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ノベルセラピー集

ノベルセラピーとは
セラピストのいくつかの質問に答えるだけで
物語ができてしまう不思議な体験です。

そして
その物語は
ご自身の処方箋となり
何度も読み返して
癒されたり、励まされたりする物語になります。

セラピスト同士の中から生まれたノベル

✨ぼくのおうこく✨

僕は太郎。うさぎ組。
でも保育園は嫌い
僕はね、今日パパと床屋に来てる。終わったら、パパと公園に行く。床屋さんのDVDもめちゃめちゃ楽しいからさいごまでみたいなって思う。
でも、公園に行くよ。床屋さんに行くと必ずコーラくれるから、僕はパパと半分して飲む。口の中がじゅわじゅわするー。パパがビール飲む時みたいに、プハってしたよ。
ウルトラマンコスモスの真っ赤なTシャツと半ズボン。裸足にサンダル、履いてる靴下も大嫌い。スイカは大好き。でも、もっと好きなのはカブトムシ。今日僕は公園に行ってカブトムシのミツを仕掛けてくる。木の幹にたっぷりぬると、明日朝早く起きていくとカブトムシが絶対いるはず。公園に着いた。公園のお山はジージーっ蝉の声がする。なんか暑くてむっとする。草の匂いがして、僕は何か好きなんだ。
ちょっとお腹が空いてきたけどそんなのどうでもいいや。あの木にする!パパに言った。「よしわかった」言ってくれた。僕は持ってきたミツを木の幹にぬろうとした。あれぇ、届かない。えーと、ちょっと登ってみようかな。よいしょ。よいしょ。困ったなぁ、パパ手伝って!
パパは僕をひょいっと持ち上げて肩車してくれた。わはは。なんか木の枝がすぐ近くに見える。僕すごく背が高くなったよ。僕はいっぱい木の幹にミツを塗った。明日カブトムシ来るといいなぁ。手にいっぱいついちゃって、手がべとべとだぁ。ぐらってなってつかまろうとして、お父さんの頭にミツつけちゃった。お父さんはあははって笑った。髪の毛が立っちゃって、スーパーサイヤ人みたいになった
 公園の水道で手を洗って、パパとかき氷を食べた。氷がしゃばしゃば音がしてつめたくてキーンってする。
パパのベロは緑になってた。ぼくは青。  

 その日の夜は近くの川にホタルを見に行った。ホタルのことを大事に育てているおじさんがいて、おじさんが大きな声を出しちゃいけないんだよって教えてくれた蛍は大きな音が嫌いなんだって。僕は、だから小さい声でわーきれいだなぁって心の中で叫んだ。
 もう家帰って寝よう。だって明日の朝早起きして、カブトムシ取りに行くんだもん。

 目が覚めた朝だ。カブトムシを見つけに公園に行こうとしたら、パタパタパタって音がした。庭のベランダのところにカブトムシが止まってた。
 そおっと近づいて、つかまえた。
 僕の庭にカブトムシが来てくれた。やったー!!!!すごくかっこいい!!!光ってて角が立派。あー手のひらに乗せた。カブトムシの爪が僕の指をこちょこちょこちょってする。くすぐったい。
ママパパカブトムシが子には似たんだよ。あら!太郎のとこ来てくれたの?すご〜い!!よかったね。

 僕はこのカブトムシに名前をつけた。僕の弟だから次郎ってつけた。
次郎は僕のあげたエサに乗っかって一生懸命食べる。かわいいなぁかっこいいなぁ。お友達のけいすけ君にも見せてあげようっと。
 お腹すいた!ママ!朝ご飯早く食べたい。ぼくは目玉焼きが好き。しょうゆで食べる。味のりも好きだよ。パパと並んで食べた。ぼくもいつかパパみたいな立派なパパになる。だからご飯をいっぱい食べる。おしまい。

子ども心
全能感
信頼
溢れる自信
家族愛
イマココ

潜在意識から立ち上がった物語は
ほんとに不思議‼️

わたしはこのノベルで息子との関わりに変化しました

ぜひノベルセラピー体験してほしいなぁ


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#名前の紐解き

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