑感

 筆者は、NHK「クローズアップ現代」の5月21日放映の番組を見て思うことがあった。テーマは「内部告発で報復!? 通報者をどう守る」。その内容や取り上げ方に、異論はなかった。

 ただ、この冒頭部分で、桑子真帆キャスターが公益通報について「組織が設けている内部の窓口、労働基準監督署や保健所などの行政機関や、報道機関、消費者団体など外部の機関へ通報できると法律で定められている」と述べたのに、違和感を持った。

 筆者が疑問に思ったのは、内部告発の通報先として「報道機関」を紹介していたことだ。「報道機関」にはNHK、民放、新聞などを想定しているのだろう。

 しかし、ジャニーズの性被害者が、こうした「報道機関」に「内部告発」を通報していたら、当事者である「報道機関」はそれを闇に葬ったのではないか、との疑問だ。NHK施設内でも性被害はおこなわれていたとされる。その総括はもう終わったのだろうか。

 朝日新聞、読売新聞といった新聞も「内部告発」の通報先として不適格だ。その理由については、次回からのシリーズで詳しく説明したい。

*このブログで掲載する写真は、すべて筆者が通訳案内士、ネーチャーガイドとして各地で撮影した。今回は、八重山諸島黒島のウミガメ。

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