第3回カモミール ドラフト振り返り

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

今回は5月25日(土)に行われました、第三回カモミール杯のドラフトにて私が指名した15頭と、指名した理由を書いていきます。


牡馬1位

ウィンターベル(父バゴ)
吉田勝己(ノーザンファーム)

多分本馬をドラ1で指名しようと考える物好きは多くないはずだ。しかしこのグループは意外な馬が意外な順位で指名されることが多々あるので、確実に取りたかった本馬をここで指名。
父バゴ×母父ディープインパクト×ノーザンファーム生産といえば、2020年サウジアラビアRC勝ちのステラヴェローチェが該当する。この世代、実は前年度0だったノーザンファーム生産のバゴ産駒が急に増えているため、牧場側も期待していることは間違いない。
6月1日東京芝1600m(鞍上はC.ルメール)でのデビューが予定されている。
目標は芝三冠路線完走。特に皐月賞と菊花賞は掲示板以上の活躍を期待。


牝馬1位

プラウドスペル(父ドゥラメンテ)
シルクレーシング(ノーザンファーム)

全兄アスクドゥラメンテは、ケガがありながらも連勝してOP入り。母方にGone Westを持つドゥラメンテ産駒は活躍馬多数。きょうだいはダートに出ているが、牝馬なら芝で走れると信じている。
ガラスの脚が暴発しなければ、牝馬三冠を完走できるはず。


牡馬2位

ナッシングバットドリームズ(父ダイワメジャー)
社台RH(社台ファーム)

半姉プレイディヴェーグは2023年エリザベス女王杯勝ち。母ナッシングバットドリームズの産駒は全3頭が勝ち上がり。母方にSadler's Wellsを持つダイワメジャー産駒は活躍馬多数。
6月前半の函館(鞍上は武豊)でデビュー予定だったが、故障のためデビュー延期。
目標は朝日杯とNHKマイルと富士S。


牝馬2位

プロキシマ(父スワーヴリチャード)
社台RH(社台ファーム)

スワーヴリチャード×母父ステイゴールドは未知数だが、母父オルフェーヴルから2023年京王杯2歳S勝ちのコラソンビートが生まれているので、期待できる。
6月8日京都芝1600m(鞍上は松山弘平)でのデビューを予定。


牡馬3位

リアリサトリス(父キタサンブラック)
里見治(ノーザンファーム)

全兄ジャスティンスカイは、OP・リステッド勝ち含むJRA6勝。欧州系ナスルーラー持ちといえば、2023年皐月賞馬のソールオリエンスが該当する。
里見オーナーの馬を指名するのは、初年度以来2年ぶり2頭目。その時の指名馬は、2023年京都新聞杯勝ちのサトノグランツ。
本馬にもダービー出走を期待している。


牝馬3位

ロサグラウカ(父エピファネイア)
サンデーレーシング(ノーザンファーム)

父エピファネイア×母父ルーラーシップは2024年桜花賞馬のステレンボッシュと同じ血統構成。
跛行で頓挫したが、本来なら夏までにはデビュー出来ていたはずなので、仕切り直して秋前にデビューしてクラシックに間に合ってくれることを期待。目標はオークスと秋華賞。


牡馬4位

ウインアルテミス(父ウインブライト)
ウイン(コスモヴューファーム)


父ウインブライトは新種牡馬半兄ウインアグライアは2021年若駒Sなどを勝っている。注目は今年のウイン・コスモの生産で最も評価が高い馬の1頭ということ。6月1日デビューのウインやコスモの馬といえば、2023年京王杯2歳S勝ちのコラソンビートを彷彿とさせる。コラソンビートは「伝説の新馬戦」に出走し3着。本馬も同等かそれ以上の結果を残せると思っている。(なおデビュー延期……)
目標はホープフルS、皐月賞。将来的には香港で話題をかっさらって欲しい。

自由枠1位

ヴァリディオル(父キズナ・牡)
社台RH(社台ファーム)


母ヴァリディオルは未勝利。半姉アンドラステは2021年中京記念勝ち。
社台系の牧場で生産された母方にMonsunを持つキズナ産駒は、出走済みであれば勝ち上がり率100%。Monsunの血は日本の芝に合うと考えるので、そろそろ大物が欲しいところ。
馬体の成長が著しく、デビューは秋ごろになると思われる。


自由枠2位

サングレアル(父ナダル・牡)
吉田勝己(ノーザンファーム)

父ナダルは新種牡馬。父の産駒の割には大柄に出ていないのが指名のポイント。母サングレアルは2014年フローラS勝ち、祖母は名牝のビワハイジ。血統面でケチを付けるところは全く無い。
6月22日京都芝1400m(鞍上は川田将雅)でのデビューを予定。
目標はダート三冠路線完走または芝短距離路線。

自由枠3位

ダンスロマネスク(父キタサンブラック・牡)
社台RH(社台ファーム)

今年のホームラン枠。叔母ヒップホップソウルは期間内重賞2着2回。父キタサンブラック×母父シンボリクリスエスは2023年青葉賞勝ちのスキルヴィングと同じ血統構成。
まだ情報がほとんどないが、秋デビューから王道路線に行って欲しい。
目標はダービー出走。

自由枠4位

オールポッシブル(父エピファネイア・牝)
G1レーシング(ノーザンファーム)

父エピファネイア×母父ダイワメジャーは2023年紫苑S勝ちのモリアーナと同じ血統構成。
本来は6月2日京都芝1400mでデビュー予定だったが、恐らくクラブの使い分けにより延期。
目標は、阪神JF、桜花賞、NHKマイル。


自由枠5位

オールウェイズウィリング(父ドゥラメンテ・牡)
猪熊広次(下河辺牧場)

半姉ショウナンアデラは2014年阪神JF勝ち。Gone West持ちのドゥラメンテは、タイトルホルダーやリバティアイランドなど、活躍馬多数。
競争中に浅屈腱炎断裂を発症した兄の無念を晴らして、クラシックへ出走してくれることを期待している。
目標は牡馬三冠完走。

自由枠6位

Magic America(父Wootton Bassett)
藤田晋(Mr R. Mcdonald)

アルカナ社セール×矢作芳人調教師×藤田晋オーナーといえば、愛チャンピオンSと凱旋門賞への挑戦を予定しているシンエンペラーや、2024年春までに2勝のアウェイキングがいる。
父Wootton Bassettの産駒は、金子真人オーナーや矢作芳人調教師が「日本で走る可能性がある」と言っているので、本馬にもかなり期待している。
目標はダービー⇒チャンピオンステークス(10月中旬・アイルランド)


自由枠7位

ダイヤモンドディーバ(父キタサンブラック)
エムズレーシング(ノーザンファーム)

半姉シャドウディーヴァは2021年府中牝馬S勝ち。馬主エムズレーシングといえば、2023年クイーンC勝ちのハーパー。友道康夫調教師は個人馬主との相性が良く、中距離路線での活躍を見込むことができる。
目標はダービートライアル⇒ダービー出走。


ダート枠

L' Age d'Or(父Tapit)
不明(山紫水明?)

OBSマーチセールにて、中内田充正調教師が60万ドルで落札。中内田師×OBSといえば、2023年昇竜S勝ちのグレートサンドシーや2024年ファルコンS3着のソンシがいるため、期間内にポイントを稼いでくれる期待値はかなり高い。
藤田オーナー所有だと思っていたが、どうやら違うらしい(想定外)。ただ、過去のOBSセールの情報を確認すると、グレートサンドシーの所有者である山紫水明さんではないかと推測している。
目標は春までに2勝。




以上15頭で2025年菊花賞馬で楽しみます

このシーズンの目標は
2歳重賞2勝(うちG1は1勝)、3歳重賞5勝(うちG1は2勝)とします!

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