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呼吸器内科(15)

U駅構内でウロウロしていたら迷ってしまい、いつもとは違う改札口に出てしまいました。
普段通らない道を歩いていると、大道芸人や動物(海外のお猿さん)を見ることが出来ました。
迷子になるのも悪くないものです 笑

今日は、駆血帯を巻かれたときに「あ…。絶対痛そう」と予感がしました。
見事的中 笑
力強く注射器を腕に押し付けてきます。
もっとそっと軽~くでいいですよ…。

前回、「採血後の血はどう処分するんだろう?」と疑問に思ったので、採血時に質問してみることに。

「1週間?後に、産業廃棄物として処理します」

(その産廃として処理する方法が知りたかったのです…。
 流石に凝固してるだろうから、塊で捨てるのかな?袋に詰めて?
 注射器と一緒に廃棄するのかな)

来年、機会があれば、また質問してみよう 笑

今日は早めに病院に着いたので、診察時間まで1時間以上あります。
この時間に編み物をするつもりで来院したので、休憩室に直行します。
昨日は「このくらいの失敗はもういい。気にせず進もう」と編み進めていましたが、一夜明けて見てみると、やっぱり気になる…。
結局、解いて編みなおすことに。
しかし、こんな解いて編んで、解いて編んでってやってたら、一生完成しない気がする 笑

と、診察時間30分前に呼出機が鳴りました。
(早っ! なんで?)
慌ててバッグに毛糸を押し込めて、階段を駆け上がります。
(キツイ…。心臓バクバクだ。心拍数がエライことになってる)
息を切らしながら、中待合室に到着しました。
診察中のような雰囲気。
もしかすると、呼び出しても私がいなかったので、次の患者さんを診てるのかな。
お待たせするのは申し訳ないので、順番入れ替えてもらえたのなら、良かったぁ。

待っている間、数カ月振りに、循内先生をお見かけしました。
採血室で一緒だった高校生が、循内先生に呼ばれて入室します。

(若いのに。でも、大丈夫!循内先生はとっても優秀だから。
 きっと治してくれる!絶対大丈夫!)

診てもらったこともお話したこともないけれど、循内先生は、とても誠実で穏やかな方という印象です。
怒ってる姿は、想像できません。

もし、循内先生、血内先生、呼内先生が三兄弟だとしたら。
お話しした印象や雰囲気で想像するに、
長男  循内先生
次男  血内先生
末っ子 呼内先生
かな 笑

循内先生は、「お兄ちゃん」がピッタリ。
雰囲気が、私の兄に似てるのかも。
循内先生は、兄と同じ干支のような気がします。
あの干支独特の温和な雰囲気。
循内先生、干支は、◯◯でしょう? 笑

先日、インフルエンザに感染し、1週間遅れの診察となってしまいました。
診察は1週間遅れですが、CT検査は空きがなく翌月に。
先生のデータ収集に狂いが生じましたよね。
呼内先生、ご迷惑おかけして申し訳ありません…。

インフルエンザは初めてだったと言ったら、呼内先生、驚いてました。
え……。世間の人は、そんなにインフルエンザ経験してるものなの?

「インフルエンザはお薬飲まなくても、治りますか?」
「治りますよ。タミフルの8割は日本で使用されてるくらいです」
えー!そ、それは、皆保険制度のおかげに違いない。
(タミフルはどこの製薬会社だろう?と思い、診察後調べてみました。
 アレセンサと同じ中外製薬でした。てっきり海外のお薬だと思ってました!)

先日、風邪を引いたときは、アレセンサを休薬・減薬してましたが、今回は、減薬しませんでした。 
風邪を引いたときは、結局、3日休薬、12日減薬(一日1回)。
でも、なんとなく構音障害と大腿骨の痛みを感じ始めた気がしたので、一日2回に戻しました。
(戻したら、症状や痛みもなくなりました)
今後、もし減薬を試みるなら、3日休薬7日減薬、が私の身体では限度かも。

呼内先生曰く「風邪の時、減薬する必要はない」
そうなんだ。
風邪とも闘って。
その上、がん細胞もパクパク食べなきゃいけないとなると。
白血球達、職場放棄しそうなんですけど。
「もっと働けだと?! やってられっかぁ!
 こうなったら、赤血球に変化してやるぅ」
なんてグレて、私の中から、白血球達がいなくなったりしません?

SNSで、肺癌患者さんの動向を見ていると、急激に増悪して更新が途絶える方、突然の入院となり途方に暮れる一人暮らしの方を目にします。
呼内先生は「治らない」「アレセンサもいずれ効かなくなる」と仰るし。
アレセンサを休薬・減薬した時に、アレセンサが効かなくなったら、確実に増悪するんだと実感したことで。
来るべき悪化に向けて、準備したり心構えしたりしなきゃと思い、骨転移の可能性や防ぐ方法があるのか、質問してみました。

「転移するかどうか分からないし、防ぐ方法はないです。
 起きてないことを考えるのはやめませんか?」

呼内先生、そうしたいのは山々ですが…。
奏功している今だからこそ、良いパターンと最悪のパターン等ある程度想定して、どう転んでもいいように準備はしておきたいんです。
悪くなってから考えてたんじゃ、遅すぎるもん。
じゃないと、人に迷惑かけてしまう。
それだけは、避けたい。

絶対言ってはダメだって分かってるのに。
この言葉は、先生を傷つけるって分かってるのに。
性格の悪い私は、つい我慢できずに、
「先生にも治せないですか?」
って言ってしまいました。
「治せないです」

先生、嘘でもいいから「治ります」「治せます」って、言ってくれたらいいのに。
たまには、優しい嘘、ついてくれてもいいのにな。

今、この時代に、肺癌だと分かって、アレセンサを服用出来ることは、それはそれは幸運なことだと思ってます。
『私の癌は治せなくても、数年後の患者さんは治せるかもしれない』くらいは言って欲しかったなぁ。
もし、先生が、数年後、十年後の患者さんを治す術を思いついて、実験体が欲しいというなら、私の身体、自由に好きに使ってくれていいのに。
もし、研究者さんが被験者を探しているのなら、私、喜んで立候補するのに。
それで、今後多くの人が助かる可能性が少しでもあるのなら、仮に実験中に死んでしまったとしても、断然いい。

私だって、出来れば、東京で一人暮らしを続けながら、呼内先生に診てもらって、治療を続けられたらなって思ってます。
でも、ずっとは無理なんでしょ?
先生「治らない」「治せない」「薬もいつか効かなくなる」って言うんだもん。
だったら、先のことも考えないといけないでしょう?
皆さん、どうしてるんだろう?

他にも色々としつこく質問してしまい、流石の先生も、いい加減にしろって感じですよね…。
申し訳ありませんでした。
年内最後の診察なのに、年末のご挨拶するの、すっかり忘れてました…。

呼内先生
今年(というか3月からですが)は、大変お世話になりました。
面倒な患者なのに、担当していただき、ありがとうございました。
来年も(不本意でしょうが…)、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
どうぞ、良いお年をお迎えください。

院内には、クリスマスツリーがいたるところに飾られていました。

サンタさん、今年は頑張ったから、プレゼント欲しいです 笑


支払額(再診)
 再診料                        76点
 医学管理料等   360点
 検査料      575点
 画像診断料    210点
 投薬料      138点
 負担額(3割)     4080円

支払額(薬局/28日分)
 調剤技術料                 96点
 薬学管理料    205点
 薬剤料     76020点
 保険内点数            76321点
 負担額(3割)   228960円


2022年 7月  コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
       →胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
       →胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
       →肺がん・転移の疑いあり
       骨髄検査
       →問題なし
       気管支鏡検査
       脳造影MRI
       →肺癌 ステージⅣ ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
       →胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
       →原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)
2023年 9月    造影CT
                         →原発巣、縮小
2023年10月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1センチ➡︎0.6ミリ)

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