PET/CT検査

2023年2月上旬。PET/CT検査を受けました。

ネットで調べると、「徒歩での通院は問題ないが、自転車は控えるように」と記載している病院もあれば、「タクシー利用を」「自家用車の場合は運転控えて」と記載している病院もあり、一体、どの情報が正しいのか分かりません。

ちなみに、T大病院からは、特に何も言われていません。

迷った挙句、
自宅→徒歩10分→駅→タクシー→病院
にしました。

再来受付機で受付をし、(今日は呼び出し機はなし)地下へと向かいます。
…が、案の定、迷う私。 

迷ってウロウロするくらいなら、タクシーで来た意味がなかった… 笑

地下で受付をすると、検査の流れを書いた藁半紙と下駄箱の番号を指定された紙を渡されました。
「16番の下駄箱に入れて履き替えてください」
16番には、フェルト生地のような靴が入ってました。
「PET検査だから、こんな素材の靴??」と思いましたが、とりあえず履き替えて中へ。

出入口の正面にソファーがあり、患者さんがTVを観ていました。私もソファーに座り、TVでも観ることに。

と、患者さん達の足元を見るとスリッパを履いています。
「私が履いてるの、もしかして、患者さんの靴?!」
慌てて外に出て、受付の人に伝えます。
「あら?じゃあ、20番使って」 
気付かなかったら、患者さんが「靴がない!」と大騒ぎになってるとこでした…。
というか、下駄箱の使用状況、チェックしてるのに、何故間違える…

なんか、今日はタクシーに乗った時から、ツイてない気がしてました。
バックれずに、ちゃんと検査しに来たのになぁ…

今日の検査時間は、11時30分〜。
病院からは、11時15分に来るように言われてました。
11時15分になると、待合室に男性が問診に来ました。
私は、毎朝、体重を計るようにしてましたが、この日はすっかり計り忘れてました。

「体重、今朝、計ってないです」
「適当でいいですよ」
(適当??体重によって薬剤の量、変わるんじゃないの?)
不安に思いつつ、昨日の体重に0.5g足した数値にしてみました…

一通り問診が終わり、また、時間まで待合室のTVを眺めます。

しかし、他院では、画像に影響が出るため、生理周期や傷等の問診もするみたいですが、当然の如く、この病院では訊かれません 笑
あと数日で、生理が始まりそうなのですが、大丈夫なんでしょうか…

PET検査の予約時間は、10分単位なのか、10分間隔くらいで、患者さんが処置室に呼ばれてました。

時間になり、処置室に呼ばれます。
…処置室??
機械の置いてある小さな一室で、薬剤を打つようです。

検査だったので、今日は、コンタクトではなく眼鏡をかけてました。看護師さんから、眼鏡をとるように言われます。
(…注射なのに?眼鏡外すの?)
疑問に思いつつ、言われた通り眼鏡を取り、椅子に座ると
「目隠ししますね!」
(何故?!)
何かの反応を見るために、目隠しするといってましたが…忘れました。
アイマスクをつけられましたが、下の方から光が漏れて見えます…まぁ、これも、適当で大丈夫なんでしょう 笑


「先生!お願いします」
看護師さんが呼んで、誰かが入ってきたようですが、目隠しされてるので、分かりません。

(目隠しされて痛い目に遭わされるのか…なんのプレイだよ…まさか、人生初のSMを病院で体験するとは…)

目隠しした状態で、男性医師に氏名や生年月日を聞かれ、目隠しした状態で、針を打たれました。
目隠しして注射刺されるなんて、人生初です。

「痛くないですか?」
「はい」

人生最初で最後のSMプレイは、全く痛くはありませんでした 笑

この病院の人は、皆さん、注射が上手なんですよね。ちっとも痛くないんです。
その腕前には、感動すらおぼえます。

昔、皮膚科の看護師さんに、採血を八回やり直しされた時は、背中は冷や汗でびっしょりになり、病院出た瞬間、眼から涙が滝のように溢れ出ました…
(あの時の看護師さん、少しは上手になっただろうか…)
注射で泣いたことがある私でも、この病院の方には、安心して腕を出すことができます。

看護師さんの「108です」と言う声が聴こえました。
(108…まさか血糖値?!)

食事は、前日の夜19時にみかん1個を食べたのが最後。以降は、水や白湯しか口にしてません。

16時間空腹時血糖が108なんて、糖尿病寸前…

注射よりも、血糖値に意識がいってしまいます。そのおかげか?、薬剤注入している間も、痛みは感じませんでした。(変な感覚…針付近が鈍いというか重いというか…はしましたが)

薬剤注入が終わると、休憩室に移動します。
……休憩室…??
廊下の端にカーテンで区切られ、1人用のソファーが置いてある、という休憩室。それが4つほど並んでました。
他の病院は個室で待機らしいですが、流石、無駄を省くT大病院。合理的です 笑

廊下の片隅に、カーテンを引いて仕切っただけなので、冷気が漂ってきます。
もこもこの厚手靴下を持ってきていたので、タイツの上から履き、コートを毛布代わりにかけて目を瞑ります。
(時々、水を飲みました)

技師の方が「○○さん」と呼び、男性が返事をします。が、何故か、技師さんが私がいる休憩室のカーテンを開けました。
驚いた私は、ソファーから飛び上がります。
「すみません!間違えました」
と、技師さんは慌てて出ていきましたが、私の心臓はバクバクです。

音楽聴くのもダメ、スマホもダメ、じっと安静にしろって言われてましたけど??
軽い運動したくらいの動悸が…
検査結果に影響出たら、間違いなく、この技師さんのせいだー笑

ここの待機用のソファー、スプリングが一部壊れてるのか、座り心地が悪い…買い換えないのかな?

12時15分頃、トイレに行くように言われます。
トイレを済ませ、また待機室で待ちます。
程なく、撮影室に案内されました。

「頭から鼠蹊部まで撮ります。撮影時間は10分〜15分くらいです」
ここで初めて、今日の撮影部位を知る私…

機械に横になり、頭、身体、足が動かないように固定されます。

…せ、狭い…

寝る台の幅が、狭くてビックリしました。MRIの半分くらいの幅くらいでしょうか。これ、太ってる人やお相撲さん、落ちないの?と、検査よりも、そっちが気になります 笑

とりあえず、じっとしてようと目を瞑ります。機械が動きます。と、突然、胃が痛みだしました。
今まで、全く痛くなかったのに。ストレスでしょうか。
…胃が痛い!…手の向き変えたい…でも動いたらだめだし…胃が痛い…ランチ…食べずに帰るか…

なんてことを考えていたら、静かに検査は終わりました。
検査台から起きあがろうとした時、腰に激痛が。腰痛持ちの人には、この検査台、辛いんじゃないでしょうか?
狭いから、身体を反転することも上手くいかず、掴まる場所もなく、下手したら確実にこの場所で寝たきりになりそうな予感。

…起き上がれない…痛い…コルセット、持ってきてないのに…ヤバい…

苦悶しつつも、なんとか慎重に台から降りました。

…今日一番の難所が、まさか、台から身体を起こすこと、だったとは…笑

撮影室を出ると、待合室に二人の患者さんが待っていました。私が、午前の部最後だったので、午後の方達でしょう。
1日、何十人の方が検査を受けに来られるんでしょうか。

検査室を出ると12時45分頃でした。
(他院では、少し休んで帰すようですが、この病院は、撮影終わったらすぐ帰されました)

地下には、カフェやレストラン、コンビニがあり、丁度お昼頃ということもあり、患者さんや付き添いの方、お医者さんや看護師さん等、沢山の方で賑わってました。

この病院で飲食店を開けば、どんなに不味くても常に大繁盛で潰れる心配ないんだろうな…
いいなぁ…私も、お店出したいな…

と、思いつつ、会計を済ませて帰りました。

結局、ランチは食べずに帰宅しましたが、なんだか身体がダルく、夕方一時間程、仮眠をとりました。目を覚ますと、頭が…痛い…
夜中も頭痛で目が覚め、翌日も一日中頭痛と胃痛、頭痛からくる吐気が続きました。

検査の副作用はないはず(というか、説明はなかったし、署名もしなかったな)ですが…

PET/CT検査を受けて頭痛が出た方、いませんか?

しかし、一ヶ月に検査まとめてやってくれれば、高額医療の対象になるのになぁ…
辛い…

持参した物
 もこもこ厚手靴下
 水500ml
 夏はストールか何か羽織る物があるといいかも

支払額
 画像診断料    9551点
 負担額(3割)     28640円



2022年  5月  人間関係のストレスで胃痛
2022年  7月上 タール便(1日のみ)
2022年  7月末 コロナ感染
2022年10月末 人間ドックで胃カメラ
2022年11月  人間ドックの検査結果
       「胃MALTリンパ腫の疑い」
2022年12月上 大学病院を紹介される
2022年12月末 大学病院で胃カメラ検査
2023年1月        胃MALTリンパ腫確定
2023年2月   PET/CT検査




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