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【LAA】大谷翔平と目指すワールドリーズ制覇・4週目 Part1【OOTP24】

2022年オフ

例によって大谷翔平と契約延長

大谷と15年総額6億ドルで契約延長。
3週目までと異なり、契約年数を増やし、単年当たりのサラリーを抑えた。4000万ドル×15年という、とんでもない契約だが現実の契約の方が上回っているという事実…。

トレード

Anthony RendonをCWSへ放出。

Logan O'Hoppeなどプロスペクト何人かをつけ放出。対価はYasmani Grandal。

Tyler Anderson、Hunter Renfroe(一部年俸負担)をMINへ放出

COLからDrew Romoを獲得

対価はJo Adellを中心にプロスペクト複数人
おなじみ神キャッチャーRomo。今回も扇の要としてチームを引っ張ってほしい。

CINからEdwin Arroyoを獲得。OOTP24の初年度で、トレード獲得人気No.1の選手。

対価はEdgar Queroをメインにプロスペクト複数人
素晴らしい守備能力を誇るSSプロスペクト

DETからParker Meadowsを獲得

対価はプロスペクト2人
広い守備範囲を誇るCFプロスペクト

NYYからSpencer Jonesを獲得

対価は一部年俸負担したGio Urshelaとプロスペクト一人
パワーに優れる左打OF

2023年シーズン開幕

通算4度目となる2023年の開幕。3週目までの結果を踏まえ、ファームシステムから最低年俸で使える選手を複数人供給していかない限りWS制覇できるような圧倒的なチームはできない、という判断のもと、大幅に再建に舵を切り、なりふり構わず現有戦力を差し出してプロスペクトを獲得した。

現時点の予算状況。MLB14位までペイロールが減少した。

4月終了時点成績

19勝10敗で首位と、まさかの大健闘。Andrew Wantzが4勝0敗、防御率1.44と謎の快投をみせ、大谷と並びチームの勝ち頭に。また、開幕直後にLAA在籍経験もあるAndrelton SimmonsをFAで獲得。

夏のトレード

Max StassiをPHIへ放出

David FletcherをPITへ放出

Brandon DruryをTORへ放出

Carlos EstévezをCINへ放出

HOUからHunter Brown、Bryan Abreuを獲得。今季絶好調で、ここまでWAR2.8とオールスター級の活躍をしたYasmani Grandalを対価に、HOUから保有権の長い先発とリリーバーを獲得。

Yasmani Grandalの年俸のうち35%はLAA負担。

TEXからJosh Jungを獲得

対価はParker Meadows、Spencer Jonesをメインにプロスペクト複数人
今季、打率.300、23本塁打、70打点とブレイク。Rendonの代わりの3Bとして獲得。

7月終了時点成績

主力を放出し再建期のはずが、60勝47敗でまさかの2位。Andrew Wantzは、開幕からの好調を維持し、18試合87.1回を投げ9勝4敗、防御率2.58と投球イニングは少ないもののエース級の投球を披露。
夏のトレードでは、FA間際の主力は、一人残らず放出。また、トッププロスペクトを含まないパッケージでJosh Jungを獲得。Rendonの後釜を早速埋めることができた。投手陣のメンツはリーグ平均を大きく下回るにも関わらず、失点数がリーグ3位と健闘しているのは、運がいいだけなので、後半戦から大失速する可能性が高い。

9/29のOAK戦でTroutが通算400本塁打を達成。

「実をいうと、初ホームランのことさえ覚えていないんだ。でも、この1本は忘れないと思う」とTroutは語った

シーズン終了

再建期のはずが、まさかの、91勝71敗で地区2位でシーズンを終え、ワイルドカードでPS進出となった。大谷、Detmers、Sandoval、Wantzの先発四人衆が素晴らしい成績を残し、チームの勝利に貢献。野手ではTroutが50本塁打で本塁打王に輝いた。
また、ZRのチーム成績が35.2と、リーグ1位になっているが、これは、Brett PhillipsがCFで5.7、RFで6.1、LFで0.2と、一人で12ポイント稼ぐという控え外野手としてありえない活躍を見せたことが大きかった。また、Phillipsは打っても、OPS.692、15HR、WAR1.9とそこそこ打っており、影のMVPと言っていいだろう。

打撃成績
投球成績

PS

【WCS】MIN戦

リーグ1位の、254本塁打を放った打のチーム。Galloの打率.203で、47本塁打というピーキーすぎる成績が目を引く。26本塁打のByron Buxtonは案の定怪我で離脱中。今季MINに放出したHunter Renfroe、Tyler Andersonは、二人ともいい成績を残している。投手陣は貧弱なので、点はいくらでも取れそう。こちらの投手陣がどれだけMIN打線を封じられるかが勝敗のカギを握るだろう。

初戦、先発大谷が6回1失点と好投するも後続のリリーフが打たれる。打線もTroutのソロホームランの1点に抑えられ敗戦。
第二戦は、先発Detmersが6回無失点と好投。Troutの2試合連続となるツーランホームランなどの援護もあり勝利。
第三戦は7回裏まで0-5と負けていたが、7回裏にJosh Jungのソロホームラン、8回裏に伏兵Cnris Okeyのツーランが飛び出し、徐々に点差を詰めていく。そして、9回裏にAndrelton Simmonsの同点タイムリーと、Taylor Wardのサヨナラヒットが飛び出し、劇的なサヨナラ勝ちで勝利。ALDS進出を果たした。


シリーズMVPは、打率.500、1HR、2打点の活躍のCnris Okey。 「これは、クラブハウスにいる全員で勝ち取ったものだ。私たち全員が同じ方向を向かなければ、このシリーズに勝つことはできなかった」と語った。

【ALDS】CLE戦

チーム本塁打こそ13位だが、チーム打率はリーグ1位。アベレージヒッターを揃えた打線は、リーグ4位のチーム得点数を誇る。投手陣もエースShane Bieberがサイヤング級の活躍を残しており、クローザーのClaseも今季51SVと絶好調。TDLで、PITからBryan Reynolds、DETからMichael Lorenzen、Tarik Skubalを獲得しておりPSへ向けた補強も万全。

初戦は、先発Andrew Wantzが4回1失点とシーズン同様に好投。後続のリリーフも強力CLE打線を前に、その後無失点に抑える。Troutが4回表に同点に追いつくソロホームランを放つと、7回表にAndrelton Simmonsが勝ち越しタイムリーを放ち勝利。
第二戦は、先発大谷が5.1回を3失点、代わったAaron Loupも3失点と炎上。打線も沈黙し敗戦。
第三戦は、先発Detmersが5.2回を1失点と好投。打線もJosh Harrisonの2点タイムリーなどで援護。4-2とリードして迎えた9回表、クローザーのJose Quijadaがつかまり、Andrés Giménez、Amed Rosarioの連続タイムリーで同点に追いつかれる。続く9回裏はCLEの守護神Claseが登板。先頭の大谷がヒットで出塁すると、続く、Josh Jung、Mickey Moniakの連続ヒットでノーアウト満塁とすると、守備固めで途中出場のAndrew Velazquezがヒットを放ちサヨナラ勝ち。
第四戦、先発のSandovalは4回表に、Reynolds、Franmil Reyesから2者連続ホームランを打たれるなど、4.2回を3失点で降板。大谷、Wardのソロホームランなどで得点するも、5回終了時点で4-4の同点で迎えた6回裏、相手のワイルドピッチで得点し、この1点を守り切り勝利し、ALCSへコマを進めた。

シリーズMVPのTroutは、「とても光栄なことだ」と満面の笑みを抑えられずに言った。会見では「シリーズを制したこと、それが一番大事なことだ。タフな相手だったからね、一筋縄じゃいかないシリーズだったよ」と語った。Trouは打率.375、1本塁打、2打点、1得点の成績だった。

【ALCS】HOU戦

チーム得点数リーグ1位だが、主軸のKyle Tucker、Michael Brantleyは怪我で離脱中。それでも強力打線ではあるが、パワーダウンしていることは間違いない。投手陣はエースCristian Javierはサイヤング級の活躍だが、他投手の成績はあまりぱっとしない。

初戦は、Wardの2ラン、Troutのソロホームランで先制するも、先発大谷が5.1回3失点で降板。3-3から試合は膠着状態となり延長戦へ入ると、11回表、大谷がFramber Valdezから2ランを放ち、勝利。
第二戦は、相手先発Cristian Javierに完封され敗戦。
第三戦は、Sandovalが4.1回を無失点と素晴らしいピッチング。打線も相手先発のLuis Severinoから4得点し勝利。
第四戦は、2-2の同点で迎えた7回裏にTaylor Jones、大谷のソロホームラン、Wardの2ランホームランの一発攻勢で4得点し勝利。
第五戦、先発大谷が7回を投げ10奪三振、無失点の快投を見せる。打線も大谷の投球に応え、Moniakのタイムリーなどで得点し、2-0で勝利。WSへコマを進めた。

シリーズMVPに輝いた大谷は、インタビューで 「とても楽しんで試合に臨むことができているので、その結果として、賞を受賞できたことは幸運だったと思います」と語った。大谷は12.1回を投げて防御率2.19、奪三振14個、1勝0敗の成績を残した。

【WS】STL戦

今季96勝を上げ、NL中地区首位でWS進出を果たしたSTLだが、得失点差は+53と、3位のCIN(+99)よりも低い。それだけ試合巧者であり1点差ゲームでは31勝18敗と大きく勝ち越している(LAAは27勝24敗)。だが、エースのAdam Wainwright(7勝8敗、防御率4.33)とJack Flaherty(9勝7敗、防御率4.75)を怪我で欠いており、投手陣は、かなり手薄になっている。一方、野手陣はルーキーのJordan Walkerが覚醒し打ちまくっており、Lars Nootbaar、Tyler o‘neillと強力な外野陣を形成している。

初戦は、先発Detmersが2.2回を4失点と炎上。打線も散発に終わり1得点しか奪えず、敗戦。
第二戦は先発大谷が5.2回を1失点と好投するも、1点ビハインドで9回表を迎える。Simmonsが四球、Wardが死球で出塁し、ノーアウトランナー1、2塁となり、一打同点の場面でTroutに回ってくる。が、まさかの送りバント。1アウト2、3塁となり、続く大谷は申告敬遠。満塁となり、Jungが走者一掃のタイムリーツーベースを放ち逆転。その裏をQuijadaが3人で締め勝利。
第三戦、STLの先発は、OAKからトレードされてきた藤浪晋太郎。藤浪は1回裏にMoniakから3ラン、2回裏にも大谷から3ランを打たれ大炎上。しかしSTLはそこから追い上げ、8回表にNootbaarの3ランで逆転。だが直後の8回裏にChris Okeyの2点タイムリーなどで再逆転し勝利をおさめた。
第四戦は、1回裏、大谷のソロHRで先制するも、これまで素晴らしい投球を続けてきたWantzがSTL打線につかまり、WalkerからソロHRを浴びるなど、2回表に3失点。9回裏にスリーベースヒットを狙ってTroutがアウトになるなど、ミスもあり、大谷のソロHR以降、得点が奪えず敗戦。
第五戦は、先発のDetmersが、1回表にTyler o‘neillから先頭打者HRを打たれる。2回表にも1失点し、早々にリードを許すが、6回裏にWard、Troutの連続タイムリーで逆転。しかし直後の7回表、Detmersが、先頭のNolan Arenadoに同点HRを打たれる。試合は延長戦にもつれ込み、11回表に3点取られ、敗戦。
後のない第六戦は、大谷が先発。初回にChris Okeyの2点タイムリーなどで4点先制すると、大谷は5回1失点と好投。後続のリリーフも踏ん張り、6-2で勝利。
最終第七戦、LAAはPatrick Sandoval、STLは藤浪が先発。藤浪は4回を投げ1失点と好投。一方、Sandovalは3.2回を投げ4失点と炎上。5回表にMickey Moniakの3ランで、1点差に詰め寄るも敗戦。あと一歩まで近づいたWS制覇の夢は、最後の最後に立ちはだかった藤浪によって砕かれた。

総括

まさかのWS進出なったが、あと一歩のところで敗戦。悔しい結果となったが、あれだけ売り手に回ってWS制覇しても、それはそれで虚しいので、よかったかもしれない。

お読みいただきありがとうございました。PART2へ続きます。


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