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『これからの社会におけるサッカー』 15人の思いから伝えたい繋がり

アフターコロナやWITHコロナなんてワードも出始め、多くの人が今と向き合いながらも、これからの生き方について思いを巡らせています。
今回、サッカーが好きで、サッカーの内外で活動する人たち、子どもたち、親御さん計15名に『これからの社会におけるサッカー』について寄稿を寄せてもらいました。

いま、このタイミングであの人が何を考えているのか。
小学生、中学生、高校生がいま、何を思っているのか。
ぜひご覧ください。

これを読んでいるみなさんに、私たちがこの企画を通じて提供したかったのは、安心感でした。
1つには声を発する場と、声が届く場をつくりたかった。
1つには子どもたちから大人までサッカーの繋がりを見えるようにしたかった。

日常から今までのサッカーが離れている状況において、誰もが不安や希望を感じています。
意思決定の中枢にいるわけではないので、自分の思いが届かない歯がゆさも抱えています。
人によっては、自分のニーズや大切にしていることが世の中に届かない寂しさや、大変さをわかってもらえない虚しさがあるかもしれません。
社会的に弱い立場にある子どもたち、学生の声はなおさら届きにくいものです。
そのことは必然的にサッカーとの距離をさらに遠く感じさせ、サッカーを拠り所とする人と社会との繋がりを希薄にしているかもしれません。

だからはっきりと言いたかった。
私たちサッカーの仲間はあなたたちのことを見ています、と。
あなたたちの声が聞きたいです、と。
子どもであろうとプロであろうと、
どんな仕事をしていようと私たちは同じサッカーで繋がっています、と。


いまの思いが悩み、不安、憤り、願い、希望、どんな感情であろうと、
私たちはサッカーで繋がっています。
サッカーの中で想いを共有し、一緒に前へ進んでいきましょう。

▷寄稿者
河内 一馬(サッカー監督/ love.fútbol Japan理事)
山本 摩也(RCデポルティーボ・ラ・コルーニャ)
・上林 功(追手門学院大学スポーツ文化学専攻)
・保護者(サッカー少年を子に持つ夫婦)
・カレンロバート(房総ローヴァーズ木更津FC
・荒 昌史(HITOTOWA INC. 代表取締役社長)
竹中 玲央奈株式会社Link Sports
大神 崇(SHUKYU MAGAZINE編集長)
・山田 啓介(CITY BOYS FC
嶌村 吉祥丸(写真家)
・小林 泰紘(Ecological Memes 発起人)
滝田 学バルドラール浦安 /フットサル日本代表)
・小学5年生
・中学2年生
・高校2年生

(注:各寄稿者の考え・思いは4月26日時点のものです。その後の個々の考えを固定するものではありません)


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上_これからの社会におけるサッカー_一馬

上_これからの社会におけるサッカー_山本さん

上_これからの社会におけるサッカー_上林さん

上_これからの社会におけるサッカー_保護者

上_これからの社会におけるサッカー_カレンさん

上_これからの社会におけるサッカー_荒さん

上_これからの社会におけるサッカー_レオナ

上_これからの社会におけるサッカー_大神さん

上_これからの社会におけるサッカー_CITY BOYS

上_これからの社会におけるサッカー_吉祥丸

上_これからの社会におけるサッカー_小林

上_これからの社会におけるサッカー_滝田さん

上_これからの社会におけるサッカー_小学生

上_これからの社会におけるサッカー_中学生

上_これからの社会におけるサッカー_高校生


***


<あとがき>

今回、寄稿に協力いただいたみなさんは、選手、コーチ、クラブ、編集者、ライター、デザイナー、カメラマン、設計士、コミュニティづくり、生態学の専門家などサッカーの内外で活動する方々です(本当はもっと男女比を均等にしたかったので、次への課題とします)。

私たちが実現したかった、個々の考えを共有しながらも、フットボール界の縦・横のつながりを感じられる安心感を届けたいという意図にご理解いただき、1週間という短納期で、無理を承知で言いたいことを要約して800文字前後におさめてもらいました。おかげさまで各寄稿を通じて考え方が豊かになる機会を提供できるとともに、みんなの声を何倍、何十倍にして世間に届けることができます。
どの方も、今回のような「これからの社会におけるサッカー」というテーマで単独インタビューをしても1つの企画が成立する人たちばかりですので、ご興味あるメディアのみなさんはぜひ個別に取材をしていただけると嬉しいです。

そして、小学生、中学生、高校生のみなさん。
今の思いを伝えてくれて有難うございます。
もし私が最後の選手権を迎える高校3年生だったら、どんな気持ちになるか。言葉になりません。私だったら誰に相談をするのだろうか。チームメイト、友達や監督、恩師たち。もしかして面識はないけれど信頼できる大人に助言を求められたら、少しは安心できるんだろうか。高校卒業から約20年年齢を重ねた今でも今回のケースに対する明確な正解を持ち合わせていませんが、私なりの答えとしては、人が意志を持って進めるよう、どれだけの人がそれを支えられるセーフティネットの役割を意識できるのかを問われているように感じています。
いろいろと広く、深く考えることが多いですが、小学生が言ってくれた「それでも、サッカーはなくならないからね。」という言葉に私は不思議と力をもらいました。ありがとう。
みんなの声を広く届けていきます。

これを読んでくれたみなさん、
声を届け、繋がりによる安心感を広げたいのでぜひシェアいただけると嬉しいです。また、よろしければ、今このタイミングでご自身の『#これからの社会におけるサッカー』を書いてみてください。ダウンロードいただけるフォームもここに用意しました。みなさんの声も聞かせてください!


COVID19の状況は長期戦になりそうですが、サッカーを楽しめるようになった時、気持ちを爆発させて一緒に喜び合いましょう。
これからも一緒に前へ進んでいこう!


love.fútbol Japan
代表 加藤遼也


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love.fútbol
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●目標まであと73名
love.fútbol Japanでは、サッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変えるサポーターを必要としています。
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