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POG2024 ドラフト馬評価【海外の種牡馬産駒・11頭】

はじめに

POG歴26年目。今年のドラフトも無事指名が終わりました。
我々のPOGチームで指名された150頭について、産駒別に現時点での評価を書いていきたいと思います。
なお、当評価は完全なる筆者の独断と偏見によるものです。辛口すぎる表現もありますが、ご理解ください。

※なお、新馬戦開幕週の前からコツコツと書き溜めているため、時世がおかしい表現や、すでにレースの結果が出ている馬もいます。ご了承ください。

ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ↓


チムニートップス(牡)

父:Tapit 母:Speedinthruthecity
80点

今年度のダート四天王の横綱がこの馬。和美さん名義でキーンランドセプテンバーSで50万ドルで買われた馬。
もうね、動きが速くて、推進力がちょって凄い。相当良い馬。リーディングトレーナーの手腕が楽しみで仕方ありません。
狙うはアマンテビアンコ越えです!

プリティディーヴァ(牡)

父:Kingman 母:Assurance
75点

申し訳ない。これ当たりですわ。
入厩してまだ軽めの調教の時から馬場の内側を通っていても、イメージより遥かに力強く、推進力がありました。あ、と思って目を付けていたらグングンよくなってきて、今や確勝時計になりました。
これ、この感覚。重賞級ですわ。

ニシノイッキサス(牡)

父:Sottsass 母:ボーントゥービーオネスト
70点

毎年ニシノの馬を選んでいるんですが、去年ニシノティアモが2557万稼いだので、やはり目の付け所は悪くなかったんだなと。今年はこの馬。
脚長で、肩が寝ていて、前肢が凄く出てるんです。かなり興味を引く素材です。これだろー。しかもダービー適性まである。
3歳OP勝てる!勝てずとも3000万は越えてくれるはず!

サンリットアワーズ(牡)

父:Earthlight 母:Olive Grove
70点

これね、ぼくはあんまりダーレーと相性がよくないんですよね。でもこの馬は最後の最後でリストにいれちゃいました。
ダーレーから中内田に選ばれたのは、この馬が評価Aの証。短距離ならオープン級の能力があると思います。丸ごとPOGのダーレーのトップにも載ってますから。
名前も決まって、しかもカッコイイ名前!ほんとはマイルCに出走できるような成績を残してほしい!

スターウェーブ(牡)

父:Kingman 母:コスモポリタンクイーン
65点

当たりましたね。これは強い。2歳前半の顔ですね。
ダリア賞いかれたらただ貰い、新潟2歳直行なら怪しい、という感じ。京王杯狙われたら必ずやられます。
しかし、あまりにも期待してしまう勝ちかただけに陣営も夢見ちゃうんじゃないかなあ。でも33000万にたがわぬ素質の持ち主でした。
武井師いわく「スーパー優等生」だそうで、横ブレのない安定した走りは能力の証。

パーティハーン(牡)

父:Wootton Bassett 母:グリーンバナナズ
55点

490キロ。友道厩舎。果たして日本の芝の適性はあるのか、がポイント。結構ゴツくなってきたが、動きは良い。
値段が値段なので、現場からは、褒め言葉しかでてこないが、実際に良い馬だと思います。広い背中、健康な四肢、スケール感のある馬格で抜きん出た存在らしい。日本の馬場への敵性がすべて。
ただ、現時点でスピードとパワーはかなりのものらしく、丸転びはしないのではないでしょうか。

マックアルイーン(牡)

父:Blue Point 母:Euthenia
50点

これは芝の短距離戦線狙い。
胸前とトモのボリュームがすごいんで、キムテツが使いながら強くしてくれると期待して。特別の500万とか勝ってくれたら下位指名を支えてくれるのでは?と考えました。
直前になって媒体でもかなり名前が取り上げられていたのも安心材料だったので。

アルハイルフォート(牡)

父:Frankel 母:ワディハッタ
40点

たしかに気になったのでリストにいれたこともありました。前傾でダダダダッと走る馬。まだ体を起こしてないですね。完成したら相当スピードは出そう。でもそれまで時間は多少かかるなあ。
そもそもぼくは確率論者。この厩舎のマイラー系が2年連続で誕生して活躍するとは思えませんでした。ジャンタルマンタルは2頭いないかなと。
フランケルの取捨はソウルスターリングの親のぼくがわきまえているつもりです。

マグナドムス(牡)

父:American Pharoah 母:コンペティションオブアイデアズ
40点

これはまったく範疇外でした。あわてて一口のDVDで確認しました。だってPOG本に載ってないもん。
現状ではアメリカンより良く見えますが、青鹿毛マジックもあるからなあ。

アメリカンビキニ(牝)

父:American Pharoah 母:パリスビキニ
35点

2度に渡るOCD手術の術後は良好。ただ、前肢の膝下が細いのはリスキーなタイプと考えて、入れていたリストから外しました。
早い段階で入厩してきましたが、動きがいっこうによくなりません。
そんな時に、6/15に京都ダ1200でデビューしちゃいます。このままの調教で果たしてデビューしちゃっていいんでしょうか。

ジオーグ(牝)

父:Wootton Bassett 母:ディアドラ
30点

まだまだ体力不足に見えます。薄手の牝馬で、前脚の形も嫌な形状なので多分走りません。
父の日本適性も保証無しなので、怖くてぼくは指名できません。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
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