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【LAA】大谷翔平と目指すワールドリーズ制覇・3週目 Part2【OOTP24】

2023年オフ

FA

Frankie Montasと1年580万ドルで契約合意

昨季は怪我で1年投げられていない。今季復活を目指す

Alex Cobbと1年128万ドルで契約合意

先発5~6番手くらいには十分な能力。先発でダメならロングリリーフ要因として起用。

Reynaldo Lópezと5年2700万ドルで契約合意

2年目終了時点でオプトアウトの権利あり
リリーフに5年契約はリスクだが、比較的安定した成績を残せる選手なので、単年の契約を抑えるため複数年契約を結ぶ。

Charlie Blackmonと1年120万ドルで契約合意

人気の高さと「Prankster」のパーソナリティ確保のため獲得

Brandon Crawfordと1年780万ドルで契約合意

こちらも人気要因として獲得。SSのレギュラーに

トレード

CLEからShane Bieberを獲得

対価はPatrick Sandovalとプロスペクト2人
保有期間残り1年ながらサイヤング賞投手を獲得

サラリーダンプ目的でTyler AndersonをBOSへ放出

サラリーダンプ目的でDavid FletcherをSTLへ放出

SEAからGeorge Kirbyを獲得

対価はSam Bachmanら9人
精密なコントロールが武器の右腕。25歳と若く長期保有可能なところも〇。

MIAからJazz Chisholm Jr.を獲得

対価はTaylor Wardとプロスペクト複数人。Wardの年俸35%はLAAが負担。
チームに足りないスピードを持つ選手が欲しかったので獲得。正直、Wardからアップグレードされているかといえば微妙。

サラリーダンプ目的でBrandon DruryをTORへ放出

オフ総括

Shane BieberとGeorge Kirbyを獲得し、フロントスターターを二枚確保。ついでに怪我明けのFrankie Montasも獲得できたので、投手陣の厚みはかなり増した。野手陣にもスピードのあるJazz Chisholm Jr.を獲得し、足りない部分を補強できた。人気をかなり意識して動いたため、FanInterestはMAXの100。この値が高ければ高いほど観客数は増加し、シーズンチケットの売り上げも上がる。また、FanInterestがMAXでシーズンを終えると、MarketSize(市場規模)がワンランクアップすることがあるらしい。MarketSizeが上昇すると予算が増えるので、期待したい。

現在の財務状況

2024年シーズン開幕

Neto、Adellら若手が開幕ロースター入り。スプリングトレーニングでは、好調な選手が多かったので開幕ダッシュに期待したい。

開幕ロースター

4/4 Alex Cobbがシーズン早々に右肩の故障でシーズン終了。

BieberやKirbyではなくて良かったと思うしかない…

4月終了時点成績

14勝10敗で、首位SEAに4.5G差の2位。投手大谷が防御率8点だと大乱調。今年は投手としてはダメな年になりそうだ。野手陣とブルペン陣は可もなく不可もなくというところだが、このままだと地区優勝は夢のまた夢なので、奮起してほしい。

5/3 Reid Detmersが背中の肉離れで4~5カ月のIL入り。

6/18 George Kirbyが椎間板破裂で8カ月のIL入り。先発投手陣が続々と長期離脱していく…。

6/22 絶不調のNathaniel LoweをPHIへ放出。Loweは昨季が大幅な上振れだったようで、今季は、OPS.590と大不振。年俸も480万ドルと高めだったので、復調を待つ前に放出。

6/28 Anthony Rendon、不振の原因を愛用のバッティンググローブが盗まれたせいだと主張。Rendonは、ここまで、HR5本、OPS.688と不振を極めている。

「グローブを返してくれないだろうか。でないともう二度とヒットが打てなくなる」とのこと…。

7/12 RendonのグローブがJo Adellの下着入れから見つかる。翌日のCOL戦でRendonは6打数5安打の大活躍だった。

発見者のAdellは「下着の引き出しの中で見つけたんです…マジで」とのこと…
「まあ、楽しめたよ」とRendonは試合後語った。

7/20のTEX戦でFrankie Montasが完全試合を達成。試合後、栗山英樹監督は「彼は素晴らしいリズムを持っていた。彼の集中力、精神力、すべてがこれ以上ないほど素晴らしかった。」

試合後、Montasは「稀有な試合だった。こんなことめったに起こることじゃない」と語った。

夏のトレード

OAKからLawrence Butlerを獲得。スカウト評価が高く、対価も安く済むため獲得。ただ、対価が安いということは、スカウト評価が間違っている可能性が高い。

対価はプロスペクト複数人
プロスペクトランキングで全体55位の期待の若手外野手。

7月終了時点成績

62勝40敗で、SEAと6.5G差の2位。11連勝を記録するなど追い上げるも、SEAが絶好調で、中々追いつけない。SEAは、7月終了時点で、WAR7.8と記録的なシーズンを送っているJulio Rodríguez、防御率がいずれもリーグトップの先発・ブルペン陣を擁し、怪我人でも出ない限りこのまま首位を独走しそうな勢いだ。
一方、LAAも投手陣、野手陣ともに好調。RFのKameron Misnerは今オフのルール5ドラフトで加入した選手。ここまでOPS.825と大活躍で思わぬ拾いものとなった。1BのJosh Moylanは、昨季ドラフト20巡目で獲得した選手で、今季覚醒。46試合で12HRと神がかったように打ちまくっている。
投手陣では、Reid Detmers、George Kirbyが怪我で長期離脱するものの、Chris Rodriguez、Mitch Whiteらが、まずまずの成績で穴を埋めてくれた。また、Netoが手首の骨折で離脱しているため、Jazz Chisholm Jr.が2Bに入っている。

7月終了時点のJulio Rodríguez。OPS.1.091と異次元の成績を残す。

2024年シーズン後半戦

9/18 Ben Joyceが右肩の腱板断裂で12カ月のIL入り。選手生命に関わる大怪我となった。

Ben Joyceはここまで、56試合で75回を投げ、防御率3.00、K/9は11.2と支配的な投球を見せていた。

シーズン終了

93勝69敗で地区2位。SEAの後塵を拝し続けたシーズンとなった。
本塁打数はリーグトップであるものの、打率が14位と確実性に欠けたことで、得点数が伸びなかったと思われる。Frankie Montasは、完全試合を達成するなど、防御率3.83と期待以上の活躍を見せた。Shane Bieber、大谷はフロントスターターとしてまずまずの成績を残したが、支配的とはいえず、PSでどれだけ抑えられるか不安は残る。
一方、ブルペン陣は絶好調。41SVのReynaldo Lópezや、100イニング投げ、防御率2.52のCamilo Dovalらが1年通してブルペンを支えた。

打撃成績
投球成績

PS

PSツリー

【WCS】TEX戦

ホームラン数リーグ9位と平均以下ながら得点数は2位と、繋ぐ野球に定評のあるTEX。突出した成績の選手はいないが平均以上の選手が多数いる印象。deGromの調子次第で勝敗が分かれそう。

初戦は、初回にJazz Chisholm Jr.のグランドスラムが飛び出し、相手先発のSteven Matzを攻略。投げては先発のMontasがTEX打線を6回1失点に抑え、勝利。
第二戦は、LuzardoがJosh Jungに2ランを浴びるなど4回1/3で4失点。打線もNetoが2打点の活躍も、追いつけず、1点差で敗戦。
第三戦は、大谷とdeGromの投げ合いとなった。大谷が6回1失点と好投するも後続のリリーフが打たれ、1-3でリードされて迎えた9回裏、先頭の大谷が今季32SVをあげたTEXの守護神、Pierce Johnsonから1点差に迫るソロホームランを放つ。続いて、Netoが死球で出塁すると、Jonah Heimのタイムリースリーベースで同点。試合は延長戦へともつれ込み、迎えた14回裏、2アウト満塁の場面でJazz Chisholm Jr.がサヨナラヒットを打ち、劇的勝利でALDSへ駒を進めた。

シリーズMVPは、Zach Neto。打率.583、出塁率.643、3打点、3得点の活躍だった。

【ALDS】SEA戦

50本塁打43盗塁という前人未到の成績を残したJulio Rodríguezが中心選手だが、Luis Castilloや、Logan Gilbert、今季本格的に先発転向したMatt Brashの三本柱を擁する投手陣も強力。ただ、43SVをあげ防御率0.69と圧巻の成績をおさめた守護神Andres Munozを肩の怪我で欠いている。Julioを如何に抑えるかが勝敗の鍵か。

初戦は、先発のShane Bieberが2回裏、Alex Verdugo、Aledmys Diazから連続タイムリーを打たれるなど3点先制される。5回表にRendonが1点差に迫る2ランを放つも反撃はここまで、2-3で敗れた。
第二戦は、投手陣が大炎上し9失点で大敗。
第三戦は、初回にTroutとJazz Chisholm Jr.の二者連続ホームランで先制。6回裏には再びTroutのソロホームランが飛び出し、3-0とリードする。7回表に2点とられ1点差に迫られると9回表にJarred Kelenicからホームランを打たれ同点とされる。しかし直後の9回裏に代打のJesús Sánchezがサヨナラヒットを放ち勝利した。
第四戦はJesús Luzardoが3回2/3を投げ、被本塁打3、5失点と炎上。野手陣もJazz Chisholm Jr.が3安打と気を吐くも、Kenta Maedaの前に凡打を重ね、敗戦。ALDS敗退となった。

WSはSEAが優勝

総括

若手の先発二人を長期離脱で失うも、MontasやChris Rodriguezら怪我明け組が復活し、カバーすることができた。野手陣も、Jazz Chisholm Jr.が、PSで印象的な活躍をするなど、補強はうまくいった印象。だがPSで勝ち進むためには、もっとチームを強化する必要があるだろう。来季は打線の強化を目指したい。

お読みいただきありがとうございました。PART3へ続きます。


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