つまらなさへの恐怖、洞窟への叫び
僕は自分のことをおもしろいと思っています。
少なくとも自分の言っていることで笑えます。
いや、むしろ他人が言っている事の方が笑えないのかもしれません。
インターネットに無数に存在するおもしろくない人に対して、私は恐怖の感情を抱いています。
なぜなら「他人から見た自分のおもしろさ」というのは「おもしろくない人」と同じぐらいスベっているかもしれないから。
自分の世界の中では疑いようもなく「おもしろい」事象が他者の世界においては「おもしろくない」事に変わる。
私が普段見ている現実は私の頭の中にしか存在しない、それならば私の目の前にあるこの麦茶は本当に実在しているのでしょうか。
哲学には洞窟の比喩という話があるそうです。
なんか難しい話だし私は哲学に詳しいわけでもないので解説は各自調べてください。
理解できたことをまとめると
プラトンの考えでは世界にはイデアと呼ばれる絶対的な「真実」があるとされる。
洞窟の比喩は我々が見ているものは暗闇で光に照らされたイデアによって生み出された影であるという例え。
そして洞窟を出ることのできた人間は太陽の光によってイデアを直接見ることができ、全てを正しく理解することができる。
しかし、洞窟の仲間たちにこのことを伝えても彼らは太陽やイデアを信じることができない。
彼らには今見えている影こそが真実であり、現実だから。
前にこの話にたどり着いた時、人によって見える影の形が微妙に違うのは当然の事であるが、かならずそこには本質(イデア)が存在している。
よって人によって「おもしろさ」が違うのは仕方のないことと理解していました。
しかし、最近は別の考え方をしています。
「俺っておもしろのイデアじゃね?」
そう、この世に存在している私以外の全ての人間は私というおもしろさの本質によって生み出された影を見ているにすぎないということです。
そうか、俺っておもしろのイデアだったんだ。じゃあ俺が面白いとおもった物って全部本当に面白いじゃん。
逆に俺が面白くないと思ったら本当に面白くないんだ、すごいな。
完全に隙がありません、私こそがおもしろのイデアであり、他人が見ているものはその陰に過ぎないのですから、たとえTwitterで「お前つまんねーよ」と言われても「この人は洞窟の中で幻影を見ているのだから仕方がない。」と割り切ることができます。
自分が面白いと思って書いたNoteが1いいねも貰えていなくても仕方ありません、だってこの世の全ての人間は「本当のおもしろ」の影を見ているにすぎないのだから。
(2023年11月時点で0いいね)
私はこれからもプラトンのようにおもしろさのイデアを洞窟の皆様に伝え続けたいと思います、それが私の使命だから。
話は変わるんですけどよく自分の作ったVRChatのワールド名でエゴサをしています。
僕はあんまり他人のワールドの事とか呟かないんですけど、良くないですね。
少しでもいいと思ったワールドは積極的に発信していけば作者のモチベーションにつながって次の作品を見ることができる、当たり前ですが面倒なことなのでしっかりやっている人は素晴らしいです。
VRChatはまだまだクリエイター至上主義で思い悩む人も多いとおもいますが、大多数の「消費」をしてくれる人間も同じぐらい重要だと切に思います。
ただ、こんなこと言うのは本当に失礼だし良くないと理解しているんだけど、言わせててほしい。
まず大前提としてどんなツイートでも反応してくれてるだけでうれしいし大切だと思ってる、心の底から本当にそう思ってる、自分の感情を動かしてくれるかけがえのないものだ。
これから書く内容は多くの人の気分を害するものだろうし、そういった事象に敏感な人はブラウザバックをしてほしい。
「お前ごときが何を偉そうに言っているんだ」と石を投げられても仕方ないと思ってる。
でも、言わせてくれ。
『欲望』 pic.twitter.com/RwNZg4mwNZ
— いざ鎌倉(IZA_kamakura) (@pumukogl666) November 12, 2023
いや、ワイのワールドに勝手にタイトルを付けるなや!!!!!!!!!!これワイが作ったワールドやん!!!!!ワイが付けたワールド名があるやん!!!!美術館に行ってモナ・リザの写真撮って「冷笑」とか勝手に名前つけることありまへんやん!!!!?!?!?!?てかもうちょっと要素を足せや!!!!!!!!!アバターがそれっぽいポーズとかして写ってたらワイもなんも言わんて!!!!!!!これ写ってるもの全部ワイの作ったもんやん!!!!!!!!!こんなことしてええの!!?!?!?!?!?!?ええんか!!!!!!!!!ええんやで!!!!!!!!!!インターネットは自由やもんな!!!!!!!!!!!!世に出した時点で誰がどうするかは自由や!!!!!!!好きにしてくれや!!!!!!!でも付けたタイトルが「欲望」て!!!!!!!!普通か!!!!!!普通の感性か!!!!!!!ワイはええと思うけど!!!!!正直エゴサした中で一番ええ写真やったしな!!!!!!!てか写真にタイトルつけるタイプの人なんかな!?!?!???!??そういう人もおるよな!!!!!!!自由やしな!!!!!!!!!ワールドは俺のでも撮った写真はお前の創作物や!!!!!!!!!
って他のワールドの画像ツイートはタイトルとか全然ないやんけ!!!!!!!!!なんで俺のワールドにだけ名前つけてるねん!!!!!!!!!!!!!!もうわからんわ!!!!!!!!
(ツイートをしてくれる事は本当に感謝しています。心からありがとう)
ワールドに対して感じたことをしっかり発信してくれる人にこういう事を言うのは本当に失礼だし良くないと思う、分かってる。最初で最後にするから許してほしい。
でもこのもやもやを吐き出さないとワールドを公開するという行為を続けられないような気がしたんだ。許しは請わない、いや許してくれって言ったけど、石を投げてくれ、誠に申し訳ございませんでした。
人間の感情を動かせるツイートというのはTwitterでは良いものだと僕は思ってます。だから、いろいろ言ったけどこれはいいツイートだと声を大にして言いたい。
『欲望』 pic.twitter.com/LcgjCm0TDd
— GNJ(ぎんじ) (@GNJ_VRC) November 20, 2023
でもお前は許さん。
僕はインターネットに向いてないのかもしれません、自尊心が高くて煽り耐性が低いから、感情の波に乗っかってすぐ言いたいことを言ってしまう、本当に良くない癖なのでやめた方がいいと思っています。
まあでもそんな何かを言いたくなるツイートがしょっちゅうあるわけではないので今後はこういう事もないでしょう。
#VRChatワールド紹介#VRChat_world紹介
— エゾの民 「 ゆきかの 」🦊メタバース画像芝居系Vtuber@VRChatワールド紹介 (@yukikano1192) November 14, 2023
世界名:電球部屋
きっと何かが閃く!!!
そんな部屋だよー
↑
電球だからって、安易過ぎるw pic.twitter.com/wZNpeDaez6
#メタたん
— エゾの民 「 ゆきかの 」🦊メタバース画像芝居系Vtuber@VRChatワールド紹介 (@yukikano1192) November 14, 2023
世界名:電球部屋
パン食い競争の練習って言うけどさー
これ、練習として正しいの???
この電球、かなり熱いんだけどー
口びる、火傷しちゃうってー
パンって、揚げたてピロシキなの!?
それなら、この練習で正しいわー
↑
ナニコレw pic.twitter.com/K3fLklLuEI
ってオイ!!!!!!!!!!!!!!流石にツイート内容が面白くなさすぎるだろ!!!!!!こんなにスベってることあるのか!?!?!?!?!!!?ないだろ!!!!!!人間が出せるつまんなさの限度を超えてるよ!!!!!!つまらないツイートをしないと嫁と子供と三等親まで殺すって脅されてるのか!?!?!?!??そうでもないと書けないだろ!!!!!おもんな罪で執行猶予なしの懲役刑だよ!!!!!!!勝手にタイトルつけられる方がよっぽどマシだよ!!!!!!!!
てかこの人がっつりフレンドじゃん!!!!こんなこと言って本当にごめんね!!!!!!!許してくれとは言わないよ!!!!!気が済むまで殴ってもいいよ!!!!!!!!!!でも言わせてくれ!!!!!!面白くなさすぎるよ!!!!!!!!ありえないよこれは!!!!!!才能だよ!!!!つまんなさの才能だよ!!!!!!才能があふれすぎてるよ!!!!!才能とか超えて本質だよ!!!!!お前がつまんなさのイデアだよ!!!!!!!!!!
(ツイートをしてくれる事は本当に感謝しています。心からありがとう)
「科学者が自分の発明を戦争に使われて絶望する」というのはよくある話ですが私はそれに対して「いや、分かり切ってることじゃん」と思っていました、世の中に作ったものを発信するということはそれ即ち、情報に触れた全ての人間が自由にできるということです、法律でいくら規制しようとも本質的にそれは変えることができません。
しかし、自分が世間様にお出しした創作物が実際に消費される時、望んだ消費をされることはないという現実は、頭で理解しているよりもずっと重く私を狼狽させるのには十分でした。
それでも、この事を納得しなければ私はワールドの感想を見るたび発狂お気持ちツイートをする害悪VRChatterとなってしまうので乗り越えなければなりません。
改めて、ワールドの感想を発信していただいた皆様には深く感謝申し上げます。
次のワールドは全く作業が進んでいませんが、今Noteを書いている間に魂が救済されるような気持ちでいっぱいなのでこれからは手が早くなるかもしれません。
最後に、心動かすツイートをして頂いたお二人にこの記事を捧げます、本当にありがとう。
でももし、もし、万が一にでも、二人のフレンドが居たらこの記事の事はナイショにしてください、マジで。
そして、今見ているあなたが本人なら、本当にごめんなさい、そしてありがとう。
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