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POG2024 ドラフト馬評価【その他の産駒・14頭】

はじめに

POG歴26年目。今年のドラフトも無事指名が終わりました。
我々のPOGチームで指名された150頭について、産駒別に現時点での評価を書いていきたいと思います。
なお、当評価は完全なる筆者の独断と偏見によるものです。辛口すぎる表現もありますが、ご理解ください。

※なお、新馬戦開幕週の前からコツコツと書き溜めているため、時世がおかしい表現や、すでにレースの結果が出ている馬もいます。ご了承ください。

ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ↓


ウィンターベル(牡)

父:バゴ 母:ノチェブランカ
75点

東京開幕芝1600をルメールで快勝。バゴなのに順調で早くに入厩。出だしにポンと勝てれば相当楽しみだと思っていた。まさにそれにビンゴ。
これは取れるなら取っておいたほうが良いと思ってバゴ産駒ながら指名。
これは間違いなく重賞を勝つと思う。かなり期待しています。

グランジョルノ(牡)

父:ゴールドドリーム 母:ヴィータアレグリア
75点

ダート四天王の大関。とにかくこれは走ります。自信があります。
手先は軽いが、重い馬場でもスイスイ進みます。
体力勝負なダート路線なので、基礎を入念に鍛えています。2歳からダート重賞のある地方へと向かっていける下地ありです。楽しみすぎる存在です。

ワイルドブッター(牡)

父:キンシャサノキセキ 母:ミセスワタナベ
70点

函館芝1200でデビューします。
知る人ぞ知る調教番長のミルテンベルクに食い下がったあたりでマークしていました。
武英師も「これは勝ち負けですね」これだけ調べて選んだ馬。それ相応の自信はあります。

カムイカル(牡)

父:シルバーステート 母:エトピリカ
65点

京都開幕芝140のデビューは戦は3着。直線突き抜ける勢いでしたが、脚色が一緒になっちゃいましたね。でも素質も能力があるのもわかりました。次は勝てそうですね。
勝ったらどの路線で勝負してくれるのか、祐一の腕をしかと見せていただきます。

クレーバーベン(牝)

父:ダノンレジェンド 母:ウインシップ
65点

武井厩舎。師曰く「芝の短距離を2勝してエーデルワイスに向かいたい」と。狙ってくれないと勝てないので、宣言してくれてるのはありがたい。
未勝利→平場勝つだけでもありがたいんだけどね(笑)
情報が少ないんで早く入厩してもらいたい。

ラブミーメアリー(牝)

父:コパノリッキー 母:テーブルスピーチ
60点

ドクターコパさん所有の大井所属の地方馬。5月13日に、追いきりたった軽め1本でデビュー。山口Sの評判馬相手に6馬身ぶっちぎりデビュー。3着には大差。1:06:0は同日同条件より2秒1早く、上がりは3秒早いってなんだよ!
森泰斗が乗ってくれて圧勝。これは間違いないと思って指名。2500万取れれば満足。
そして2戦目を迎えてました。みんな知らなかったでしょ(笑)
緒戦もそうでしたが、信じられないくらいのロケットスタートを決めて、もったまま条件戦を楽勝して賞金を加算。まずは重賞ゴールドジュニアあたりかな。こういう馬に気づけるというのはしっかり調べられてる証拠。

サニーサルサ(牝)

父:マインドユアビスケッツ 母:チカアレグレ
45点

早期山元移動組で、動き文句なしのオススメ。
入厩してからの調教は体重の重い助手さん騎乗で、大外からグイグイと派手な伸び脚。馬力があるので先々はダートという保険も兼ね備えている。
大物、とは言いきらないが、姉みたいな活躍も夢ではない。京都芝1600永島まなみでデビュー。

アマキヒ(牡)

父:ブラックタイド 母:アパパネ
40点

バードウォッチャーとあまり素材感が変わらないような気がしていて、取られてもあんまり悔しくなかった。
だってブラックタイドってかなりおじいちゃんじゃないですか?そのあたりも気になっていました。トモも頼りなくて水準程度の馬かなと。

ゼンダンハヤブサ(牡)

父:スマートオーディン 母:オーガストウェイ
40点

今週デビューして4着でした。
レースの詳しい内容は新聞に書いたので割愛しますが、もちろんドラフトの前の週までは全くのノーマークでした。
しかし、前の週に2歳最速、古馬含めても6番目の時計をだしてから好時計連発。爆時計こんだけ出すならスマートオーディンでも仕方ないってんでリストにいれました。
とりあえず数使って最終的にひとつ勝っていたらこれに気づいたことをほめていただきたい。

テーオーシュタイン(牡)

父:ワールドエース 母:ソングライティング
35点

これも馬がいなくなって、当初リストに入っていなかったんですが、なんとなくメモ書きを残していた馬。なぜメモを残していたかというと、調教の動きがトップクラスだったから。背腰の詰まった体型で距離には限界があるものの、かなり、かなり動きます。
ワールドエース産駒だったり、テーオーの小笹さんがオーナーだったりと、付箋を作ってリストに書くのをためらってしまうプロフィールを持っているからためらいましたが、最後に馬もいなかったので、取ってしまいました。しかもこれ、一応ノーザンF生産だからね。
とにかく勝ってくれたら仕事は終了です。逆にぼくでなければ、この馬をピックアップできないわけで、どう転ぶかを楽しみにしています。

カーラデマドレ(牝)

父:ドレフォン 母:ディアデラマドレ
35点

この母最後の子で、品の良い馬体。しかし、体力的には水準で平凡。凄く光るモノを持っているワケではありません。しかもドレフォン。

ルアスカリーン(牝)

父:イスラボニータ 母:アンヴァル
30点

社台レースホース。白老産のイスラ産駒。

2歳時に3連勝してOP勝ちした母の初子。藤岡健ちゃんが小倉2歳Sを意識していると言われる。
でも、体力不足は明白。ピッチ上げると途端に後半バタバタになってしまう。普段からチャカチャカしているが、走路では躊躇してしまうことも。
さらに、ぼくはイスラボニータ自身を指名していた経緯もあり、イスラ産駒はかなり注視しているんですが、悲しいかな、実戦よりも調教で目立つのが特徴なので、決して調教を鵜呑みにしてはいけません。きっぱり。

エンダードラゴン(牡)

父:リアルスティール 母:ダストアンドダイヤモンズ
30点

ダービー馬の下ですか。でっかいですね。524キロ。
全体的に動きが硬いのはネックになりますね。頭が高い。
兄のように重心を下げるフォームとは全く違います。ただのパワー型に見えます。

ダテミカヅキ(牡)

父:デクラレーションオブウォー 母:ハンナリト
25点

この父だと成功してもセットアップとか、タマモブラックタイでしょ。これならそんなに怖くない。
さすがにリサリみたいに賞金ゼロ、ということはないかもしれないが、勝ち上がりは微妙、という診断をさせていただきました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
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