呼吸器内科(16) 診察

呼吸器内科の診察日。

今日は、午前中にクリニックで人間ドック、移動して、午後はT大病院で診察です。
同病院、同日での人間ドックと外来はダメみたいだけど。
病院が違えば、大丈夫?ですよね…?(ドキドキ)

人間ドックは胃と婦人科の検査は受けないので、早めに終わりました。
所用をすませて、病院に向かいます。
いいお天気!(寒いけど 笑)

今日は、午後の患者さん、少ないのかな?
すぐに採血の順番がきました。
午前中は左腕で採血したので、午後は右腕を差し出します。
右腕には、先日造影剤を入れた時の痕が、まだ赤く残っています。
(同じところに刺すのかな?)
ちょっと不安になり、刺す箇所を見ているとー、注射針の穴とばっちり目が合ってしまいました。

注射針『見―たーなー』

(ひぃっ…)
ぞわぞわーっとして、すぐに目を逸らします。
注射針の穴、なんて冷酷な目をしてるんでしょう。
怖いわっ!
そして、恐怖心が増えた結果、やはり痛かった 笑
注射針はもう見ない。二度と見ない!ぜぇったい見ないっ!

レントゲンもサクサク終わり、休憩室に移動します。
が…「工事中」で閉鎖されてました…。
今日は、待ち時間に仕事をしないといけないのに、どうしよう。このままサボる? 笑
移動していたら、渡り廊下のある一角に「通話OK」の掲示が!
良かったー♪
椅子に座りPC起ち上げ、業務開始。
電話やメール等一通り対応すると、そろそろ呼び出されそうな時間。
内科の待合室に移動します。
今日は、寄り道しすぎたせいで、気付けば荷物が大量に…。
そして、PCが地味に重く、椅子にドカドカっと置いて一席占有してしまいます。
(迷惑な患者ですみません…)

中待合室に座っていると、前回もいらした高校生が。
とてもグッタリしていて辛そうです。
付き添いのお母さんも心配そう。
循内先生、お願いします!どうか治してあげて。
先生なら、絶対できます!絶対に。

呼び出され、診察室に入り、籠に荷物を置きますが、大量過ぎて入りきれません。
「荷物が多くてすみません…」
って謝られても、先生、困りますよね。
「知らんがな」って 笑

「変わりないですか?」
変わりないと答えたのですが、実はちょっと気になる症状がありました。
そして、午前中の人間ドックでも、気になる言葉を言われました。
先日撮ったCTやMRIに問題なければ、大丈夫かな?と思うので、とりあえず、変わりないってことで…。

先生がMRIの画像をモニターに映します。

「放射線科のレポートに、(脳腫瘍が)少し大きくなってるとありました」

(え…!悪いこと言われるのは、CTの方だと思ってたのに!)

脳の方は問題ないと思っていたので、動揺してしまいました。
今回と前回の画像を比較して見せてくれます。
呼内先生は大きさは変わってないと思うそうで、今回と前回は使用した機械が違うから、その誤差では?とのことでした。
(確かに、いつもとは違う検査室でしたが)
ただ、今まで、検査する度に脳腫瘍は、3割ずつ減少していたのに。
変わらないってことは、脳には効かなくなってきたってこと?
今年は、増悪なしで、このままアレセンサ服用出来ると思ってたのに。
アレセンサ効かないってことは、福岡に戻るってことで…。
福岡への強制送還がこんな早くくるとは。
お正月に、兄には「大丈夫だから」と伝えたばっかりなのに。
想定外すぎて、心臓バクバクです。

2か月後に、もう一度MRIを撮影して、もし大きくなっていたら放射線治療になるそうです。

「もうアレセンサ飲めないんですか?」

思わず、声が震えてしまいます。

「(放射線治療して)アレセンサは継続かな」

良かった。
アレセンサ、まだ服用出来るんだ…。
今年は、また色々とやり始めようかなっと思ってた矢先だったので、今回の先生のお話はちょっとショックでした…。
うっかり泣きそうになりました。
危ない、危ない。
先生の前では、絶対泣かないゾって決めてるんだいっ! 笑

「風邪ひいたとき、休薬や減薬したことが原因でしょうか?」
「それは関係ないです」
そっか…。ならいいけど…。

CTの方は問題ないそうです。
人間ドックで腹部超音波検査をしたとき、技師さんが、途中何度か、
「超音波エコー、いつやりました? 問題なかったですか?」
「CTやMRI、撮ったことありますか? 何か言われたことは?」
と何度も確認しながら、普段は撮らないような場所まで念入りにエコーを撮ってました。
(胆石以外にも、何か問題があったのかな?) 
と、ちょっとドキドキしてましたが、問題ないようなら、良かったです。

でも、今回の人間ドック。
いっぱい引っかかりそうな予感。
眼の検査時も
「通院してます? 治療してますか?」
と訊かれたり。
問診時も
「大病は? してない? 薬も飲んでない?」
と医師に訊かれたり。

オカシイ…。
T大病院やがん研だと、他の病気も見つかりそうだったから、あえて、病気を見落としそうなクリニックを選択したつもりだったのに。
もしかして、このクリニック、凄腕の集まりだったのかしら。

何だろう。2週間後の報告書を待つしかないけど。
病気のこと、会社に知られるのも時間の問題かも。
やだなー。

ごちゃごちゃと色んなことが頭をよぎり、凹みそうになります。
いけない。まだ診察中なんだから。
誤魔化すために、何か言わなきゃ。
そこで、呼内先生に「造影剤いやだー。痛いもん」と、愚痴ってみることに。
またしても、呼内先生「知らんがな」ですよね 笑
お医者さんは、患者に共感したり寄り添ったりしてたら、心が壊れたり治療が出来なくなるから。
お医者さんは非情でいいと思いまーす 笑

点滴の抗がん剤に比べたら、造影剤なんて大したことないんだろうけど。
造影剤、1リットルくらい飲めば、血管に入れるのと同じ効果にならないかなぁ。

呼内先生が仰るには、注射が痛いのは「運」らしいです。
というか、この「運」は、刺す人の運なのか、刺される人の運なのか、どっち? 笑
刺される側の運だとしたら。
ここで運を使うのは、勿体無いような。
運は、よく効く抗がん剤が見つかるとかに使いたい…。
今度から、注射が痛かったら
「ラッキー!よく効くお薬が見つかる確率上がったぁ♪」
と、思って耐えるようにしよう…。

子供の頃、師長さんが手の甲に点滴を打ちました。
処置が全然痛くなくてびっくりして、叔父に質問しました。
「こんな所に刺したのに全然痛くなかった!なんで?なんで?」
「きっと痛点が見える人なんだろうね」
「痛点って何?」
叔父は、痛点について説明してくれました。

その後、自分の手の甲をチクチク刺してみましたが、痛点有り無しの違いは全然分からなくて。
だから「師長さんってすごい。尊敬」と思ってたのですが…。

刺す場所が痛点でないかどうか、そこはもう「運」…。
見ただけで分からないそうです。

いや、きっと、心の目で見える人もいるはず 笑
痛くない場所がピカっと光って見えたり、きっと一瞬で見分けてるハズ 笑

そうだ!
研究者さん!痛点が一目で分かるモノ、作ってください!
例えばー。注射前にアルコール消毒しますよね?
そのアルコールに、何か成分を入れておくと。
皮膚を消毒した時に、痛点が光るとか。
特殊ゴーグルをつけて皮膚を見たら、痛点有無について分かるとか、刺す場所を誘導してくれるとか。
そしたら、注射、痛くないですよね?
お願いします!ぜひ、作ってくださーい。
痛くない注射器の開発も、お願いします!

精神的苦痛には耐えられても。
注射の痛みには、耐えられません 笑


次回は、1か月半後。
胃カメラ検査の後に診察です。

1階のお会計は長蛇の列。
お正月明けだから、多いのかな?
薬局も混雑してました。
結構待つそうなので、(一応)仕事して待ちます。

今日の薬剤師さんは、楽しい人でした 笑

「胃のお薬、今回出てないみたいですけど?」
「飲んでないと白状したら『やめましょう』と」
「飲んでなかったんですか?」
「痛い時だけ、飲んでました 笑」
「あー 笑 じゃあ、いっぱい残ってますね」
(すみません…でもまた痛くなった時に飲みます)
「今回もお支払い額がすごいことになってます。カードのポイント溜まるから、いいですね」
「はい。ポイントだけは溜まります 笑」
「いいなー。買い物したらもっと溜まりますよね」
「ですね 笑」

次回診察日の確認を忘れてるようなので
「次は1か月半後です」
と自己申告すると、
「聞き忘れてました。ちゃんと用意しておきます!」
と宣言してくれました 笑

ちょっと今日は凹んだので、薬剤師さんと楽しくお話できて良かったです。
ありがとうございました♪


(支払額/再診)
  再診料                 74点
  医学管理料       360点
  検査料               575点
  画像診断料         210点
  投薬料                138点
  負担(3割)    4070円

(支払額/薬局 42日分)
  調剤技術料                 96点
  薬学管理料                235点
  薬剤料     113610点
  保険内点数   113941点
  負担額(3割)    341820円


2022年 7月  コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
       →胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
       →胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
       →肺がん・転移の疑いあり
       骨髄検査
       →問題なし
       気管支鏡検査
       脳造影MRI
       →肺癌 ステージⅣ ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
       →胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
       →原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)
2023年 9月    造影CT
                         →原発巣、縮小
2023年10月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1センチ➡︎0.6ミリ)
2023年12月 インフルエンザ(予防接種未接種)
2024年  1月     造影CT/造影MRI
       →脳腫瘍大きくなってる??

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