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中二病。こどもおばさんのひとりごと

 現在52歳。いや53歳だったか。自分の年齢もよくわからなくなってきた。物忘れには、少し早い気がするが、この年代の女性の年齢が一つ違っていたからといって、なにかの違いがあるだろうか。

 自己紹介にいきなり年齢、というのが、私の何もなさを表しているのかもしれない。 結婚はしているが、子供がいるわけでものなく、現在休(求)職中。働かなくてもいいというような、裕福な夫婦ではない。
 前職で長きにわたり、職場で浮いていた状態が続き相当に自分をなくしていた結果、突然退職(もちろん、引継ぎや挨拶等最低限のマナーは守った。そこは、いい年をした社会人として)あんなに、我慢して勤めていたのだから、少しくらいのんびりしたっていいじゃないかと、開き直ることを自分に許している間に、すっかり自分に優しくなってしまった。
(経済的には厳しいが、精神には非常に甘々な生活を送っている)

 家にいると色々考える。そうすると、なぜ、あんなに居づらくなってしまったのか、気づけてきた。  
最初は、あの人がどうだとか、自分がどうだったとか。そんなことばっかり考えていた。
一通り考えつくすと、お決まりのところに行きつく。
自分には感謝が足りなかったのだと。
周りへの感謝、自分への感謝。

 そして、新しい仕事の面接に失敗しては、落ち込み、前職の事を思い出す。また、あーだったこうだったと考え。他責自責が頭の中を駆け巡る。
一通りの思考のルーティーンを繰り返し、感謝というお決まりに行きつく。
 ただ、そのルーティーンのスパンは、ものすごく短くなってきている。

 いつか、また、心を込めて働ける日が来ると信じて、今は自分を大切に暮らしていきたい。

 (画像は、実家でとれた自家消費用露地栽培のイチゴ。無職だからこそ、老いた両親と畑で戯れる心の余裕があるというもの。今を大切にしたいと思う春の日)


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