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血液内科受診(4回目)

今日は、骨髄検査の結果を聞きに行きます。

暖かい日が続いていたので、U野公園の桜は満開です。多くの外国人観光客で賑わっていました。

お友達とお手手繋いで列になって歩く園児たちを、微笑ましく眺める外国人カップル。
桜の下で記念撮影する団体客等。
桜を眺めながら、ご飯を食べる方達。
皆さん、其々に、桜を愛でてました。

今日の診察は時間が押してるようで、予約時間1時間過ぎても呼ばれませんでした。
待つのはいいのですが、喉が渇いて、お腹も空いてきました…。

買いに行く時間があるか知りたく、看護師さんに診察の順番を確認してみました。
もう少し時間がかかるとのことで、地下のコンビニへ。

青汁とパンを買い、休憩スペースに座り食べることに。
すると、隣に座っていた女性(70歳くらい?)が「日本、勝ったんですって!」と、嬉しそうに話しかけてこられました。

今日は、世界大会?の野球の試合が行われていたようで、Yahoo!ニュースで、「大谷、登板」という文字は見ていました。

「わー。すごーい。おめでとうございます!良かったですね!」

「嬉しいわぁ!ずっと応援してたのよ!検査室の待合室にTVはあるのに、中継してくれないから。ずっと気になってたの」

「たしかに、この病院、NHKしか映してくれませんね」

「ハラハラすると身体によくないから観せないのかしらね」

「応援して、勝って喜んだら、免疫力高まりそうなのに」

「本当にねー」

…ここで会話を終わらせれば良かったのに、バカな私は、余計なことを言ってしまいました 笑

「次の試合は、何日後ですか?」

休憩スペースが、一瞬、シーンとなりました…。

「優勝したのよ!今日が最後!本当は野球、興味ないんでしょ?」

はい…興味もないし、全く観てませんでした…。

「あ、でも、大谷登板っていうのは、ネットで観ました!あれ、ダルビッシュかな?いや、大谷選手ですね。大谷選手!9回に登板したそうです!」

浮気がバレそうになった男性のごとく、早口で、捲し立てます 笑

「そう。投げたのね。録画して家を出てきたから、帰ったら観なきゃ。楽しみだわ」

「(結果が分かってるから)今日は安心して観れますね」

「ホントそう!生中継だと、ハラハラしちゃってね。観てられないの。今日は、お会いできて嬉しかったわ」

「私も、お話できて嬉しかったです」

私が適当に話を合わせていたと知っても気分を害せず、笑って話してくれて。
優しい女性で、良かったです…。
危なかった 笑

待合室に戻ろうとした時に、呼び出し機が鳴りました。階段を急いで昇ります。
心臓、バクバクです…。
鉄サプリメントを飲むのをやめたからか、食事量が減ったからか、最近、すぐ動悸がするようになりました。

診察室の前で、息を整えます。
鎮まれ!心臓!

動悸が治った頃、診察室に呼ばれました。

骨髄検査の結果は、問題なかったようです。
骨に転移してなくて、良かったぁ。
MALTリンパ腫の方は、胃限局でした。

「呼内の先生から、聞いてます?」

「遺伝子検査をする、ということは聞きました」

「ピロリ菌は陰性だったんですよね?」

「はい」

(でも、数値は0じゃなかったし、除菌もしてませんけど…)

「MALTリンパ腫の方は、1〜2年後に、放射線治療すればいいから。先に、肺の方の治療をね。多分、入院になると思うけど」

「入院、ですか…(えー…)」」

「血内の方は、半年後に外来で予約いれておきます」

半年後ー…。
だったら、ここでピロリ菌除菌にチャレンジして、半年後、縮小か治ってるか、再検査する手もあるのかな?

と、思いましたが。
ピロリ菌除菌すると、逆に、胃酸過多になり、一生薬漬けになる人もいるらしいと知り。
除菌希望すべきか、結論出せずー…。

「あの、放射線治療せずに治ることありますか?」

「治らないよ 笑」

「治りませんか 笑」

胃MALTリンパ腫の経過観察期間は、なんとなく「10年くらいかな?」と思っていたので、たった1〜2年とは。み、短い…。

次、血液内科の先生にお会いするのは、半年後ということになりました。

血液内科の先生は、いわゆる「天才型」だと思います。

天才型の先生の頭の中は、凡人には想像出来ないので、覗けるものなら、覗いてみたいなぁ。

先生を見ていると、兄の友人を思い出します。
子供の頃から、抜きん出て頭が良くて、理三に現役合格した人がいたのですが。
言動が人とはちょっと違ってて。
良い意味で個性的な人でした。

学部が違うということもあり、大学では絡む機会が減ったようでしたが、帰省した時、兄が「アイツ、変わった…」と言ってたのが印象的でした。

理三には、真面目な人を別人に変えてしまう何かがあるのでしょうか 笑

先生は、忙しい中、質問にも真摯に答えてくれる、良い先生だと思います。

ただ、本当に、24時間365日、ずーっと忙しそうで(想像ですが)
いつか、身体壊しそうで。
患者の立場ですが、逆に心配になります 笑

他人の10倍くらい働いて、他人の1000倍以上世のため人の為になってる先生が。
沢山、いっぱい報われるといいなぁ、と、思わずにはいられません。
(誰目線? 笑)

では、先生、半年後に。
お会い出来るといいですね。

(すみません…。「次回半年後に」と言われた場合、半年後に通院した試しがなくて…。毎回、それっきりになってしまいます…)

会計時、次の予約が半年後と知った窓口の方が、
「診断書は?」
と、聞いてくれました。

診断書…すっかり忘れてました 笑
通常、診断書は、治療が始まってから貰うものでしょうか?

もし、必要になったら、後日、お願いすればいい、のか?
いや、その後日は、やってくるのか? 笑

生命保険、調べなきゃ…
面倒 笑 

うーん。
noteを始めようと思ったきっかけは、同じMALTリンパ腫の人の参考になれば、と思ってでした。

「胃MALTリンパ腫」を検索した際、医学的な説明は、ヒットしたのですが、なかなか治療や予後の体験談がなくて。

それで、少しでも参考になれば、と思い、書き始めたのですが…。
このままでは、ただの肺がん患者の呟きになってしまう…笑
当初の目的と、随分かけ離れてしまうゾ。
もうやめる??

でも、今後、どうしても病気の事、明かさないといけない時期がきたら

「実は、肺癌になっちゃったの。詳しくは、noteを読んでね てへぺろ」

と言えば、いちいち説明しなくてすむから、楽かな 笑

支払額
 再診料                  74点
 負担額(3割)     220円



2022年  5月  ストレスで胃痛
2022年  7月上 タール便(1日のみ)
2022年  7月末 コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月末 人間ドックで胃カメラ
2022年11月  人間ドックの検査結果
        「胃MALTリンパ腫の疑い」
2022年12月上 大学病院を紹介される
2022年12月末 大学病院で胃カメラ検査
2023年1月        胃MALTリンパ腫確定
2023年2月   PET/CT検査
         →胃以外にも病変の疑いあり
2023年3月   造影CT検査
         →肺がん・転移の疑いあり
        骨髄検査
         →異常なし
        血液検査、レントゲン、心電図
        PCR(コロナ)検査
         →陰性
        気管支鏡検査

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