見出し画像

春分の日 3/20 如月八 太陽黄経0度・18:37

① 春分の日 3/20 如月八
太陽黄経0度・18:37(二十四節気・第四節・昼夜等しくなり、春の本格化、雀が巣を作り、桜の咲く頃)・七十二候”春分”初候・雀始巣(すずめ はじめて すくう)・彼岸中日

いよいよ春分。

この如月から満月近地点周期が始動しました。
そのタイミングでの春分。

翌21日は上弦
その上弦から満月近地点周期初回の接近する満月を迎えます。

この満月は、初回から稀な勢いで、例年の初回はせいぜい全5回の接近満月中4番目か5番目の接近距離なのですが、3月29日の満月は、3番目の接近距離という、初回から勢いがある満月近地点周期です。

その様相は、上弦から望月まで九日間の月の遠近移動距離にもわかりやすく現れています。

3/21 上弦23:40 地心距離400721km
3/29 望月03:48 地心距離361671km
その差 39050km

これを、5/26スーパームーンに向かう上弦からの移動距離と比較すると
5/20 上弦04:13 地心距離382547km
5/26 望月20:14 地心距離357492km
その差、25055km

3/21〜3/29は九日間
5/20〜5/26は七日間と二日間の誤差はありますが
移動距離自体はスーパームーンのケースよりも13995kmも開きがあります。

画像1

このように、実にダイナミックな満月近地点周期、初回の1ヶ月に突入する最中の春分です。

春分翌日の上弦
上弦から望月に向かい、私たちの身体の新陳代謝は活発化します。
良質な食生活、栄養素を求める時期です。
脳内で神経伝達物質生成が活発化し、腸内フローラも活発化し、体内酵素生成も活発化します。
植物も育成ホルモンオーキシンを高分泌させます。
土中の水分は満月に向かい上昇に、下弦から新月へと植物の中で育成されたグリコーゲン(糖質エネルギー)が土中に降り、根に付く菌根菌の栄養素となり、菌根菌の作用で土中ミネラルは融解し、土中微生物たちも栄養素として吸収しやすくなり、地下生態系は活発化します。
 
そして再び三日月から満月に向かって上昇傾向に移行する土中水分を通し、植物の身体全域が潤い、私たちの体液循環も強化され、神経伝達物質も盛んに生成されるなど、地上生態系も目に見えて活発化します。

こうした循環を通して様々な栄養素に充ち満ちて、巡り回って私たちをも育成する栄養素ともなるわけです。

この春も
人も世も、地球丸ごと大いに動く、育まれる春になるでしょう。

画像2

また、初回の近地点満月に向かっての3/26は、金星と地球は太陽を間に直列します。
3月26日・如月十四
金地開15:58(結2020/6/4・五芒星の第5辺目)・一粒万倍日

金星と地球は8年弱で天に五芒星を描き続けます。
五芒星は黄金比の代表的なシンボル。
太陽系における地球と金星の運行の何たるかを象徴しています。

3/29は、地球と金星が五芒星を一つ描き終えた後の最初の満期(3/26)を迎えた後の、最初の満月です。

「桜御紋」五芒星。
全国的に桜も美しく咲き賑わう春となるでしょう。


②へ続きます。

サポートエリアへのご案内です。 よろしければサポートをお願いいたします!