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ベネチアとムラーノ

昨日はリド島の話をしましたが、今日はベネチア本島とムラーノの話です。上の写真は、ベネチアン・グラスで有名なムラーノで買ったお土産です。日本の事務所の同僚に買って帰りました。
ムラーノも、リド島と同じくベネチア本島から船で行きますが、水上バスで20分ぐらいで着きます。ベネチアは、島の西端の入口までしか車や鉄道、バスは入れず、中は水上バスかゴンドラ、徒歩での移動になるので、沢山の水上バスの乗降スポットがあります。左回りとか右回りとかで最初は結構間違えます😢
ムラーノに近い乗降スポットはベネチア本島の北のほうで、そこまでも水上バスで行くか、徒歩で行きます。


ムラーノのガラスのオブジェ

ムラーノには、ガラス博物館や教会、ガラス工房などがあって、ベネチア本島と街並み、雰囲気は似ています。私は、ガラス工芸のお土産を買いに行ったのですが、散策もいい感じでした。
もっとも、お手頃な土産物は、ムラーノで作られた本物のベネチアン・ガラスではないようですが、それは世界中どこの観光地の土産も似たようなものですね。


ベネチアのバス停から空港や本土の各都市に向かうバスが出てます

ベネチア本島についてですが、いろいろ行き方があります。電車やバス、車で行く方は、島の西端からイタリア本土に延びる橋を渡ってくることになります。そして、鉄道駅やバス停、駐車場で乗り物を降りて、水上バスや徒歩で島内を回ります。最初に行ったとき、別のイタリアの都市ボローニャから新幹線みたいな電車で行ったのですが、降りたらもうそこはベネチア~!って感じでした。

鉄道駅サンタ・ルチーアを降りると、すぐに水上バスの乗り場があります
徒歩で中のほうに進むなら、奥の橋を渡ってどんどん奥に歩いていきます

ベネチア本島の真ん中ぐらいにサンマルコ広場があって、その広場と西端の鉄道駅との間(2~3kmだと思います)に、沢山の観光スポットがあります。最初に行ったときには水上バスを乗ったり降りたりしていましたが、日本の地下鉄のような便数ではないですし、スピードも遅いので、2日目からは徒歩を多用しました。歩いていると、いろんな路地も通ることができて、3回目でも新たな発見があるなあと感動を覚えます。


サンマルコ広場、右手に見えるのがサンマルコ寺院


いろんなお店が周りに立ち並ぶ、いつも混んでるリアルト橋

ベネチアには、昨日お話ししたようにマルコポーロ空港から水上バスや水上タクシーでも行くことができます。水上バスならば1人20ユーロもしないと思いますが、水上タクシーは1台100ユーロ以上すると思います。私が行ったときは、空港からサンマルコ広場を通り越してリド島まで行ったので、3人で乗って150~200ユーロぐらい支払った記憶があります。帰りは、朝早めの飛行機で日本に帰るということで水上タクシーを朝5時に呼んだので、300ユーロほど支払いました(´;ω;`)
ベネチアで有名なゴンドラもですが、水上タクシーも高額です。便利ではありますが、乗る前に支払額の確認を忘れずに!


マルコポーロ空港の水上タクシー乗り場


ベネチアに向かう途中、隣で走っていた水上タクシー

この10年で3回も行ったベネチア!
ヨーロッパ出張に絡めて行っているので純粋なリピーターではないですが、島内に車が走っていないという特殊な環境や、主に徒歩で楽しむという不思議な感覚など、他の旅行先にはない魅力が溢れる場所だなあって感じます。特に気候がよい春や秋はサイコーです。夏は行ったことないですが、リドの砂浜を見ていると素敵だろうなと思います。
今はワンちゃんと二人暮らしになったので簡単ではないですが、またベネチア再訪を果たしたいなあ~(^▽^)/


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