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呼吸器内科(1回目)

今日は、呼吸器内科の日。
初回は、血液内科のように、次回の検査予約して、即終了だろうなぁ、と思いながら家を出ました。

人間ドックの胸部レントゲン検査では「異常なし」との診断でしたが、念の為、Mクリニックにレントゲン画像を取りに行き、その足で、T大病院へ向かいます。

呼吸器内科の先生は、若い先生でした。

最近、お医者さんが自分より年下ばかりになってきました。歳をとったなぁと、イヤでも実感します…。

呼吸器内科では、血液内科と違い、問診がありました。
喫煙、飲酒、本人・家族の既往歴、居住所や治療説明を聞きにくる家族の有無、等。

「タバコを吸ったことは? 一度もない?」
と、先生に聞かれたとき。

タバコを吸ったことはないと思いますが、もし、私が多重人格者だったり、夢遊病を患っていたら、「一度もない」とは、はっきり言えず…。

一瞬、口ごもってしまいました 笑

既往歴については、特に大きな病気をしたことはありませんが、念の為、肺結節やリンパ腫大になりそうな、思い当たる事を書き出していき、それを先生に渡しました。

速読か?!と、思うような速さで、目を通す先生。

その後、PET検査と造影CTの画像を、モニターに映し出し、説明してくれました。

血液内科では、白黒画像しか見てなかったので、

(おおー。画面に色がついてる。本当に赤く光ってる…)

と、カラーTVを初めて観た昔の人のように感動しました。

光っているとはいえ、想像していたより、赤い面積が小さくて、

(なんだ。全然、大したことないじゃん。もっと光ってるかと思ったけど。これなら、癌じゃなくて、ただの炎症じゃない?)

と、呑気に、先生の説明を聞いてました。

「画像だけじゃ、癌かどうか分からないから、生検しましょう。
 鎖骨はー…血管に挟まれて、しかも小さいから、ここを取るのは危険。
(下葉にある)結節は、中からでは無理だから。
分岐の、ここをとってみましょう。
 入院して検査するところもあるけど、この病院は日帰りです。このご時世ですので、検査の前日に、コロナの検査に来てください」

(……え…め、面倒くさい… 笑
 前日は半休にして、翌日は全休だなぁ…)


「でも、気になるのはこっち」
と、先生は、脳の画像を写し出しました。

造影CTは、首から下?だったようですが、脳も一部映るそうです。

…素人が見ても分かる白くて大きな影が…

コロナ感染によるブレインフォグ?
コロナ感染後、益々バカになったような気はしてました 笑
それとも、認知症でしょうか?

最近は、うまく話せない、言葉が出てこない、言葉が詰まる、ことがよくあります。
一言、二言なら大丈夫なんですが、長い文章を話すと、つっかえたりするので、なるべく受け答えは短くするようにしてます…。
(雑談だとそうもいかないので、ちょっとしんどい)
でも、これは、脳の影響というより、喉のせいじゃないかなぁと、思っているのですが…。

「造影剤入れてMRI、撮りましょう」

先生は検査室に電話して「最短で撮影出来ないか?」と聞いてくれましたが、予約がいっぱいで全く空いておらず。
二週間後に撮影することに。

「では、今日、この後、血液検査とレントゲンと心電図の検査、やって帰って下さい」

……検査予約だけかと思ってましたが、想定外。

「最後に聞きたいことありますか?何でもいいですよ」

正直、癌のプロが見て、癌の可能性が低いとみてるなら、検査せずに、1〜2年、経過観察でもいいんじゃないのかな?と、思い、

「先生は、この画像を見て癌だと思いますか?」と聞いてみました。

先生は、画像を再確認して

「結節から棘が出てるけど。これは、癌の特徴。だけど、(PET検査の)リンパを見ると、通常の転移する順路じゃない。年齢も(肺がんには)若いし。検査してみないと。画像だけじゃ分からないから」

(私、初老ですから。若くはないです。それに、実年齢より、内臓年齢の方が高齢の可能性もあるし…)

気管支鏡検査、避けることは出来ないようです。
残念…。

診察を終え、血液検査の部屋へ。

「今日は8本分、とりますね」

今日の採血も、全然痛くない!流石T大病院!
余裕です。
とはいえ、8本分となると多少時間がかかります。
沈黙に耐えかね、質問してみました。

「下に透明の液体?が入ってる管もありますが。それは何ですか?」
「液体?ああ、ゼリー?です。これに血液を入れて、遠心分離機にかけると、分離されて、赤血球が下に落ちるんですよ」
「へぇー」
「ネットで調べたら、出てくると思いますよ」
「ありがとうございます。調べてみます」

赤血球と血漿が分離されたら。
分離前の色より、濃くなるんでしょうか?

遠心分離機使えば、バターが簡単に出来そう!
牛乳廃棄するのなら、遠心分離機を保有している全国の病院が、廃棄牛乳を安く買って、バターにして、病院食や食堂で使えばいいのに…。

と、思いましたが、流石に言えず。

次は心電図検査。

心電図検査は、待ってる患者さんが多く、数十分待ちました。
健康診断等では、大きな洗濯バサミ(布団干しに使うような)を手首・足首につけてましたが。
T大病院の心電図は、電極のついた小さいシールをペタペタ貼ってました。
貼るのも剥がすのも、シールの方が早かったです。
色んなパターンがあるんだなぁと、感心。

次は、胸部レントゲンです。
男性の技師さんでしたが、個性的な方で楽しかったです。

心電図検査もレントゲン検査も。
効率よく検査する為に、個室(着替える部屋や、心電図とベッド)を複数並べ、無駄のないように回転させてるのが、印象的でした。

無駄なく回転させるということは、技師さん達には休む暇がない、ということにもなるんですけど…。

レントゲン撮影が終わり、やっとこの日は終了ー。
会計待ちの間に、Mクリニックから貰ってきた画像を、担当窓口の方に渡して、取り込んでもらいました。

短期間の間に、PET、CT、MRI、レントゲンと撮りまくってますが、被爆は大丈夫なの? 笑


支払額
 再診料                    74点
 検査料                2394点
 画像診断料    210点
 負担額(3割)      8030円


2022年  5月  ストレスで胃痛
2022年  7月上 タール便(1日のみ)
2022年  7月末 コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月末 人間ドックで胃カメラ
2022年11月  人間ドックの検査結果
        「胃MALTリンパ腫の疑い」
2022年12月上 大学病院を紹介される
2022年12月末 大学病院で胃カメラ検査
2023年1月        胃MALTリンパ腫確定
2023年2月   PET/CT検査
         →胃以外にも病変の疑いあり
2023年3月   造影CT検査
         →肺がん・転移の疑いあり
        骨髄検査
        血液検査、レントゲン、心電図




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