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POG2024 ドラフト馬評価【ドゥラメンテ産駒・18頭】

はじめに

POG歴26年目。今年のドラフトも無事指名が終わりました。
我々のPOGチームで指名された150頭について、産駒別に現時点での評価を書いていきたいと思います。
なお、当評価は完全なる筆者の独断と偏見によるものです。辛口すぎる表現もありますが、ご理解ください。

※なお、新馬戦開幕週の前からコツコツと書き溜めているため、時世がおかしい表現や、すでにレースの結果が出ている馬もいます。ご了承ください。

ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ↓


ドゥラメンテ産駒

ファイアンクアンツ(牡)

父:ドゥラメンテ 母:カラフルブラッサム
90点

今年のいわゆる毛の馬。ドゥラメンテ最後の世代のNo.1。
乗り味は過去のドゥラ産駒と比べても1、2を争います。やや細手でも秋にはパンとしているはず。動きは軽くて体の使い方も卓越しています。
かなり期待しています。

マスカレードボール(牡)

父:ドゥラメンテ 母:マスクオフ
80点

今年の社台RHの2枚看板の1頭。奥手なのは百も承知。じっくり秋まで待って王道デビュー。
重賞勝ってクラシックです。

ホウオウアートマン(牡)

父:ドゥラメンテ 母:スウィートリーズン
75点

ジャスティンとノーザンが揉めたからなのか、これまで相当損をしてきた小笹さんへの庭先での提供でゲットした馬。空港関係者によると「重賞勝てる」と。
確かに現場でも馬が柔らかい、脚向きが良い、完成度の割に動ける、と評判はかなりよし。矢作の腕にかかれば期待は現実に変えられます。

シストロン(牡)

父:ドゥラメンテ 母:コルデトゥリーニ
75点

これはなかなか渋いチョイスでしょう。中竹厩舎の中でも頭格となる存在。
気持ちが強く、バネ感のある走りが特徴で、いかにも芝で弾けそうな印象を受けます。調教師の評価も非常に高い1頭です。
地味なプロフィールですが、高い期待を持っています。

スピントロニクス(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ウィープノーモア
70点

馬っぷりと乗り味は厩舎髄一。トモは緩くて動きは少しモッサリしている。仕上げが進めば変わってくるとは思います。
全兄はセン馬になりました。似たような感じになりそうな馬体。写真は立派に見えます。
最近の金子さんはあんまり跳ねてないので、なんとか花火を上げたいのではないでしょうか。しっかりと見させていただきます。

エオアリイ(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ステラエージェント
70点

八嶋代表とタナパク先生の評価が非常に高い1頭。近年では一番驚いたほどの乗り味だそうです。これは注目してみたい1頭になるでしょう。
これは3歳になればOPに手が届く、とさえ思っています。

アスクシュタイン(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ヴィクトリアスワイルドキャット
70点

アスクと藤原英厩舎のコンビは鉄板。間違いなし。
世代屈指の好馬体で、トップスピードに入るのが速くて、持続力もある。背中も柔らかくて手先も軽い。
本に載ってないだけで、積極的に指名するべきだと思ってました。

サリーチェ(牝)

父:ドゥラメンテ 母:サロミナ
65点

これはいい馬です。この馬は小倉の1800でのデビュー予定。
スクミ癖がこの馬の難点なんですが、改善傾向にあるそうです。活躍するのは間違いなく、どこまで行けるかっつー話。重賞まで行けるかなあ。
イメージだとエルフィンS勝ち。

ソルデマジョ(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ポジティヴマインド
60点

国枝最後のクラシックを狙う馬。16500万もした期待馬。
調教内容は未だ今一つ上がってこない。でも最後まで下がらず、食い下がってるのを見ると、印象は決して悪くない。ゲート合格したので、デビューしようと思えばできるが、さあ先生はどうするか。
と思っていたら22日の土曜日芝1800デビューが決まったようです。

ザイル(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ユーロナイトメア
55点

笠松牧場生産で、ノースヒルズが育成を手掛けています。
つまり、馬自体は無理のない馬体構造、ゆったりしたフォーム、素直な気性で、適性は芝の長いところ。
当たればデカイ!のですが、調教師がちょっと心配(笑)
しかし、この素材は見逃せない、と考え押さえてみました。

ロイヤルバジリック(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ザマッケムブレット
40点

たぶん馬主さんは和美さん名義かな。厩舎がどうしてもわからないんだよね~。
でもノーザンの育成している隠し玉はこういうタイプなんです。ジャスティンミラノがそうでした。思いのほか名前も決まって、入厩もしてくれたら厩舎も判明するんですけと。よもや、まんがいち走ったら怖いから指名しました。

ロードアルディート(牡)

父:ドゥラメンテ 母:デルフィーノ
35点

今年スターになるはずのロードデルレイの弟。
リーディングトレーナーが手掛けます。ただ、デルレイと同じく奥手なイメージで、まだ動きは目立っていません。
骨格のバランスや関節の動き方を見ていると、悪くない素材だと思います。時間はかかるのではないでしょうか。

スパニッシュソング(牡)

父:ドゥラメンテ 母:スパニッシュクイーン
35点

ぼくが去年指名してエースにしてカス馬だったザフラッグの下。
追分の評判馬で、見た目はすでにGⅠレベルのグッドルッキングホース。ほれぼれしますよね。
453キロ。成長曲線はかなりのゆっくり。まだまだ非力で動ききれないのが現状。首振りや物見も多くて、POG期間は無理しないと思います。

ネブラディスク(牡)

父:ドゥラメンテ 母:リリサイド
35点

セレクト高馬、金子、祐一へのご褒美、姉リスグラシュー…。
こういうプロフィールの馬がすんなり活躍するならPOG苦労しないんだよね。
高額馬だけど、目立たない(笑)馬体も寂しいよねぇ。コンパクトなのにそこまで俊敏じゃない、という。男馬ならもっと大きく出てほしかったなあ。

パイオニアスクエア(牡)

父:ドゥラメンテ 母:ジュリエットシアトル
35点

一見は華やかなプロフィールだと思うんですが、やはり友道先生のクラブ馬というのが引っ掛かります。あとは脚元の浮腫みが出やすいらしいのでいつパンクするか、の待ち(笑)
最近は造りの重たい感じは残るが、最近は良化も見せ始めているのであきらめたらいけません。

コールミー(牡)

父:ドゥラメンテ 母:コールバック
30点

堀厩舎みたいですね。セレクトで買った人は新規の方なんですかね。よくわかりません。馬自体は断然兄のほうが良く見えます。
かなりゆっくりやっているようで、顔が大きくて少しカチッとした感じの馬。頭が高いのも気になります。出てくるのは来年ですかね。

ラルガメンテ(牝)

父:ドゥラメンテ 母:メジロツボネ
30点

この馬に関しては、尾関さんでよかったんですか?という感じ(笑)
真面目な話をすると、膝の容量が少ない、というのかな、背中も弱い。一応前進気勢はあるみたいですが、これ完成はかなり遅いですよ。
期間内でいえば、勝ち上がれるかどうか。といったレベル。

チルウィズミー(牝)

父:ドゥラメンテ 母:シャルマント
30点

中内田の期待馬。とはいえ、スパニッシュもこれも全く使える状態にはほど遠い。特にこのシャルマントは。遅生まれの牝馬でかなりゆっくり。現状では身体もかなりの細身。
さらにこの厩舎納得いくまでちっとも使いませんから(笑)
デビューは来年だろう。点数はなかなか上がりません。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
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