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前回のCD制作と変えたこと

CDは楽しんでいただけましたか?

生音宅配チケットの使い方はご理解いただけたでしょうか?

たまたまこの記事に辿り着いたという方は、以下のページから目を通していただくと、読みやすいかもしれません。

前回のCD制作と変えたこと

前作1st CD「DAHAB」と同じく今回の「Great Tree」も、録音からジャケットデザインまで、友人の力を借りながら全て手作りで制作しました。

「Great Tree」は、1st CD「DAHAB」以上に工夫を詰め込みました。

ここでは、前回のCDとどこが違うのか、Great Treeをどのように制作したのかを紹介していきますね。

ここを読めば、「Great Tree」をもっと聴きたくなるかも!?

1st CD「DAHAB」はこちら。

演奏スタイルを少し変えました

日頃の練習で積み重ねたことを、心で鳴る音を邪魔しない範囲で表現してみたいと思い、少しだけジャズの技術を取り入れました。

・冒頭のソロ演奏(DAHABより少し複雑)
・ジャズでよく使われるコードを全体で使用

あくまでも「心で鳴る音を邪魔しない範囲で」ということを大事にしたので、所謂ジャズという感じはしないかもしれませんが、DAHABとは少し雰囲気が違ったでしょ?

僕は「ギターで生きていく」と決めた2008年に、ジャズを学び始めました。

ギターを極めようと思ったからです。
(「60歳までに」が、とりあえずの目標)

当時の自分が思いつく中で、一番難しそうだと考えていたジャンルが「ジャズ」か「クラシック」。

その中でも、即興性を重んじるのがジャズで、ジャズを学べば、高い技術と応用力が身につくと思いました。

ジャズは今でも練習していますが、とても難しい・・

ジャズギタリストとして活動する予定はありませんが、自分を育ててくれたジャズに敬意を表したくて、今回すこしだけハーモニーを取り入れさせてもらいました。

録音方法を変えました

大分竹田市の友人宅でレコーディング

前回はライン録音と言って、アンプから直接ケーブルを繋いで録音をするスタイルでしたが、今回はマイク録音を試しました。

ケーブル(ライン録音)よりも、マイク録音の方が、より生に近い音を再現できると言われているからです。

マイクには

・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク

という2種類があるのですが、より繊細な音を拾える「コンデンサーマイク」を使用しました。

コンデンサーマイクは高価な上に、扱いも難しい上級編の道具ですが、本やネット情報、先輩のアドバイスを頼りに、色々勉強しながら録音方法を試してみました。

【一曲目の冒頭】
ナイロン弦ギターのマイク+ラインの音をミックス
【一曲目の中盤以降&二曲目】
「メロディ=ナイロン弦のマイク+ライン」
「伴奏=エレキギターのライン」
【三曲目】
ナイロン弦ギターのマイクのみ

ご興味のある方は、違いを感じてみていただけたら嬉しいです。

片仮名ばかりで、申し訳ない!汗

1ヶ月かけて音作り

ミックス&マスタリング時のPC画面

CDを作る際には、録音の後に「ミックス」や「マスタリング」と言って音を編集する工程があります。

音の編集作業は演奏と別物で、「ミックス・マスタリング」の分野にそれぞれ専門のエンジニアさんが存在するほど、複雑な作業です。

恥ずかしながら1st CD「DAHAB」では、ほぼミックスをしていません。。

今回はミックスもマスタリングも、勉強や自分の耳を養うために、全て自分で行ってみました。

分からない事だらけの手探りの作業で、1ヶ月以上かけて最終的な音を決めました。

試行錯誤した音色を感じていただけると、嬉しいです。

ジャケット撮影もバージョンアップ

フォトグラファーの真さんと(撮影はこうすけ母)

前回同様、今回のジャケット撮影も友人のフォトグラファー・山下慎一郎さんにお願いしました。

山下さんには2017年に知り合って以来、いつもお世話になっています。

ものづくりの話をしたり、活動の話をしたり、芸術の話をしたり、「なんのために表現をするのか」について熱く語り合ったり。

「表現で生きていくということは、とても大変なことだから」と、スケジュールが合えばライブの撮影に来てくれたり、自然の中に撮影ツアーに連れ出してくれたり。

インスタグラムに投稿する写真も、山下さんが撮ってくれたものをよく使わせていただいています。

今回のCDを形にすると決めた時、まず山下さんに相談をしました。

なぜ今CDを作るのか。
音のコンセプトは何か。
どんなことを表現したいのか。

何度も何度も話を聴いてもらい、イメージを固めていきました。

撮影地の候補を話し合い、今回のイメージにしっくりくる場所で撮影をしていただきました。

一つは僕の家の近く、僕にとって大切なお守りのような木が生きている林の中で。

もう一つは、福岡県宗像市の海のそばの森の中で。ここでは僕の母にも撮影に参加してもらいました。

場面ごとにレンズを取り替えたり、様々な工夫をこらして撮影をしてくださいました。

撮影後もジャケットのデザインをお願いして、あーでもないこーでもないと話し合いを重ねました。

色味や紙の折り方など、細かな部分まで提案をしてくださり、ジャケットが完成しました。紙の厚さも前回と変えてみました。

耳だけでなく、目でも楽しんでいただけたら、嬉しいです。

山下慎一郎さんHP

インスタグラムその①

インスタグラムその②

YouTube

さいごに

引き続き、「Great Tree を更に楽しむ方法」を準備しています。

ぜひ目を通してみてくださいね!

LINEの交流チャットも開設しました。(CD購入者限定)

僕も参加しています。ここではCDの関連情報などを更新したり、感想を聴かせてもらったりできたらと思っています。

匿名で参加できるので、ぜひ気軽にご入室ください。

よろしくお願いいたします。

オープンチャット「Great Tree」

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