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良薬口に苦し

我が家はダンナさんの実家がドイツなので毎年クリスマスはドイツで過ごします。そしてこれも毎年の事ですが、去年はあちらのパンが美味しすぎて、毎日ほぼ3食パンを食べていたところ胃が悲鳴をあげまして、急遽アポテーク(薬局)で買ったのが、これ。

ビターってつまり苦いって意味ですが、植物療法ではビターと言う言葉自体が既に「消化を助けるハーブ」と言う意味で使われます。ビターを飲む、とか。お酒でもビターズと呼ばれるリキュールがありますよね。昔友達がカンパリソーダは胃薬だから、と豪語して思い切り飲んでたけど、まぁ実際ビターハーブで作られていて嘘でもないわけです。

ではなぜビターが消化に良いかといえば、この苦味成分が胃酸や酵素の分泌を助けてくれるから。そう、まさにこの苦味が薬なのです。だから苦いからと言ってオブラートなんかに包んじゃだめで。この薬なんかは食前に小さじ一杯を1分間口の中で噛んで、と書いてある。でもこれが効くんです。

昨日は久々に謎の胃痛に襲われて、苦味に耐えながらもぐもぐしました。
不味かったけど、胃は治った!

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