僕と競馬、ひいてはメイケイエールの思い出
いきなりですが、最近は競馬に熱を上げています。きっかけはウマ娘から馬券デビューし、ゴールドシップの娘を観ようとしたらソダシ号の白毛馬初のG1戴冠とかいう歴史的レースを浴び、桜花賞でのソダシとサトノレイナスの激闘、オークスでユーバーレーベンの戴冠&初の馬券購入&的中を機に競馬おじさんになったという経緯がある人間です。
んで、追い続けた馬のうちで引退式を視聴したのはオジュウチョウサン、イクイノックス、パンサラッサ、タイトルホルダー、メイケイエールの6頭。特にメイケイエールはキャリアの初期から観ていた競走馬なので感慨深い気持ちがありました。なんなら込み上げるものがあって少し泣いたぞ。
先に書いた通り、ウマ娘→ゴールドシップ→21牝馬のクラシック戦線という経緯で競馬に触れたわけなので、世代屈指のアイドルホースであり個性派あったメイケイエールに早い段階で出会うのも必然だったわけで、僕の競馬の楽しみ方にも大きな影響を与えた競走馬たちの一頭なんですね。やっぱすげータイミングでしたよ。アニメウマ娘では二期でちょうどライスシャワーの話をしていて、掘ったトレーナー諸氏がメンタルブレイクしておったな。僕もだ。
同世代牝馬で活躍していた中でも、早期にサトノレイナスやヨカヨカ、アカイトリノムスメ、ファインルージュにクールキャットという走りやバックグラウンドに惚れたり、馬券で相性が良かったのが始まりでいつしか好きになった馬たちが戦線離脱していき、そんな中でも奮戦してくれたものの6歳まで走り切れなかったソダシにユーバーレーベンという世代の顔も故障引退していく流れが続く中で、ラストレースを公言し無事に引退まで走り続けてくれたのがメイケイエールでした。イクイノックスは3歳秋、パンサラッサはドバイサウジの大金星から、タイトルホルダーも明け4歳から追ってたので最初からってわけではないんだよなぁ。
メイケイエールの魅力といえば、圧倒的な能力を魅せて勝つか様々な要因に泣かされ複勝圏外の敗北かという極端な戦績、各メディアで語られたレースでの暴れっぷりが嘘のようなオフでのグッドルッキング淑女さ、ちょっと逸れるけど調教師の武英先生や厩舎スタッフの方々、騎乗した騎手の皆さんの試行錯誤も挙げられますね。
比較的簡単に触れられる情報だけでも、レースに出る、クリーンに走る、能力を発揮して勝つ+本番までの臨戦過程も無事にこなし、結果を残すことの難しさを思い知らされた競走馬でした。
記憶に新しいところでは新世代の中でも期待していたシュトラウスがハチャメチャな走りで話題になり、こないだは牡馬で応援しているフェーングロッテンがセンになっちまったりと、気性も能力のうちだと再認識させられたことを思い出します。
F1もセナプロ世代から視聴していたモタスポおじさんでもありますが、そのくらいの時期の一癖ふた癖あるドライバー達、アクが強いチームの代表、善戦マンやお世辞にも速いと言えないマシンを駆る前年王者の大激走なんかが大好きでしてね……。
だもんで、メイケイエールは観ていて楽しい子でした。応援しがいもあった。すげーよ。
セントウルステークスの圧倒的なレコード勝利、大暴れしていた京王杯スプリングカップ、ポテンシャルの暴力だったチューリップ賞、届かなかった高松宮記念、スプリンターズステークス、能力の高さを再確認できた香港スプリント5着。どのレースも何かしらあるのはすごいことだと思います。ちなみに馬券はハズレばっかりでしたね。タイミングがことごとく合わなかった(笑)
我々のような馬券を購入し、レース結果や臨戦過程に一喜一憂する立場の人間からすればどこまでいってもギャンブルである競馬ですけども。実際に走る馬たちや陣営の方々も生き物同士なわけで、そこにある絆というか、思いというか。人馬一体という言葉もあることですし、そういうところも観ていきたいなぁと思いました。
メイケイエールちゃんの未来に幸あれ!
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