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今大注目☆ 再生アルミニウム〜持続可能なコーヒーの提供〜

「ネスプレッソ リサイクルプログラム」とは?

ネスプレッソでは持続可能なコーヒーの提供に向けた取り組みとして、独自のリサイクルプログラム「ネスプレッソ リサイクルプログラム」を日本でも2020年8月から本格始動しています。

「ネスプレッソ リサイクルプログラム」とは?
1. 専用のリサイクルバッグに入れた使用済みカプセルを、最寄りのカプセル回収ボックス設置店舗へ持参。
2. 回収した使用済みカプセルは、リサイクル施設に運ばれる。
3. アルミニウムとコーヒーかすに分別。
4. 分別したアルミニウムは、再生アルミニウムとして再利用。
5. 分別したコーヒーかすは、堆肥・培養土の材料として活用。

なかでも再生アルミニウムの用途はきわめて多彩で、食品パッケージから車やコンピュータ、窓枠、自転車など多様な製品の素材として再利用でき、同会では試作品として日本で回収したカプセルを使用した再生アルミニウムのコースターが登場しました。
アルミニウムは、リサイクルが可能な上に繰り返し再利用できる素材です。 例えば、スイスでは、回収したカプセルを、新たなカプセルの素材として再利用する以外にも、自転車、スイスアーミーナイフ、椅子、ペン、窓枠、腕時計ケースなど暮らしに必要な様々な製品に生まれ変わります。

※回収後の二次利用先については、各国異なります。日本で回収したアルミニウムは、再生アルミニウム素材として二次利用されます。ネスプレッソのカプセルとしての使用は国内ではありません。

世界大手メーカーが始めている「グリーンアルミニウム」ってなに?

アルミニウムはさまざまな用途として使われ、リサイクルも容易にできるため環境に優しいとされていますが、一方で製造時に最もCO2を多く排出する点が近年世界的に問題視されています。

そこで、欧米を中心にいま注目を集めているのが「グリーンアルミニウム」。

「グリーンアルミニウム」とは

自然の力を利用して二酸化炭素を排出しない電力、つまり再生可能エネルギーを用いて製造したアルミニウムであり、アルミニウム産業界では環境配慮型アルミ製品が拡大しているのです。


アップル、BMWも「グリーンアルミニウム」を採用

すでに米アップルやBMWなどの世界的大手メーカーではグリーンアルミニウムの採用が進んでおり、アップルはタブレット端末などの外装を全量再生アルミに切り替えているほか、酸素を排出する新しいアルミ製錬技術の実用化にも取り組んでいます。
さらにBMWは年間4万3千トンのグリーンアルミニウムを調達するもので、これによりサプライチェーンにおけるCO2排出量を年22万2千トン削減すると言われています。
このようなグリーンアルミニウムの採用は、環境意識が高い消費者への訴求だけでなく、炭素税など将来的な規制強化への対応も視野に入れている様子。

2015 年のパリ協定では温室効果ガス削減に向けて、日本では2030年までに2013年比26%を目標に掲げており、二酸化炭素(CO2)排出が少ない電力や製法で造る「グリーンアルミニウム」の市場は今後も日本でも急拡大が予想されます。

製造過程から物が作られる過程まで興味を持って
個人でできるところから、より環境にいいものを使っていきます。

引用元1:https://www.nespresso.com/jp/ja/coffee-recycling
引用元2:https://sdgsmagazine.jp/2021/12/20/4399/