胃カメラ検査

人間ドック当日。人生初の胃カメラ検査です。

「お願いします」と挨拶して検査室に入ると…なんとそこには、イケメン長身の若い先生が!!
そこで、私の緊張はMAXになりました。

(ベテランじゃない…!!研修医上がりか、バイトの若い先生じゃん!!失敗した…絶対、下手だよ。失敗したー!!)

先生、ごめんなさい。
かなり失礼なこと、思ってました。

ネットで事前に調べたら、胃カメラは5分程度との情報もあり、麻酔なしで、胃カメラに挑みました。が、すぐに後悔の嵐…

苦しい…痛い…あの、体内に入っていく感覚…

(オエっとしないようにと思っていても、飲み込まないようにと思っていても、意識していてもどうにも制御できないんです!先生!!身体が勝手に拒否するんですよ!先生!!)

と、心の中で叫んでました。

時々、看護師さんが、優しく体をトントンとしてくれて、一瞬、気持ちが和らぎました。この時ほど、「白衣の天使」に感じたことはありませんでした。

検査中、先生から「荒れてるところがあるので、念の為、検査しましょう。5箇所、細胞とりますね」と言われました。

それまで、意識を遠くに飛ばそうと目を閉じていましたが、好奇心が出て、目の前のモニターを見たくなりました。
そこで、初めて目を開けてモニターを見ました。

(…見えない…)

ド近眼の私は、裸眼ではモニターが見えるはずもなく 笑

しかし、それまで、目を閉じていた私が目を開けたことで、先生は、私が辛いんだと勘違いされたのか(いや、辛かったですけどね)
「採るのは、4つにしておきましょう」
と、1つ減らしてくれました…

胃は粘膜だから、皮膚みたいな痛点はないのかと思ってましたが、採られる感覚?あれ、なんでしょうね。何ともいえない不快感。
四回の何とも言えない痛みのようなものを感じ、やっと終わったー!!と、安堵した矢先…

「では、これから、十二指腸見ていきますね」
と、サラッと仰る先生の言葉に、私はパニックになり、思わず嚥下 笑
カメラの管、引き抜いてやろうかと思いました…
十二指腸の間が一番辛かったです。

なんとか検査も終わり、モニターを観ながら、先生からの説明を受けます。

「初めてだったから長かったですね。20〜30分かかりましたが、二回目以降は短くなりますから」

「はぁ…(5分という話は一体…そんなに長かったのか…)」 

「ここの白い部分。ピロリ菌がいると白くなって…。ピロリ菌の検査も、確実じゃないけど。ピロリ菌の検査、受けたことは?」

実は、5年程前、別のクリニックで血液検査のピロリ菌検査をしてました。
その時は、陰性でした。

しかし、前回の検査が偽陰性の可能性もあるので、ピロリ菌検査(血液検査に追加)してもらうことにしました。

生検は、人間ドック外なので、窓口で3割負担で支払いました。

正直、この時は、

(念の為の生検だし、胃が荒れてるのは、オールブランのせいだ。オールブラン食べるのやめれば、胃も治るだろう)

と、軽く考えてました。


2022年  5月  人間関係のストレスで胃痛
2022年  7月上 タール便(1日のみ)
2022年  7月末 コロナ感染
2022年10月末 人間ドックで胃カメラ
2022年11月  人間ドックの検査結果
       「胃MALTリンパ腫の疑い」
2022年12月上 大学病院を紹介される
2022年12月末 大学病院で胃カメラ検査
2023年1月        胃MALTリンパ腫確定

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