過去

生きづらい。

常にこの感情を抱きながら生きているが、その原因はなんなんだろう。

小学生
低学年の頃は純粋に学校を楽しめていた気がする。ただ、入学したての頃当時の私にとって自然も多く広いと評判だった校庭は魅力的でよく1人で休み時間散歩をしていた。そのことをいつもの何気ない会話で親に伝えたら「やっぱり変わってるね」と言われた記憶がある。親から言われる「変わってるね」は私にとって呪いのようになっているが、これが記憶にある最初の言われたタイミングかもしれない。
小学4年生から中学受験塾に通いだした。当時は元々頭が良く、ある全国模試で1桁代の順位もとったことがあったことから受験を決意した。通っていた小学校に附属の中学校もあったが、内申を重視する校風と合わなかったことも受験を後押しした。塾に通い始めてから今までよりさらに学校の授業が簡単に感じるようになり、多くのクラスメイトや教員を馬鹿にする子どもになってしまった。受験が終わったあと、友達だと思っていた子に結果を聞かれたので正直に教えたら、それが受験があまり上手くいかなかった子にも伝わり仲間はずれにあった。訳も分からず突然無視されるようになった。
5年生の頃にも仲間はずれにされたことがあった。いつも一緒に帰ってた3人がいたのだが、電車の中で話の輪に入れてもらえなくなった。当時の私は幼かったから担任に相談し、話し合いが設けられた。彼女たち3人は先生と仲がいい目立つタイプの女の子だったからか根本的な解決がなされず、「ああ、言っても無駄なんだな」と思うだけだった。
酷いいじめにはあったことがないが、他の人より突然仲間はずれや無視されることが多かった小学校高学年時代を過した。多分この経験から、人に嫌われることを恐れて人に合わせる自己主張が出来なくなった気がする。

中高はそれなりに人間関係で悩むことはあったが親友もできたし楽しむことが出来ていた。ただ、周りは頭がいい上に運動や芸術、リーダーシップやアイディア力などにも長けていて劣等感を抱え続けた6年間でもあった。

大学は1、2年の間がオンラインだったので特に何も無かった。が、アメリカ留学中に日本人の女の子たちと全く仲良くなれなかった。今まで女友達の方が多かったのに、女子と仲良くなれずむしろ男子とはかなり仲良くなれたことに驚きを覚えた。

親から言われた、言われてる「あんたは変わってるから」が呪いみたいにずっとついてまわる人生を送っている。
怒鳴られたり殴られたりすることも特に受験期は酷かったし、それ以外でも干渉されることが多かったからか、自分に全く自信が無い。他人からどれだけ褒められようが、いい成績を取ろうが全く自信が無い。他人と比べてとてつもなく劣っていると思ってるし私なんかいなくても何も変わらないんだろうなあと毎日考えている。
だから人に必要とされたいし、必要とされることに喜びを覚える。
ひとりの時間が好きなのに、ひとりでいる時間が長くなると寂しくなる面倒な人間になってしまった。
存在しているだけで価値があるなんて私にはありえない

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