2020年 秋分の日に
今日は9月22日秋分の日。昼と夜との長さが同じ日。そして、本格的な秋への入り口の日で、太陽もてんびん座へと入りました。
みなさんのシルバーウイークはいかがだったでしょうか。
天の星のエネルギーは緊張度をどんどん増していますが、一年の折り返し点の一つでもある今日。少しだけこの月(おとめ座の新月)の世の中の情勢を振り返ってみたいと思います。
今朝入ってきたニュースで、まず『え・・』と驚かされたのは、中国の不動産業界で成功し、みんなに「大きな大砲」と呼ばれる富豪が、政府に批判的な言葉をSNSなどで発信しているため、なんと18年の禁固刑が下されたということです。表向きは贈賄かそういう罪状だそうですが、それで18年の実刑は長すぎ、中国政府に批判的な他の人々、特に富裕層やビジネスマンで影響力のある人たちに見せしめの意味で、厳しい実刑判決を出したのだろう、という話です。
民主政治を求めた香港の活動家たちにも、中国からの実刑判決が次々と降り、国外に逃亡していた主要リーダーが、カフェで襲われたというニュースも入っています。
中国は、ますます支配の手綱を強く引き締めようとしているようです。ちょっと前に、中国の動きがどうも不穏だ、と書きましたが、今の星の動き『権力側の締め付けと市民の反動』が、顕著に出ている国です。
中国とアメリカのTikTokの取引については、TikTokのアメリカでの営業は継続となり、トランプ大統領も『認めた』となっていましたが、まぁ、中国がそこは勝ちということだと思います。
そういえば・・韓国の人気グループBTSが、売り上げ、ビルボードチャートで、これまで誰もぬくことのできなかった伝説のグループ、ザ・ビートルズの記録を抜いたというニュースがありました。(一つ前の月の間だった)その記事に、人種差別を推進するトランプ大統領に対する、アメリカ国民の突きつけた『ノー』の答えだった、という言葉があり、確かにそうだ、と思いました。。アメリカで大人気なのです。ビルボードナンバーワンを立て続けに出して。TikTokの中国も、韓国のBTSも、トランプさんの『白人至上主義』はどこ吹く風、の勢いです。
その一方で、カナダは、中国との取引を人種問題ではなく、ビジネス上の問題で、控えたいとの姿勢を出しています。
このところロシアのニュースは上がっていませんが、相変わらず、世界や権力、権利、利権、お金・・色々なものを巡ってギクシャクしています。
アフリカや中東では相変わらず、あちこちで紛争、テロ、小競り合いが続いています。
今日の月です。今、さそり座に入っていて、もうすぐいて座に入ります。良いアスペクトにあるので、まだ、おとめ座の願いをかけていない人は、あと数日中にかけるとよいでしょう。(おとめ座の新月)
COVID19感染者に関しては、ドイツやポーランドで増えていて、ルーマニアの市民が、マスク着用義務化に対して反対しています。(スペインなどでも以前ありましたね)
東南アジアのタイでは、首都バンコックで1万5千人以上の学生が集まり、政治の民主化と、現首相の退任を求めてデモを行なっているという情報も入っています。
それから、学校が再開されて、アメリカでは母親たちが苦労しているという話しも、NYタイムズに出ていました。アメリカの場合、リモート授業のところも多く、母親が外で働いている家庭で、子供達がちゃんと家で勉強できているかをみてあげられないため、大変になっているということです。母親にやはり子供の教育に関する負担がかかっていて、特にひとり親の家庭では、その心配とストレスが高いという記事でした。
自然界のニュースでは・・
アメリカでは、ちょうど新月をはさんで大西洋で発生した大型のハリケーン・サリーが、アメリカ南東部を舐めるようにして移動して襲い、激しい雨が各州で降り続け、全部で40万戸以上の家が停電になったというニュースが出ています。ハリケーンは日本の台風が大きくなったようなもので、春から秋にかけて起こり、秋が一番多いのですが、規模が大きくてダメージも近年は大きくなっています。『2020年の予測のできないハリケーンの季節がまたやってきた』と、見出しがありました。(Hills)
タスマニアの西海岸の湾岸に200頭ほどのクジラが迷い込み、少なくとも25頭が死んでいるのを発見し、これからレスキュー隊が救助する準備をしているというニュースをオーストラリアが発表したと、イギリスの新聞から情報が入っています。
それから・・
マイクロソフト社がアメリカでも有力なゲーム会社を買取り、ますますその勢力を広げている(本日付)という話しも。おとめ座からてんびん座に入る日に(パートナーシップと契約)なるほど・・と思いました。
わたしは車のレースのことは詳しくないのですが、そんなわたしでも名前だけは聞いたことのある、Le Manという24時間カーレースで、トヨタ車のGazoo's No8 というレースカーで出場した、フランス人レーサーと日本人レーサーのコンビが3年連続優勝を果たしたそうです。24時間のカーレースなんて・・想像しただけで壮絶です。それにしても、実際にカーレーサーたちと会ったことがありますが(NY)どうして、男前が多いんでしょうね。鍛えぬくから、自信があるからでしょうか。あと、ちょっとした集中力の途切れなどで大事故になる可能性のあるカーレースをする人たちって、リスクを常に背負いながらだから、色気があるのかもしれないですね。なにしろ火星が輝き続けてる昨今に、少し似合いの闘いの星のニュースでした。
このところ、闘いや葛藤や怒りのエネルギーがある一方で、クリエイティブなエネルギーもあると伝えましたが(おとめ座の新月)スポーツ界やレースという闘いの場で、ポジティブな結果を出す人が出ているな、と思いました。大阪なおみ選手がUSオープンでの優勝、それだけでなく、全試合7つに、これまで殺された黒人たちの名前を書いた黒いマスクをして登場した、という、真っ向からの勝負をして勝っています。このLe Manレースで優勝した車も日本車トヨタでしたが、運転していた一人も日本人男性でした。
日本では、新しい菅内閣が成立しましたが、これまでのおぼっちゃん政治家たちとは違う、地方出身の叩き上げの首相で、マネーロンダリングの噂もある、どうも信頼できない印象の強い記事が目につきますが、これからどんな政治を行い、どんな反応を国民が示すことでしょうか。
日本のニュースは動物園で飼育できなくなっている動物のことなどがトップニュースに出ていましたが、確かにこのコロナの事件は、さまざまな面でストレスが生じ、浮き彫りになってきている、と感じさせます。
そして個人的には、実は切実で身近な問題が、社会全体のあちこちに生じているのではないか・・と、思っています。学校の教師にコロナが蔓延して以来、ものすごいストレスがかかっていて、月80時間以上の過剰労働が強いられているということもニュースになっていましたが(ドイツで記事になっていると聞いた。日本でも教員の大変さが記事に出ていましたが)特に、老人問題は、深刻になり始めている感覚があります。
わたしの身の回りでも、高齢者たちが次々に亡くなり、その波紋を家族たちが受け、生き残っている高齢者たちは、孤独や不安を抱えて鬱的になり始めています。これは、この小さな隣近所だけではなく、国全体に起こっているような気がしてなりません。
ちょうど今、高齢者たちの星に葛藤と闘いのエネルギーが強くなっているのもあって、気になります。
みなさんの周りではいかがでしょうか。
10月は、年頭の『2020年 星の動きと運勢』にも書いたように、この動乱の1年の中でも、もっとも緊張度の高い月のひとつです。その内容についてはこれから触れてゆきますが、みなさん、くれぐれもご自愛ください。そして、進めるだけ、前に進んでください。30日にはまた大きな星の動きがあり、少しずつ、前に進みやすくなる一面もあります。何度も繰り返しますが、今は、情勢が厳しいですが、それでもやめるときではありません。そして、その成果が必ずあとで出てきますので・・希望を捨てないでくださいね。
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