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ギター改造??これはもはやフルカスタマイズ!②
さてさて、これはもはやフルカスタマイズ!の続きです。
あまりに簡単に決定したピックアップは出音チェックもせず、まぁ定評のあるピックアップメーカーだし特にチェックとかいらんやろ!という乱暴な判断で、見た目をさっさとチェンジする作業を急げ!という事態となった。
まずは今の塗装を剥がさねば。
この作業は通常、塗装剥離剤や紙ヤスリで地道にサンディングって人も多いと思うが、自分はヒートガンでの塗装剥がしが一番効率が良いと思ってる。ヒートガンとはドライヤーの超高温タイプといえばいいのか? あまりにも高温になるため髪の毛の乾燥とかに使ってはダメ!絶対! まず普通の家電店では売ってないし(笑) これは熱収縮チューブなどを収縮させる時とかに使ったりするいわゆる工業用工具だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1688129603341-ipgi0ad476.jpg?width=1200)
これが塗装剥がしにけっこう使える。塗装面にしばらく当てるとこのようにちょっと塗装が浮いてくる⤵⤵ 当て過ぎると塗装面が沸騰して泡吹いてきたりする(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1688129236371-TzJEbUcIRe.jpg)
そこをスパチュラで剥がして行くと…⤵
![](https://assets.st-note.com/img/1688129303952-jUut3wypTH.jpg)
ね!けっこうきれいにはがれるでしょ。
それを塗装面全体に繰り返してぜ~んぶ剥がす。
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ここまでくればあとは紙ヤスリでのサンディングで簡単に整えられる。
![](https://assets.st-note.com/img/1688129866535-396Jxm0PPc.jpg?width=1200)
マッチングヘッドにするネックのヘッドは、塗装面も小さいし、塗装の下地作りもついでにしたいので、始めから紙ヤスリで削った。
さていよいよ新しいカラーの塗装の準備だ。最終的にはホワイトに少しラメが散りばめられたボディカラーにするのだが、まずは下地のマットホワイトラッカーを吹きつけた。⤵
![](https://assets.st-note.com/img/1688130541060-QYVaOreeoI.jpg?width=1200)
さらにきれいなホワイトラッカーを吹いてゆくのだが、平面を作るために吹いてはサンディングを何回か繰り返す。その後、塗装面の保護とツヤを出すためのクリア塗装を何回かに分けて吹き付けながらラメを散りばめた。⤵
![](https://assets.st-note.com/img/1688130944670-88AtgIC3XG.jpg?width=1200)
オマケは薔薇のタトゥーデカールでデザインのアクセントに!なにせオーナーは妙齢なご婦人ですから!あとはネックを取り付け、ピックガードに電装系をハンダ付けすれば完成だ!
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金属パーツはすべてゴールド系にしてゴージャスに。マッチングカラーのヘッドにも薔薇のインレイを。ピックガードはミラーにしてハデハデなギターに生まれ変わった。
さらにオレ達・ギターいじくるグループSwindle Guitar商会初のフルカスタマイズモデルとして・・
《GYPSY ROSE・ジプシーローズ1号》と名付けられた。
みんな本気で遊んどるよなぁ~
肝心のサウンドだが、ライブ前のリハで初めて聞いたがびっくり!
ハードロックにぴったりのヘビーなディストーションサウンドが簡単に出る。それでいて音の芯もしっかりしていて傑作だ!と思った。
だがもはや、、Fenderの音はまったくしない(爆笑!)
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とにかく!いい大人がみんなして寄ってたかってあーだこーだと、、、たいへん楽しいギター製作でした。
おしまい。
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