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血液内科受診(2回目)PET/CT検査 結果

PET検査の翌週、検査結果を聞きに病院へ。

風が強くて寒い日だったので、カイロを2つ貼って家を出ました。

早めに起床したはずなのに、最寄駅に着いた時点で、予約時間まであと10分!
(学習能力のなさよ)

いつものごとく、駅から走って病院に向かいます。
平坦な道は、なんとか快調に走れるのですが、ゴール手前には、このコースの難所…心臓破りの坂が、待ち構えています 笑

私の横を、自転車に乗った警察官が並走してました。自転車を漕ぎながら、坂道に挑む警察官。
私も、負けじと駆け上がります。

…が、すぐに限界がくる運動不足の私…
ゼエゼエと息をし歩き出す私の前方を、立ち漕ぎせず、座ったまま漕いで行く警察官。
…さすが、警察官。完敗です。

T大病院の入口には、病院関係者の方達がいて、患者さんの質問を受けたり、不審者がいないか見張ったり(←適当に言ってます)してます。
ゆっくり歩いて来院される患者さんにまじり、髪の毛振り乱し、肩で息をし小走りで飛び込んで来る女は、さぞ怪しく見えたことでしょう…笑

再来受付機で受付し、2階の待合室に移動します。(受付した時間=予約時間になってしまいました…すみません…次回こそは早めに来ます…)

2階までは、エスカレーターで行くのですが、ここのエスカレーター、びっくりする程遅いです。
具合の悪い方や高齢者の方が多いから、ゆっくりなんだと思いますが…、普段、商業施設等に設置されたエスカレーターの速さに慣れているので、初めて乗った時は戸惑いました。

(きっと、前の方の診察が押してて、間に合ったに違いない…。そうであってくれ)

コートを脱ぎ椅子に座ります。
(暑い…)
カイロ2枚貼って全力疾走したせいで、汗が出てきました。
予約時間を30分程過ぎた頃、呼び出し機が鳴りました。

「失礼します」
ドアを開け、先生の前に座ります。

(なんか…違和感…???)

ふと、先生の後ろを見ました。
この病院は、廊下を挟み診察室が向かい合っています。
そして、廊下と診察室を区切るのは、扉ではなく、カーテンです。
私の診察室のカーテンが全開、そして、廊下の向こう側の診察室のカーテンも全開…

そう。
違和感は、先生越しに、向こうの先生(後ろ姿)と患者さん(正面)が見えるのです。
今日はコンタクトをつけているので、0.8くらいは視力があり、患者さんのお顔がバッチリ見えます。

(違和感の正体はこれかー)

婦人科の内診は、医師と患者が二人っきりの時はダメと決まりがあるようですが、もしかしたら、内科でもそのような決まりがあり、密室にならないようカーテンを開けているのでしょうか。

というか、T大病院では、触診どころか聴診器すら当てられたことないので、カーテン閉めてても問題無さそうですが…
または、医者が患者に襲われる(何故治せないんだーと殴られるとか)可能性があるからでしょうか。

先生が、パソコンを見ながら、検査結果を説明し始めます。

「PET検査の結果だけどー」

(はいはーい。異常ナシってことですよねー)

「左鎖骨と肺にも集積があったからー」

「はい…肺?!」

(肺?? 鎖骨? しかも、左??)

思わず、パソコンの画面に顔を近づけ、食い入るように見る私。
「あとで、プリントあげるから」
と言われ、パソコン画面から、体を離しました。

もし、万が一、集積するなら、右の咽頭だと思ってました。だって、右咽頭の違和感は、かなり長く続いてるから。
PET検査の時は、痛みすらあったのに…。
それなのに、まさかの左。しかも、鎖骨や肺って…。タバコ、吸ったことないのになぁ。

子宮も集積してましたが、これは、複数の子宮筋腫持ちで、そのうえ生理前だったいうこともあり、集積しても納得出来ます。

「ということで、造影剤入れてCT撮りましょう。造影剤、やったことある?」

「初めてです」

「アレルギーはない?」

「ないです。あ、でも、前回、PET検査後頭痛しました」

「PETは、造影剤使ってないからね」

(PETはブドウ糖とかでしたねー…)

先生が藁半紙に印刷して、副作用について説明します。

(今回は、説明と署名するんだ…)

「そして、骨髄の検査もね。ちょっと検査続くけど」

『骨髄穿刺だけは、やりたくない!絶対、痛いもん。いくら注射の上手なT大病院でも、流石に骨髄穿刺は痛いでしょ?!絶対、痛いから!!無理!!嫌だ!断る!断固拒否!!』

とは言えず、咄嗟に出たのは、
「私、ピロリ菌除菌してません」

(骨髄穿刺はやりたくない…!伝われ!この思い!)

「胃以外にも広がってたら、抗がん剤治療になるから。ピロリ菌除菌してもねぇ」

私の思いは、1ミリも伝わることなく玉砕。
骨髄検査の同意書に大人しく署名する私…

先生、とってもお忙しいようで。
私の診察中も、印刷する合間に、メールチェックしたり、電話が架かってきて指示出したりしてました。

(こんな人の何倍も働かされて。お給料は倍貰えてるのかしら。人の倍以上貰わないと、割に合わないでしょ。T大病院、私大の病院に比べると給料安そうだし。労働と対価、絶対合ってなさそう)

先生は、私とは比べ物にならないくらい報酬貰ってるんでしょうが、比べ物にならない程、仕事量も多そうで。
それなのに、どこぞの胡散臭い自由診療医の方が、アホみたいに稼ぎまくってアホみたいに遊びまくってるのかと思うと…。
なんだか気の毒に思えてきました。
(※筆者の想像です…)

前回よりも診察時間長め(パソコンに予約入力する時間がかかったから)だったので、その間に疑問点を質問すれば良かったのですが。
(質問事項は、スマホにメモっておいたんです)
忙しそうな先生を見てると、次の検査結果出てからでいいか、と思えました。
それに、先生越しの診察室が気になり、つい視線を向けてしまうダメな私…

患者さんがある女優さんに似てたというのもありますが、先生と患者さんが会話が出来てる(何話してるかは、分かりませんが)のが、羨ましいというか。ちゃんと患者さんの言葉に耳を傾けてくれる先生もいるんだなぁーと、思ったり。綺麗な患者さんだなぁーと思ったり。向こうの方診察時間長いなーと思ったり。
(見過ぎて、患者さんも、あちらの先生も私の視線に気付いて、こっち見てました。すみません…)

診察終了間際、一つだけ質問してみました。

タバコ吸わないのに集積するってことは…
これは、やはり、アレのせいかも…

「私、7月にコロナに感染したんです。その影響でしょうか?」

「コロナ?うーん、聞いたことないけど。(画像を見ながら)どうだろう。造影剤使ってCT撮れば、詳しく分かるから」

コロナのせいであれ!と、思い、聞いてみましたが…そんなこと、無さそう…

でも、大学病院の先生にしては珍しく、患者の意見を真っ向否定しなかったので、ちょっとポイント上がりました 笑
(上から目線かよ)

診察室を出て、思わず口から出た言葉ー…
「マジか」

正直、今日は、こんな検査結果を聞きにきたわけではないし、ましてや、抗がん剤なんて。
抗がん剤は、やりたくない。
だって、抗がん剤は、健康な細胞も殺しちゃうんでしょ?
一時寛解しても、どうせあとから影響出るんでしょ?
抗がん剤は死を早めるだけで、メリットなんてないんでしょ?
…抗がん剤のイメージって、そんなもんじゃないですか?

所見を読むと
「左鎖骨上窩、縦隔リンパ節に異常集積を認める。左肺底部の結節や左肺下葉の結節にも集積亢進があり、MALTリンパ腫の病変の可能性がある」

画像もプリントしてくれましたが、藁半紙、しかも白黒なので、よく分かりません 笑
貧乳っぷりと、お腹の贅肉や内臓脂肪もちゃんと見たかったんですけど。全く分かりません。残念。

まぁ…PET検査も偽陽性出るし。良性腫瘍が光ることもあるし。実際、子宮筋腫は光ってたし。そうそう!光る=癌とは、限らない!所見でも、可能性って書いてあるしね!
PET検査の時、技師さんに驚かされたから。その影響だな。きっと、驚いて起き上がった時に、鎖骨と肺に負担がかかったに違いない…なわけあるか 笑

まぁ、まだ疑いの段階なので、考えても仕方ない。
次は、CT検査、受けてみますか。 


支払額
 再診料      74点
 負担額(3割)     220円


2022年  5月  人間関係のストレスで胃痛
2022年  7月上 タール便(1日のみ)
2022年  7月末 コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月末 人間ドックで胃カメラ
2022年11月  人間ドックの検査結果
       「胃MALTリンパ腫の疑い」
2022年12月上 大学病院を紹介される
2022年12月末 大学病院で胃カメラ検査
2023年1月        胃MALTリンパ腫確定
2023年2月   PET/CT検査
        胃以外にも病変の疑いあり


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