1人焼肉について思うこと

ここ1年くらい、心に負荷の多い仕事をしていてその負担感がどんどん増してきているので、最近は週末に全力で自分を甘やかすことにしている。
といっても、金のかかる趣味もなく、物欲もほぼない中で、できるのは酒を飲むことくらい。
まだちょっと気持ちが若いのか、そうなるとやっぱり肉だよね、となる。(寿司屋に行くこともあるけど、その話はまた今度)
というわけで、3週間連続で土曜の夜に焼肉に行った。もちろん1人で。
1人焼肉は昔からしていたけど、まとめて行ったので、思うことをまとめておきたい。
①店の選定
 そこそこ大人なのでチェーン店はあまり行かない。(といっても5月に一度牛角に行った)
 自分を甘やかす、がコンセプトだけど、今住んでいる地方都市(小さめの政令指定都市)では高級焼肉店なんて限られる。しかも、この地域の高級な店は個人的にはあまり1人客フレンドリーではない。
 なので、まあ、普通の店。で、カウンターがあるのがベスト。焼肉っていうのは、普通の飲食店以上に店員とのコミュニケーションが重要だ。網を変えてとか、そういうの。なので、タッチパネルとかがない店の場合はカウンターに座りたい。てことで、カウンターがあるのを知っているか、ネットなどでカウンターの存在を確認できる店に行く。
 ちなみにこの3週間の平均だと7000円くらい。地方にしてはちょっと高いかもだけど、これくらい出すと満足度は悪くない。というかそれくらいの贅沢感がほしい。
②肉の選定
 ぶっちゃけ考えるのは面倒くさい。なので、例えば「極上盛り合わせ」とかその手のがあれば、一番いいやつをとりあえず頼む。
 そこからあとは、流れで。ただ、もう年齢的にカルビは厳しいので、ロース関係とか、あと大人になってから突然レバーが好きになったのでその辺。
 1人だと、3皿も頼めばだいたいいい感じになる。
 「特上ネギタン塩」「トモサンカク」「極上レバー」「上ハラミ」とかそんな感じ。赤身盛りはあったら頼んじゃう。
 自分を甘やかす焼肉で大事なのはメニューを見るとき、まず高級ゾーンだけ見ること。とにかく金に糸目をつけてない感じを自分にアピールする。
③酒の選定
 ビールスタート。その次は、韓国焼酎か赤ワインの二択。ビールやハイボール、マッコリは炭酸がおなか一杯になるので、深追いしない。
 そうなると悩ましいのがボトルで頼むかどうか。チャミスルだったら1本は確実に行けるけど、ワインはちょっと自信がない。ということで、ワインはグラスで飲んで、「あーボトル頼んどけばよかったな」と後悔することもなくはない。
④締めの選定
 基本食べない。そもそも夜は炭水化物食べないし。でもここ2回は冷麺を頼んだ。店によって味がほんと違うなと実感している。麺が違う。
 自分の選択肢にはまずないけど、アイスとかも頼まない。いや、頼むことは否定しないけど。さっぱりするし。

 1人焼肉はハードル高いとかいう人がいるけど、個人的には焼肉こそ一人で行くのがいいと思う。自分にとってのベストの焼き具合は自分にしかわからないし、焼肉ほど他人にペースを乱されやすい食事はない。
 1人で行けば、完全に自分のペースだ。つい目を離して焦がしちゃうのも、うっかりレアで食べちゃうのも、自己責任だからこそ楽しいし、許せる。
 飲み会で、サラダとかを取り分けてくれる人が苦手な立場からすると、焼肉に誰かと行くことはデメリットの方が多い気がする。
 もちろん、お互いのペースで焼いたり飲んだりできる友達と行って飲んだくれるのは最高だけど。

 次の週末も焼肉に行って4週連続記録を更新するかどうかはわかんないけど、そもそもここまで自分を甘やかさなくてもいいくらいに、日常をストレスレスな感じにしたい。


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