2020年早春　うお座の新月

おはようございます。2020年20月27日金曜日の朝です。遅れましたが、うお座のメッセージをお送りします。先に、今回はコロナウイルスのことで巷がわさわさしている感じがありますので、現在の星の様子をお伝えします。

昨日安倍首相が、コロナウイルス感染対策として、全国小中高のすべての学校の前倒し春休みを提案し、週明けの3月2日から（実質明日土曜日から）の学校閉鎖の要請をしました。教育庁および全国の教育委員会が決定を下すのだろうと思いますが、わたしの周りの子供たちを始め、ツイッターでもニュースでも、ちょっとした騒ぎになっています。

水星がうお座で後退し始めた前々回の予報でも、メディアやネットの情報が倒錯して混乱するだけでなく、みんなが混乱に陥る傾向が出るので要注意、という風にお知らせしましたが、現実、そのようになっています。そして、それを予告した予報を出すのがちょっと遅れたせいか、読む人が少なかったのも、象徴的だと思いました。頭が混乱しているときは、大切な情報こそ見逃すものだったりします。

そして、多くの人が今、一体、コロナウイルスってなに？これからどうなるの？どうたらいいの？大丈夫かしら？と、混乱しています。

実は、アメリカ在住の中国人の医学博士に友達がいて、彼に、コロナウイルスに対する見解を聞いたのですが、その彼、太陽がうお座で、帰ってきた言葉は「大丈夫、アメリカの疾患者はまだ9人だよ」という、意味不明の答えでした。いや、そんなのネットでもわかるけど、わたしは医学者としての「見解」を聞きたかったの、と返信しましたが、無反応です。いや～、星の影響は強いなぁ、と、感心するやら、あきれるやらの日々です。

さて、そんな中、真実を見極めるにはどうしたらいいか。世界中大混乱の中で、今回の新月のお話しは、普段より少し長く、そして変則的な形でお伝えします。

まずは、現在の星の状況から。

先々週と、先週、関係性にもつれや葛藤が出てくる。特に、上下関係にもつれが出て、政府と国民、教師と生徒のような関係性にも影響が出るとお伝えしましたが、首相の、学校閉鎖しましょう、の発言に、国民や教育関係者は騒然としています。特に学校教育関係者は、「卒業式や入試の重なるこの時期にどうしろっていうの？」的なムードが濃い状態。そして、昨日中学三年生の男の子と話しましたが「大ショックで立ち上がれない」と言っていました。子供によっては学校が好きで、卒業式までの時間をみんなと過ごしたいという子もいるのです。友達とみんなで、卒業カレンダーを作り、あと何日一緒にいれるかカウントダウンしていたそうなのです。9日間残っていたはずのカレンダーも、もし前倒しの春休みになったら明日1日会って、そのあと一緒にいれなくなる！っと、顔を真っ赤にしていました。そして、それほど学校が好きではない子も「暇になって困る。外出もできない長い春休みなんて最悪。どうせ、カリキュラムをこなせないからって春休みが長くなったぶん、夏休みが短くなるにきまってる。政府、最悪！」という中一の女の子もいました。

子供たちの気持ちも大切ですが、実際のところ、学校閉鎖がどこまで効力があるか、ということのほうがわたしとしては気になるところです。

星の位置には、前にも書きましたが、今、権力者に対して国民からの「むかつく、いい加減にして」のサインが出ています。特に昨日から今日は、感情的な反発がはっきりと出ています。昨日は、アメリカのある会社の社内で、会社員によるの発砲殺人事件もありました。

けれど、今日の後半から、感情的ムードはおさまって、現実的な対応ができる星が出ています。（ただし、突発的な行動をとりたくなる人も出てくるので、そのあたりは、気を付けたほうがいいでしょう。）建設的で独創的、そして賢くて素早い行動がとれる星が出ています。今日の、ここを乗り切れば、午後くらいから、素晴らしい解決策を見出すことができる星があるので、政府も、教育委員会も、学校も、そして父兄や生徒もなにかしらの解決策を見出すことができるかもしれません。

また、金星と月と重なっていますので、父兄の中でも、特に女性のお母さんの方が「政府、国民の事情を無視するのもいい加減にせんかい！」という、腹立ちも多いと思いますが、だんだん冷静になれるでしょう。今日の午後から週末にかけての、問題解決にとてもよいエネルギーの運気に、うまく乗れることを祈ります。

さて、ここからがうお座のメッセージです。

今回は、それほど多くの惑星がうお座にあるわけではありませんが、うお座の水星が後退していることもあり、コロナウイルスのことで、うお座的なエネルギーが顕著になっています。そのため、いつもと違って、うお座の特徴をまず簡単に書いて、そこからメッセージに入ります。

うお座のエレメントは水。エネルギーはミュータブル。占星術の季節の中で最後の星座。そして、メディアやネットやニュースや噂も含めて、目に見えないもの全般を表します。以下がうお座の特徴です。

高いレベルのエネルギー

優しさ、右脳、世界や宇宙のすべての存在は「ひとつ」であることを知っている、目に見えない世界や存在を知る、想像力、夢想、夢、眠り、音楽、芸術、慈悲のこころ、優しさ、柔らかさ、赦し、無差別、常識にとらわれない、敏感、時空を超える、信仰心、情緒豊か、理を超える、サイキック、優れた直感力、高い適応能力、柔軟性、など。

低いレベルのエネルギー

中毒、クスリ、現実逃避、妄想、被害者意識、犯罪、伝染、流されやすい、混乱、暴力、溺れる、カルト、メソメソしてしまう、不安症、言っていることが意味不明、自他の境界線がわからなくなる、噂、ゴシップ、ノイローゼ、とめどない愚痴や不満、など。

うお座は、12星座の最後であるためもあり、「死の向こう側」を示し、ほとんどこの世のものではない、そんな星座です。時間でいうと丑三つ時から明け方前の虎の時。北半球の季節でいうと、寒さが極まって春の気配があるようでまだないとき。秋に木々の葉っぱは全部落ちていて、景色の中に色彩がほとんどなくなり、地域によっては、雪に閉ざされ、なんの命の気配が感じられない景色の上を、冷たい風が吹いている。けれど、大地の中では水が流れていて根は着実に水分と養分を幹や枝に与えている。そして、静かに静かに眠りの中で春を待っている。そんなときを表します。そのため、目に見えるものより、感じるもの、が優先される星です。上にあるように、すぐれた直感力を持ちます。この後にやってくる活発に動き回る牡羊座と違って、じっとして夢見心地でいることを好むうお座です。そして、感じることや夢に見ることを、音にしたり、絵にしたり、詩にして表現する、そんなことが得意な星座です。ひとの話しも、こころの耳を傾けて聞いてくれる人たちです。

逆に、そのため、上にも書いたように、相手や周りのエネルギーに気づかぬうちに同調して混乱しやすく、夢と現実のギャップに苦しんで、現実逃避をしたがる傾向もあります。また、感染、土壌や水汚染などにも関係する星です。

・・・・・・・・

うお座のメッセージ

みなさん、混乱していることでしょう。
さまざまな憶測、情報、噂話しが飛び交い、毎日のようにメディアはおなじ話ばかり。
ウンザリするだけでなく、どんどん不安になる。

けれど、思い出してください。
あなたは、亡霊ではないのです。
精霊でもないのです。
この世に、この星にいる間は、人間なのです。

肉体をもった物理的な存在なのです。
誰かが病気になって、可愛そうに、辛いだろう、と思うのは素敵なことですし、魂と精神、そして良心を持った人間として、自然のことです。
誰かが病にかかれば、自分もなるのでは、と不安に思うのも、「わたしたちは一つ」という意識をもつ人類、そして実際に伝染することもある人類には、当然でもあります。
けれど、あなたには肉体という、他者との間の壁があります。
こころで繋がっていても、必ずしも肉体で繋がれるわけではありません。
他の人と同じ星にいて、同じ菌と触れ、同じ情報を得ても、同じ病気に、みんなが同じように感染するわけではありません。

思い出してください。
あなたには、意識と意思というものがあることを。
ダイアモンドプリンセス号には、3000人以上の人が乗っていて、ほとんどすべての人が同様の菌に触れている可能性があったとしても、2019-nCoV菌のことが発覚して現在まで、死に至っているのは乗船者全体の0.1%に満たないことを。
0.1%にこころを寄せるのは素晴らしいことですが、死の事実だけにスポットライトを向けるのは、健康的でも建設的でもありません。
その0.1%に至った人の状況、条件、すべてを知るまでは、簡単に判断をしないほうが良いでしょう。
そして、その0.1%の人たちのことを熟知したら、感染を防ぐための健康的で建設的な方法はなにか、それを考えるようにしましょう。
一番大切なのは、あなたは肉体的存在であり、霊だけではないことを思い出し、肉体を健全に保つために何をしたらよいか、それを理性的に考え、発見してゆくことです。

思い出してください。
あなたには、行動力というものがあります。
肉体と知性を使って行動ができるのです。
ある、長寿と健康と若返りの研究で著名なアメリカの、エド・パークスという医学博士が発表していることがあります。
病から身を守り、死ぬまで健康で若々しくあるためには、免疫性を高める必要があるが、免疫性を高めるには、以下の順番で、以下の機能が健全に働いている、または、対策を講じる必要がある。

1.呼吸
2.思考回路
3.睡眠
4.食事
5.運動
6.サプリ

と、言っています。
そして、これが優先順位だと。
今、不安のある人が多いなか、この研究結果は、とても役に立つことでしょう。
人間は、肉体的な存在なのですから、このようにウイルスが猛威を振るい始めたら、免疫性を高め、高い位置で保つことがなによりも肝要です。

それにしても、気づいた人も多いと思いますが、このエド・パークス氏の提唱する健康若返り法のトップ3は、物理的なことというよりは、目に見えにくいものばかりです。
呼吸、思考回路、睡眠。
逆に言えば、お金もかかりませんし、必要なモノなどありません。
そして、案外難しいものばかりです。
例えば、思考回路。
前から、余計な荷物を下ろしなさい、と天が言い続けていますが、余計な荷物をしょいこんでいると、思考回路が負のスパイラルに落ちてゆきます。
そうすると、自然と免疫性も落ちます。
思考回路を整えるのは大切なのです。

ここは天からのメッセージを伝える場なので、このパークス博士の6つの順番の内容についてのこれ以上の細かい説明は割愛しますが、これに準じて行動をするとよいでしょう。
まず、健やかな呼吸をし、次に健やかな思考回路を持ち、それから続いて健やかな睡眠をとり、健やかな食事をとり、健やかな運動をし、健やかなサプリを摂取する。

パーク氏の言うとおり、健やかな、体を強くする呼吸から始めなさい。呼吸はすべての根源なのだから。食べなくてもずいぶん生き延びられるけれど、呼吸を止めたら10分と保たない。

夜眠る前はwifiのスイッチは切りなさい。
テレビのある部屋で眠るのはやめなさい。
噂話に翻弄されるのはやめ、心配ばかりするのもやめ、大地に立ちなさい。
冷蔵庫にだってアースがあります。
人間にだって必要です。
大地に立ち、電磁波を体から抜きなさい。
そして、天に向かって顔を向け、両手を広げ深呼吸なさい。
気＝エネルギーの通りをよくするのです。
大地と天の気をいただくのです。

心の中にたまっている毒を抜きなさい。
恨み、辛み、嫉妬、怒り、被害者精神、後悔、罪悪感。
こころの毒が抜けなくて苦しむのは、病にかかるのは、あなた自身です。

心の毒抜き、感情の断捨離は、言葉でいうほど簡単ではありません。
それでも、お伝えしましょう。
すごく重要なのですから。

そして愛しなさい。
愛すると、セラトーニンという幸福感をもたらすアミノ酸が増え、免疫性が高まります。
動物でも、人でも、花でも、音楽でも、愛でるとよいでしょう。
笑顔でいましょう。

中国で大変な思いをしながら働いている医師たちや、医療環境の整わない中で患い不安な人々や、苦しんでいる人たちのために祈りなさい。
そして、人生そのものを愛するのです。
毎朝、毎日、毎晩。
難しい？
そりゃそうです。
人生が簡単なんて、誰が言ったのです？
しかし、人生は美しいものです。

それにね、実行できるだけの力は、すべての人にあるのです。
しかも、行動への追い風の星の力が今、天に満ち、地上に降り注がれてています。

今年はひっくり返る年だと、年頭からお知らせしています。
聞いてはいても「こう来る？」と、驚いてはいると思いますが、不安がることはありません。
これが、今の流れです。
それより、冷静さを取り戻し、不安と病の炎を消すための行動をしましょう。
この試練の続く年は、自分と向き合う、よいチャンスだと思うとよいでしょう。
健やかに、強く、そしてもっと優しくなれるチャンスだと思うとよいでしょう。

そして何より、思い出してください。
あなたそのものが天の子なのです。

「なんとなく」感じる感覚を大切にしましょう。
そこに大きなカギが隠されていることがよくあります。
わたしは、去年の夏、毎年作るわけではない梅干しをどうしても作りたい衝動にかられ作りました。
なんとなく・・梅干しで免疫性を高める必要性が今年は冬になったら来るんじゃないか・・そういう風に景色が見えたのです。
それで、お断りして、誰も見向きもしない農薬も肥料もかかっていない、けれど見事に美しい近所のピアノの先生の家の畑の完熟梅を毎朝拾い、数えて400粒以上漬けました。
1年間、毎日1粒食べようと思って。

梅には殺菌作用や免疫性を高める作用があるのです。
半年が経ち、コロナやいろいろが流行る冬がやってきて、あぁ、あれは天の声だったのだとわかりました。
病気の人や旅行中の人に差し上げたりしているので、1年は保たないけれど、せめて冬の間はたっぷりあります。（写真は、去年の初夏の梅仕事の様子と梅）
うお座は、こういう日常の中にある何気ない直感も表します。

すべての人の傍に、天は、地は、星は、神は、自然はついています。
すべての人に、うお座もついています。
天の声としるしは、すべての瞬間に、いろいろな形になって表れています。
見るか見ないか、聞くか聞かないか、実行するかしないかは、あなたの選択なのです。

これが、うお座の声です。

・・・・・・

文・写真　by 目（さっか）

上の写真は、一番上のバナー写真が今現在の梅の花。これが梅の実に、通常だと6月くらいになります。文章の中にある数枚は、去年、梅を漬けたときの模様です。昔のお寺のお坊さんが、熟した梅がポトリポトリと木から落ちてくるのを一つずつ拾って少しずつ塩と混ぜて漬けて梅干しを作っていた、という話しをある人から聞いて、やってみました。けれど、実際には、一つ一つというよりは、次から次にポトポト音をたてて落ちてきて、「もう、落ちなくていいよ～」と、言ったくらいでした (笑)　自然ってすごいです。豊かさで有り余るほどです。そして、完熟した梅を漬けると、梅干しになっても甘味があり、美味しいものです。今年は、みなさんもいかがでしょう。