血液内科(6)

今日は、血液内科の診察日。

本来なら、診察前に、人間ドックの胃カメラ検査結果を提出するというお約束でしたが…
先日のインフルエンザのせいで(笑)、人間ドックも延期となりました。

人間ドックの予約日変更をお願いすると、胃カメラ検査の予約可能日は最短で2月とのこと。
ま…間に合わない…。
2月だと、血内診察にも会社の指定期限にも間に合わない。
胃カメラ検査は、人間ドックでやるのは諦めて、T大病院で検査してもらおう。
血内先生、申し訳ありません。

今日は、採血→診察。
年末が近いからでしょうか?
採血室前の廊下には、患者さんが溢れていました。
こんなに沢山の患者さんが待っているのは、初めて見ました。
暫く待って中に入ります。
今日は、一番端っこの席。
この席は初めてです。
男性技師さんが担当してくれました。
(い…痛い…。男性なのに、ベテランっぽいのに、痛い)
この採血室では、男性が担当してくれる時は絶対に痛くなかったのに。
痛かったっ! 押さえても血がピューっと出てくるし。
今日は、初めてずくしの日かもしれません 笑

呼内採血時に、血内分の採血も一緒に採ってくれてたらいいのに。
そしたら、痛い思いは、一度ですんだのになぁ。
今度、もし同じ月に採血があるときは、呼内先生にお願いしてみようかな 笑

早めに来院出来なかったこともあり、診察は一番最後になるだろうと予想し、編み物して待ちます。

他科の患者さん達から
「今日は(外来担当の)先生が多いのね。患者さんも多いわ」
と話す声が聞こえてきました。

今日は、中待合室の席もいっぱいで、最初は診察室の近くに座ってましたが、患者さんが来られると席を譲って移動、譲っては移動…と繰り返し、気付けば廊下近くまで 笑

ここで待ってたら、血内先生、気付かないかも。
(血内先生は、呼出はせず、扉を開けて迎えにきてくれます)

検査結果を提出できないことを受付の方に告げるべきだったのかな。
血内先生、検査結果がくるまで、待つ予定なのかも。
先生、いくら待っても検査結果やってこないです。すみません…。

お話する時間が増えるから、診察の順番が最後になるのは嬉しいけど。
お会計にも時間がかかったら、午後の出勤、間に合わないかも…。

と、ちょっと不安になっていると、血内先生が扉を開けて呼びに来られました。

入室すると同時に謝罪。
「インフルエンザにかかって、人間ドック受けられませんでした。
 申し訳ありません。
 先生の方で、胃カメラ予約お願いしてもいいですか?
 来年でも二年後でもいいです。
 胃カメラの検査必要なければ、検査はしなくて大丈夫です」

テンパりすぎて、椅子に座る前に、一気にまくしたてます 笑
血内先生、「いいですよ」と電カルをチェックし、二年後ではなく、二月に予約を入れます。
(あ…検査は必要なんですね…笑)

肺の治療について訊かれたので、アレセンサが効いてると答えると、「それは良かったですね!」と、とても喜んでくれました。

(血内先生は、本当に純粋な人だなぁ。担当患者さんが寛解したら、自分のことのように喜んでそう。病気の人を治したい、救いたいという真直ぐな気持ちで、お医者さんになってそう。今も、初心貫徹で頑張ってらっしゃってるんだろうな)

私は、医者には、特に大学病院では、過去散々な目に遭ってきたので、苦手意識がありました。(はっきり言うと、大嫌い 笑)

だから、当初、血内先生にお会いした時も、心の中では、野良猫みたいに、フーッ!!と毛を逆立てて警戒してました 笑
でも、血内先生とお話する内に、
「あの時の先生と目の前の先生は違う。この先生は良い先生…かも」
と、段々と牙が落ちていきました。
たった数回で、人間に警戒して絶対に近づかなかった野良猫が、人間の手から餌を貰って食べるまでに手懐けられました。
血内先生、恐るべし 笑

アレセンサを開発した方は、以前この病院にいた血液内科のM先生だと教えてくれました。
「では、ぜひ、お礼をお伝えください!」
「分かりました 笑」

本当は、M先生に直接お会いして
「ありがとうございます!命の恩人です!」
と感謝をお伝えしたり、研究や病気について、色々と質問したいところですが、一患者がお会いすることは出来ないので。
アレセンサを服用できた患者さんやご家族、本当に沢山の方が、心から感謝してるってこと、M先生に伝わるといいな。
すごいな。天才は。
頭脳一つで、沢山の方を救えるんだから。

ずっと気になっていた骨髄検査について、質問してみました。
呼内診察の時といい、年末大掃除のごとく、年内の疑問はその年の内に質問してみる 笑

「骨髄検査で、肺からの骨転移は分かるんでしょうか?」
「それは分からないです」

そうなんだ…。
アレセンサ服用前は、仙骨や大腿骨に激痛がありました。
夜中痛みで目が覚めたり、日中も痛みで動けなくなることも頻繁にありました。
けれど、アレセンサ服用開始して、あれほど痛かった仙骨や大腿骨の痛みが、ウソのように消えました。
しかし、先日、休薬・減薬した際、また大腿骨に痛みが生じはじめてー…。
もしかして、骨転移してたんじゃないのかな?
でも、骨髄検査は問題なかったし、違う?
と、悶々としてました。
骨転移じゃない方がいいけれど。
骨転移だとしたら、あのナゾの痛みは納得できます。
骨シンチ撮ってないけど、造影CTで骨転移って分かるのかしら。

本当は、もっとお話ししたかったところですが、先生の休憩時間が無くなりそうなので、今日は帰ります!
(というか、私も遅刻しそうなので 笑)
次回の診察時は、血液に関する質問もさせてくださいね。

血内先生は、どんな話でも真摯に聞いてくれて、ゆっくり丁寧にお話してくれます。
本当は、ものすごく忙しいでしょうに。
ありがとうございました。

と、また、年末のご挨拶を忘れてしまった 笑
血内先生、よいお年をお迎えください。
年末年始くらいはお仕事のこと忘れて、ご家族とゆっくり過ごして、身体を休めてくださいね。

患者さんがあんなに多かったわりに、意外とお会計がすぐに終わり、始業開始にギリギリで間に合いました。
良かったー。
今日は、ラッキーデーかも!
(注射は痛かったけど 笑)

支払額(再診)
 再診料                        74点
 検査料      209点
 負担額(3割)        850円


2022年 7月  コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
       →胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
       →胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
       →肺がん・転移の疑いあり
       骨髄検査
       →問題なし
       気管支鏡検査
       脳造影MRI
       →肺癌 ステージⅣ ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
       →胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
       →原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)
2023年 9月    造影CT
                         →原発巣、縮小
2023年10月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1センチ➡︎0.6ミリ)
2023年12月 インフルエンザ(予防接種未接種)

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