呼吸器内科(2回目)告知になるのかな

今日は、呼吸器内科受診後、脳のMRI検査です。

造影剤を使う検査ということで、お昼ご飯は抜きです。
(腹部ではないので、絶食でなくてもよいそうですが、何となく…)

気管支鏡検査(遺伝子検査)の結果は、まだだろうから、今日は、軽い問診程度かなぁ?と、思ってました。

遺伝子検査の結果は出てないようでしたが、生検の結果について、説明がありました。

「一緒に話を聞く人、例えば、家族とか友人やパートナーとか」

「(食い気味に)いません」

パートナーと言われて、ゾワッとしました 笑
付き合ってる人のことを相方と言う人にも、ゾワゾワしてしまいます 笑
なぜなのか 笑

「ご両親はいない?」

「(東京には)いません」

「(死んでしまって、この世に)いない?」

ここで、言わんとすることが分かりました。

「九州にいます」

噛み合わない… 笑
だって、前回、同席する人いません、(治療方針等は)一人で決めますって、ことになってた気がしたので。
また聞かれるとは、思わなかったんです。

同席者がいないと分かり「説明書」を見せ、先生が説明してくれます。

脳は、これからMRIを撮るから、はっきりと転移が確定してるわけではない、と、僅かに期待してましたがー…。

転移箇所に、脳まで、しっかり書かれてました 笑

現時点の転移箇所
・右側頭葉
・左鎖骨上窩リンパ節(複数)
・気管分岐下リンパ節
・左肺門リンパ節

原発巣
 左肺下葉

肺腺癌 ステージⅣa

MRIの結果(転移数)により、ステージⅣa かⅣb になるそうです。

「脳に転移してる、ということは、血液を介して転移した、ということになります」

この言葉は、ちょっとショックでした。
今のところ、臓器への転移はなさそうだったし、リンパ管だけに癌が浸潤してるのかな、と思ってたので。
血液もやられてる、ということは、他の臓器に転移するのも、時間の問題ってことでしょうか…。

MALTリンパ腫のある胃なんて、最初にやられそうじゃないですか…。

「ここまでで、質問ないですか?」

「質問はまとめてきたので。後で大丈夫です」

「じゃあ、(説明)続けていきますね」

ステージⅣのため、手術・放射線治療は不可。
抗がん剤治療の一択のようです。
どの抗がん剤を使うかは、遺伝子検査の結果次第、ということでした。

と、診察中に、遺伝子検査の結果が届きました。

(なんだ、このドラマのような展開 笑)

もしかしたら、病理医さんが、早く結果を伝えるために、診察に間に合うよう急いで入力してくれたのかもしれません。
(そうなら、ありがとうございます)

結果を見た先生は、驚いたように見えました。
が、私は、何故先生が驚いたのか、この時は分かりませんでした。

パソコンを見ると、検査結果一覧の中に、
「ALK****  テキシュツ」
と、ありました。

「ALK! あーそう。ALKがあったか」

(先生、今、頭の中、フル回転させてるんだろうな)

流石に、遺伝子変異までは調べてこなかったので、ALK融合遺伝子と言われても、全くピンと来ず。

また、遺伝子変異はあった方がいいのか、ない方がいいのか、それすら分かってなくて。
予習不足でした。

「脳にも薬が効く可能性があるから。放射線治療だと、どうしても後遺症が出る可能性もあるので。カプセルの薬を飲んで、様子みるのがいいかもしれない」

その意見には、私も賛成です!
放射線治療は、出来れば最後にとっておきたい。
(というか、極力避けたい)
しかも、点滴じゃなくて、カプセルでの投与だったら、入院しなくてすむし。(ですよね?)

「MRIの結果をみて、脳外の先生と話して、どうするか、合う薬は何か、検討します」

一通り説明が終わり、先生に、持参した質問メモを渡します。

気管支鏡検査の時、先生が「(癌は)まだ確定じゃないから」と仰ってたので、2パターン(癌でない場合、癌の場合)の質問を用意してました。

まぁ、癌だろうと思ってたので、癌の質問の方が多いこと 笑

Q1 癌の発生時期。転移するまでの期間。

 →「これは難しいなぁ。多分…5年〜10年前に出来て。転移は1年〜2年(1ヶ月?この辺、覚えてない。あやふや 笑)かな」

5年〜6年前、ストレスMaxでした。
精神的に追い込まれ、気が変になる程、苦しかった頃です。
ストレス、ダメですね。

Q2 放置しても、問題ない年数はどのくらいですか?

 →「半年、一年…。今は症状出てなくても、数ヶ月には、症状が出てくると思います。すぐに治療を始めた方がいい」



Q3 鎖骨上窩リンパ節は、肺癌由来じゃない可能性はありますか?

 →「(私の場合)通常の肺癌とは転移ルートが違うけれども。ALKの場合は、考えられるパターンです」


Q4 肺癌は、エストロゲンの影響も、あるのでしょうか。
  エストロゲンの場合、子宮筋腫の治療をしていれば、多少違ったのでしょうか。

  →「(子宮筋腫は)治療してもしなくても、変わらなかったと思います」

では、なぜ、肺腺癌は女性が多いのか?女性ホルモンの影響なのか?ということも、仰ってたような…気がします…。


Q5 父方・母方、親戚中見渡しても、肺癌含め、がんと名のつく病気になった人は、一人もいません。家系は関係ないのでしょうか。

 →「関係ありません」

Q6 ビタミン剤は飲んでも大丈夫ですか?(飲んでも気休め程度だとは思いますが)

 →「もし薬が効かなかったら、何が原因か分からなくなるので。出来れば飲んでほしくはないけど。『飲んでも気休め程度だとは思う』…そうだね。もし、1~2ヵ月前から、飲み始めたというのなら、やめた方がいいけど。2年程、サプリメント(鉄・ビタミン剤等)を飲んでたのなら、問題ないかなぁ」

 「メガビタミン療法」をやり始めたのは、1~2年前からでした。でも、病院で検査が始まり、検査結果に影響が出そうで、12月末から服用はやめました。
 ということは、飲むのをやめたから、進行しちゃった?
 でも、服用をやめる直前(12月上旬~)に、ビタミンB-50を追加して、飲み始めました。
 としたら、ビタミンB-50を飲んだせい???
 わ、分からない… 笑
 正解は、どれ?!


こんな感じの回答だったと思います。
もっと、きちんと説明して下さったのですが、ちゃんと覚えてなくて。
(先生、すみません!)


分子標的治療薬が使えたとしても、いずれ効かなくなると仰ってました。
どんな薬でも、一生効き続ける薬はないので、そうだろうな、と思います。

「他に質問はないですか?」

「ないです」

ここで、本来なら余命とか、聞くべきなんでしょうかね 笑

「血内の先生から、胆石やポリープのこと、聞いてますか?」

「はい」

「多分、ポリープだと思うけど、超音波エコーとるように頼まれてるので。検査続くけど。初回なので、撮っておきましょう」

(人間ドックで、胆石とポリープ指摘されたと、お伝えしたけど。やっぱ、必要かー。血内の先生、呼内の先生に投げたな 笑)


MRIの結果次第ではありますが、

治療順番は、

1 転移性脳腫瘍
2 肺癌
3 胃MALTリンパ腫(半年毎に胃カメラ)

となるようです。


果たして、3迄たどり着けるのか?! 笑



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